いくつか子育てをするに当たり、こうした子育て本も読んでおります。
ただ、正直個人の私見が多い気がしていて、あまり科学的ではない印象が強いです。
・有名な先生が言っているから
・小児科の医者が絶賛しているから
・東大に〇人入れた母親が言っているから
という理由でもてはやされている本が多く、なんだかなぁと思うものが多いです。
本作は少しずつ科学的な裏付けも入れているのですが、断片的な事例な裏付けが多く、
個人的には新しい発見というものなかったかなあという感じでした。
一貫して、「家庭内教育の重要性」と、「否定しない&愛情によって自信を育む」の2点が重要というのは分かるのですが、少し踏込が足りない印象です。
ただ、ハワイ、ロサンゼルス、上海で教室を運営する人気の塾経営者という肩書で、
ビジネス書を読むような方には受けが非常に良いと思われますし、Amazonのレビューも4.4という高評価です。
筋が通っているとは思うので、良書であることは間違いないです。
よくある下記のという紋切型の説明。
・インド=2桁の掛け算もさせる数学教育
・韓国=受験戦争&グローバルな英語教育
・中国=一人っ子政策によるお金のつぎ込み&受験戦争
・フィンランド=ディスカッション教育
第3章の「日本人の子育て7つの間違い」という項目で、
最近教育書でお決まりでよく書かれるようなことですが、
改めて文章として読むことで感じる部分も多いです。
・「人に迷惑をかけるな」で、自尊心の低い子に
・シャイな子、臆病な子に共通する愛情の実感不足
・命令・否定言葉を連発しているとキレやすい子どもになってしまう
・「早くしなさい!」せきたて言葉でプレッシャーに弱い子に
・「兄弟姉妹は平等に」で家庭内の問題が増える
・「学校まかせ」では子どもは勉強嫌いになってしまう
・パートナーの「悪口」を聞かせると、友だちができない子に育つ
もしお時間がある方であれば、読んでみても損はないと思います。