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Into The Light

好きな音楽や楽器のこと、ほか趣味のこといろいろ書き綴ってみようと思います。

最近絶賛どハマり中の喜多郎。最近頓に気に入っているのがこの曲



このたおやかで美しいメロディ、そして幽玄なシンセに優しく響くストリングス。疲れたときに聴くと最高の癒し。

ということで今週の仕事終了。明日は渋谷でライヴです。
昨晩はリハでスタジオに入ってきた。ライヴ前の最後の練習&調整を。

そして、来週はライヴ本番。

○S.H.那由他ライヴ

2014.10.25 (Sat) 「IB MUSIC LIVE SHOWER 2014」
@渋谷 TAKE OFF 7(→ http://kox-radio.jp/takeoff7/ )

開場 16:00
開演 16:30


出番は6バンド中2番目。時間的には17:40くらいから。

このハコでのステージは5月に続き2度目。そしてこれが今年最後のライヴになる予定です。

お時間のある方は遊びに来て頂ければ嬉しいです。



今回の相棒はコイツに決定。このバンドでの最近のリハではもうこのベースしか使っていないくらいのお気に入り。

今回も弾きまくるよ~♪
日本が世界に誇るアーティスト、「喜多郎」のアルバム「MANDALA」に収録されている至高の名曲「Kokoro」。




荘厳なSEに導かれ、ストリングスをバックにエモーショナルなギターが歌う。このギターを軸にした起伏のある曲展開が最高。エンディング、曲がいったんブレイクした後に波の音のSEが流れる中静かに登場するストリングス、そしてその後に流れ出す泣きのギターに感涙。




ライヴ・ヴァージョンは特に素晴らしい。オリジナルより若干ゆっくりのテンポに重めのリズム。泣き泣きのギターソロが大幅に引伸ばされている。これだけでもう恍惚。喜多郎氏もギターにシンセに大活躍している。

いやはやたまらん。
最近特にハマっている曲。日本のプログレッシヴ・ロックのバンド「Ain Soph」が1980年にリリースした「A Story Of Mysterious Forest」のタイトル曲、「組曲:妖精の森」。



静謐なシンセに導かれて始まるオープニングから、疾走感に富んだジャズっぽい展開を経て出てくる甘美な泣きのギター+メロトロン。これはシンフォニック・ロックの極致。

30年以上前の日本の音楽シーンにこんなとてつもない名曲が存在していたんだな~。当分ヘヴィローテイション決定。
最近自分の音楽嗜好はインストに傾倒しつつある。

インスト縛りでいろいろ探しているうちに見つけた1人のベーシスト、渡辺健氏。この人は日本のフュージョンバンドの草分けである「PRISM」のベーシスト。

「ベースマガジン」に登場したことがあるので名前は存じ上げていたけれど、プレイを聴いたのは今回が初めて。

この動画では氏のベースソロを存分に堪能できる。



このたおやかでメロディアスなフレットレス・ベースのソロ、最高です。この動画ではベーシストが2人いる。もう1人のベーシストは渡辺氏がPRISMを脱退した後に後任として加入した方らしい。

やっぱりインストはいいね~。最近はヴォーカルが入っている曲に違和感を感じるようになった。病気でしょうか…?


アメリカのプログレッシヴ・ロックのバンド「FIREBALLET」の2ndアルバム「Two Too...」。最近リマスターされてCD化されたので早速入手。

収録曲は以下のとおり。


1.Great Expectations
2.Chinatown Boulevard
3.It's About Time
4.Desiree
5.Flash
6.Carrollon
7.Montage En Filigee

このバンドはムソルグスキーの「はげ山の一夜」をカヴァーした1stアルバムが有名。この2ndもストリングスやブラスをフィーチャーした全体の作風は1stから継承されている。1曲目の印象的なサビや、2曲目、3曲目辺りの重厚なストリングスをフィーチャーしつつもせわしない展開、7曲目のゆったりと流れるシンセが聴き所かと。とにかくアレンジが巧みで飽きさせない。3曲目にはよく聞くクラシックの超有名曲のフレーズが飛び出す。1stアルバムに並ぶなかなかの好盤。QUEENあたりを意識したようなコーラスも耳に残る。





ということで内容的には非常に満足のこの作品、アルバムの顔であるジャケのセンスが凄すぎる(笑)。まぁおいらはこういうの嫌いじゃないけどね(笑)。

今回リイシューされたCDには2曲のボーナストラックが入っている。1曲がライヴ、もう1曲がなんとX JAPANの「Tears」のカヴァー。何で唐突にX JAPAN?関係者がファンとか?このバンドのイメージが壊れそうなので自分はまだこのボートラは聴いていない。日本語で歌っているのだろうか…?
今週結構な頻度で聴いた曲を紹介。


先日記事を書いたCHICAGOのファーストアルバムの1曲目「Introduction



近年は極上のバラードが有名なCHICAGO。デビュー当時はこのようなジャズのテイストを含むブラス・ロックを演っていた。シャープなホーン、故Terry Kathのソウルフルなヴォイスもさることながら、個人的にはPeter Ceteraの弾きまくりのベースにKOされた。この人はヴォーカリストとしての面がクローズアップされがちだけれど、ベースもめちゃめちゃ上手い。ちなみに、ファーストアルバムリリース時は「The Chicago Transit Authority」というバンド名だった。ファーストアルバムからサードアルバムまでは全てLP2枚組でのリリース。4作目の初のライヴアルバムに至ってはLP4枚組。とても新人のバンドとは思えない。


John Mclaughlin率いる超絶技巧集団Mahavishnu Orchestraの「One Word



1972年リリースのアルバム「Birds Of Fire」に収録。メンバーのテクニックが遺憾なく発揮された手に汗握る名曲。特にベースのソロに導かれて始まるギター&シンセ&ヴァイオリンのソロ廻しは絶品。その後に手数多めのドラムソロを経て最後は高速ユニゾンのキメ。約10分があっという間。ヴァイオリンはワウがかかっていて面白いサウンド。


オランダのCAMELフォロワー、ODYSSICEの「A Prophet's Dream」。



本家CAMELに勝るとも劣らない極上の泣きのギターが堪能できる奇蹟の名曲。感情を抑え切れないような切ないフレーズは涙を禁じ得ない。ギターをサポートするシンセやピアノのフレーズも耳に残る。まぁ四の五の言うより聴いてもらった方が早い(笑)。


アメリカのプログレバンドASTRAの「Silent Sleep」。



はっきり言ってこれはアメリカのバンドとは思えない。70年代のイギリスの香りがプンプン。メロトロンが全編にフィーチャーされている。このバンドのメンバーは本当にプログレが好きなんだなぁ…最後に出てくるシンセのソロも堪らない。

たぶん今回紹介した曲は過去に日記に書いていると思う。個人的には何度聞いても飽きない名曲ばかりです。
再編したバンドの音合わせに行って来た。

バンドはギター、ベース、ドラムのトリオ。ネットのメン募で知り合ったメンバーのバンドに自分が加入するかたちで始まった。元々ギターとドラムは長く活動を共にした仲とのこと。途中ギターの離脱、新たに加入したヴォーカルのゴタゴタ等があってフェイドアウトという感じで活動が止まってしまった。

自分には今活動している別のバンドがあるので、正直言ってこのバンドことは頭から離れつつあった。が、ある日PCに入っている音源の整理をしていたところこのバンドの音源が出てきた。聴いてみるとやっぱりいい。そこで自分からギターとドラムに声をかけ、スタジオ入りの約束を取りつけた。

で、昨日スタジオ入り。スケジュールの勘違いからちょっとした行き違いがあったけれど、以前の3人が集結した。ドラムとは2年ぶり、ギターとは3年ぶりの再会だ。以前演っていた曲(10分弱のインスト)を合わせてみた。ギターが楽器を7弦ギターに持ち替えたためか、リフにヘヴィさが出てすごくいい。ブランクがあるにもかかわらず、それなりにまとまったプレイができた。勿論細部に目をやるとまだまだ課題が残る状態だけれど、プレイしていて非常に爽快。この1曲を延々とプレイしたのだけれど、楽しくて堪らない。

音楽以外のこともいろいろ話を聞いたよ。ドラムが今釣りにハマっているらしく、バンドが活動休止している時は月に2~3回のペースで海に出ていたとのこと。昨日も昼間釣りに行って、その後竿をスティックに持ち替えてスタジオに来た(笑)。


結局、再始動ということで話が纏まった。これからが楽しみで仕方がないね。
再結成するバンドの音合わせがある。ギター、ベース、ドラムのトリオ。ギタリストとスタジオを共にするのは約3年ぶり。


以前やっていた頃はインストがメインだった。今回もその路線を踏襲していく予定。とりあえず以前作ったマテリアルをプレイしてみて感触を確かめる感じかな。




本日の相棒はこいつに決定。レギュラーチューニングで弾くのも久しぶり。兎に角今晩が楽しみで仕方無い。

このリユニオン、是非成功させたいものです。



最近ちょっとしたきっかけで知ったスウェーデン出身の超絶技巧ベーシスト、Jonas Hellborg。

初期のキャリアではJohn McLaughlinの再編Mahavishnu Orchestraでのプレイが有名。



高速スラップのベースソロ。坊主頭が印象的(笑)。




アルバム「Abstract Logic」より「Throwing Elephant and Wrestling」。スラップをメインに縦横無尽に弾きまくるヘヴィなベースが印象的なジャズロック。





アルバム「Art Metal」より、タイトルチューン。この寸分のズレも無い高速ユニゾンは最早人間業ではない。

兎に角テクニックとセンスがピカイチ。掘り下げて聴いてみたいアーティストです。