「○○さーん」と何度も私を呼ぶ声が聞こえ、目が覚めるとまだ手術室のような部屋にいました。
姿は見えませんでしたが、おじさんらしき人の「痛い~痛い~」と唸るような声が聞こえてきました。
その部屋は術後、完全に覚醒するまで過ごす部屋だったようです。おじさんも術後だったのかな。
私も目が覚めると真っ先にお腹の痛みを感じました。
まだぼんやりしていたのもあって、近くにいた看護師さんらしき人に「お腹が…痛い…です」と伝えるのがやっとでした。
声が出にくく、喉が痛かったです。
(挿管していたから)
その後すぐにハッとして、私は帝王切開したんだ!と気付きました。
私「赤ちゃん…は?」
看護師「また後ほど先生からお話がありますからね」
何だかはぐらかされたような気がしました。
気にはなったけれど、しばらくはとにかくお腹が痛くて痛くて…
術後の痛み止めは医療用麻薬で、ボタンを押すと体内に流れる仕組みになっていましたが、最初は全く効きませんでした。
後から聞いた話では痛み止めの点滴が閉塞していたみたいで、ちゃんと入っていなかったようです。
(その後は大丈夫でした)
18:00頃、旦那が待つ病室に戻りました。
2017年10月16日、15時45分
身長40.5㎝
体重1464g
三男は無事に誕生したと教えてもらいました。