フランス内のサンティアゴの巡礼路は、ルピュイの道、ヴェズレーの道、トゥールの道、アルルの道などあります。メモアルルの道以外は、Ostabatあたりで合流するようです。

「など」と書いたのは、まだきちんと調べてないのと、ヨーロッパの他の国から出発した場合の道、派生した道、そして、自宅から歩く人もいるので、道は無数にあります。

おおまかなご参考までに、前にEstaingで写したパネル↓ 

拡大してみるとヴェズレーの道があれ? と思いますが、GRのルートと混ざったり、間違ったりしてるのかな? 

 

今回はヴェズレーを出発して、南の道を35kmだけを歩いています。

旅の目次はここです。

 

2日目の続きになります。

ヴェズレーから8kmほど離れたところにあるPierre-Perthuisに着きました。

Pierre-Perthuisの発音は、ピエール・ペールテュイのカタカナ表記が近いんですが、相方フランスは、「この綴り字はそう発音するけども、地名の発音はトリッキーなので、地元の人に聞かないと分からない」と言っています(例 Asquinsが「アカン」)。

 

さっそく橋を渡りますが、高所恐怖症の私は、頭皮がざわざわ、足もふわふわしてきて危険信号ですあせるあせる早歩きしました。

ここは、新旧2つの橋があって、わりと有名らしく、下に降りたいところですが、バツマークが続きます。

ようやく巡礼路マーク(と「橋」の標識)があり、降りていきます。

 

 

la Grande Vadrouille 「大進撃」という映画で、少しこの橋で撮影したシーンがあるそうです。古い映画だけど、Louis de Funèsが出てて、おもしろい。

写真は、昔、Beauneで撮った壁画。Louis de Funèsは右から2番目の人。

 

カヤック軍団がやってきました。

 

巡礼を再開します。

この橋を渡って、森の中に道が続いています。

 

狩猟場所のようで、注意のフダが立っていました。

2020年10月18日から 2021年3月31日とあります。

今年も10月中旬あたりから狩猟が解禁になるのでは。

 

ローマ人が作った道に入ります。ガイド本ではBois de l'Epenayともあります。

私は、ちょっと怖かったショボーン ここは、一人では歩きたくないです。

もし木々の間から襲われても、誰にも発見されなさそうだから、怖いんです。

ヨーロッパに住んでるから、そういう発想なのかな。

この方↓は、割とルンルン気分で歩いています。

この後、巡礼路がぬかるんでいます。

泥ゾーンを避けた道が(↑写真の右側に)、巡礼路と平行にできています。

この後、泥のない道を歩き始めたのですが、道標がないので、泥の巡礼路を見失わないように歩きます。

 

 

森を抜けて、綺麗な道に出ました。

私の帽子は狩猟用ハットで、オレンジとカーキのリバーシブルです。

この後、逆方向から、フランス女性がザックを背負って歩いてきました。

数えるほどしか、人とすれ違ってないです。

 

Domecy-sur-Cureで集落をぬけて、

 

泥(ぬかるみ)のパネルがありました。

天候によっては泥だらけになるのかな。

 

ここから、またローマ人の道に入って行きます。ここもちょっと私はこわかった。

 

この塀が出てくると、そろそろBazochesです。

この怖い塀の中は、シャトーですが、観光客は入れないと思う。

あとで調べたら、有料で見学できたみたいです。

Château de Bazoches

 

下って下って、Bazoches(バゾッシュ、バゾシュ)の中心にあるレストランLe Relais Vaubanを目指します。

 

レストラン自体の写真を撮るのを忘れてました。

お昼は、

Entrée 前菜 : Quiche à l'Epoisses(チーズの一種) en salade 

一口もらったけど、おいしかった。私は前菜は頼みませんでした。

 

Plat メイン : Faux-Filet 220g 

付け合わせが、フリットとズッキーニの選択制ですが、半分ずつにしてもらいました、ほとんどのお店で半分ずつにできます。相方のは何か忘れました。

 

デザートは、イタリア風レモンタルト、二人で半分こ。

コーヒーに焦点があってしまってるー、写真って難しいですね。

おいしゅうございましたお願い

 

Crédentialを持って行ったら、レストランのウエイターさんの一人は、サンジャックの道だということを知らなくて、もう一人の方が説明を始めました。

 

次に相方がお会計に行ったら、村の偉い方とお店の人で、村おこしの話題で盛り上がっていたらしいです。

実は、このレストランは宿でもあり、私は泊まりたかったのだけど、満室。

結婚式だったらしいです。シャトーで貸し切りでしたのかな?

 

あと、お店の人によると、準備不足の巡礼者が、17時に別の宿を出発して、22時にここに着いたことがあったそうです。どうやら迷子になったらしい。

うちらも迷子になったのところじゃないかな。

 

つづく