2021/5/27

EstaingからGolinhac (ゴリニャック) 15.7km

 

今思うと、歩き出して4、5日目に丸一日休みを入れたらよかったのかなと。もし今後、長期で歩く場合は、初めは距離は少なく、4日目ごろに休息日、その後、8~10日ごとに休息日を入れた方がいいのかなと思います。そしたら故障も防げるし、体も回復するからペースも維持できて、結局、休みなしで歩いた場合の日数と同じなのかも。今回の日程と距離数はここです。

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マメ(ampoules)がひどくなって足をひきずっている相方に、バスに乗るかと聞いたんだけど歩きたいらしい。あと2日で終わりだし、消毒をしていれば、マメは悪化しない気もします。相方が、この日は歩く距離も少ないので「絶妙なスケジュールの組み方」と絶賛(私は冒頭のように少し反省)。

 

朝食なしのジットなので、持っていたものですませました。キッチンには、コーヒーメーカー、ブイヨワー(湯沸かしポット)、電子レンジやコンロがあって、インスタント・カプチーノと紅茶を飲みました。

 

今晩は、キャンプ場に泊まりますが、16時半から受付なので、10時すぎに、ジットを出発。

 

再度、ジットの写真、2階にテラスがあって、そこに洗濯を干せます。

 

坂を下って、教会の中も見ました。

写真は、教会の向かいにあるお城の下から撮ったものです。

 

向かって左が、サンジャック、右がSt Roch(サンロック)の像です。St Rochは、いつも片足をセクシーに出しています。

病気に関連した聖人みたいで、巡礼者を守ってくれそう。相方のマメが……と祈ります。

 

教会の入り口にある石の十字架。

こっちの面には、Ascension(昇天)の様子があって、キリストの上に足があるのがおもしろいと相方が眺めてました(マメはないぞー)。

 

教会の向かいにあるお城。入場できるけど、今回はスキップ。

 

物産品もあるスーパーで食料を調達して、相方が教会への登り口に戻って、パン屋さんにも行きました。今日はここを逃すと食料調達ができません。

 

いろいろ設置されているパネルの一つ。相方は、パネルは、全部読むか写真に撮っています。

サンジャックの道が、血管みたいに、フランスのあちこちあります。

 

橋を渡り、昨日来た道に戻ります。つばめがたくさん飛んでた。Estaingさようならパー

 

ここから巡礼路が、2つに分かれます。

巡礼路のvarianteのGR6と巡礼路GR65があります。

2つはCampagnacで合流するものの、私たちは、合流前、GR65上にあるGolinhacのキャンプ場の中の小屋を予約しています。

 

なかなか La Roquetteに着かなくて、途中のベンチで休憩しました。

実は、私が足裏に違和感を感じたのでした、大丈夫そうです。

すでにお腹すいて、相方が、2切れだけ買っていたFouaceを食べます。

昨日食べたのはパサパサで飲み物に浸して食べたほうがよさそうでしたが、今回のはブリオッシュみたいに柔らかかったです。Fouaceも地方でいろいろあるみたいです。

 

12時なので、レストランも開いてるだろうから、電話で今晩のご飯を予約します(やはりSFRは圏外で、Freeの携帯で)。

(コロナで)お持ち帰りしかしてなくて、19時半に取りに行くことになりました。

キャンプ場はスナックバーがあり、事前にメニューも送ってくれました。そして、外で食事できる方法とそこに巡礼メニューもあると教えてくれてたんです。

 

きれいだけど、EDF(電力会社)が人工の湖だから注意というパネルがありました。

 

La Roquetteがどこか分からなかったので、今、地図を見てみると、↑この写真で向かって右に進んでいたらあったのかなと思います。巡礼路は左に曲がりました。

 

 

この日はやや暑かったけれど、風が爽やかなので、助かります。

相方フランスが「すずしい」という日本語を覚えます。

「水はすずしいでしゅ」と言ってたので、それは「冷たい」に訂正。日本語は話すのは簡単と思ってたのですが、たまに難しい。

 

今度はレッドゾーン(難易度高とガイドブックで赤に色分けされている道)で、登りです。写真は、振り返ったところ。

道幅が狭く、左がすぐ崖で転落の危険がある所で、さすがに二人とも、地面に手をついて進みました。ここ、一瞬だけだったし、それほど難しい道でもなかった。

 

Montegutをすぎて、登りきったところです。

 

給水地点のベンチを狙っていたのに、巡礼者が先にいました。しょうがないので、お水をたくさん汲んで(蛇口↓)、先に進みます。トイレも一応ありました。

 

Fonteillesの村の道標があってから(この村も巡礼路を少し外れないといけないのかも)、2008年に亡くなったおじいちゃんの立て札がありました。巡礼者とお話しするのが好きだったようです。

 

途中、白塗りの若者が草原から顔を出していて、びっくりしました。日焼け止めをたっぷり塗りすぎただけでした。相方は、巡礼始まったばかりの日、曇ってるからと、日焼け止めを塗らずに歩いて、鼻と耳の皮がむけました。

 

水場は、よく刺してくる虫がいるのでいやだったのですが、岩がちょうどいい具合にあるので、ここでお昼を食べました。岩も(草むらも)たまにダニ(tique)がいるので注意です。

 

もう少しで到着と思っていたあたりです。

ここから、木々の間を、急な傾斜を下ります。

 

写真は、振り返ったところ。なぜ、ガイドブックで難易度・中の道になってないんだーと思いました。そもそも、道にさえなってないような……下りは苦手です。

 

牛や羊は、有刺鉄線でも首をつきだして草を食べていることがあります。

ここに出た時に、このままアスファルトを上に登るのかと、げげっと思っていましたが、右の方の森へ道標がありました。もう少しでGolinhacに到着です。

あし

あし

 

Golinhacでは、キャンプ場の中の小屋を予約していました。

https://pole-bellevue.fr/tarifs.php

 

Golinhacに着いてすぐに小さなお店で飲み物を買えばよかったかも、行こうと思った頃には閉まっていました、キャンプ場で買うと割高だった。

 

洗濯をして、予約していた夕食を取りに行きます。

 

その前に教会見学。

 

結局、レストラン前の広場のところで食べます。

明日で終わりなのかと思うと、さみしいです。でも、相方の足は喜んでいます。

明日はもっと暑いそうなので、なるべく早く出発しようと決めました。

 

5/28につづく……