ウェサンチョン(母親の弟)の家の物置きを整理して出てきた絵3枚。
朝鮮に帰国した이모부(母方の姉さんの夫)在日画家ピョ・セジョンが末っ子のヨンミを描いた絵。
1976年にサンチョンが親族で初めての祖国訪問の際にプレゼントされた絵だ。私はたしか84年の祖国訪問でピョンヤンと咸興で二度イモブと会ったことがある

1984年咸興で撮った一枚。後列右から2番目がイモブのピョ・セジョン。左から3番目の女子が絵のモデル従姉妹のヨンミ、当時、咸興で인민교원小学校の先生だった。一番左が小さいイモ、一番右の小さいイモブは咸興で生まれ育った人。ちなみに左から2番目の小さいイモの娘の顔は今のうちの娘と顔が全く同じソックリ!

ちなみにピョ・セジョンで有名なのはこの絵。
朝鮮学校建設の喜びを自分の子供達をモデルにして描いた在日なら一度は見たことのある有名な絵。ちなみに4人兄妹で末っ子のヨンミだけはウリナラ生まれなのでこの絵にはいない。
全羅南道木浦市で南朝鮮労働党員を両親に生まれ育ち、1948年に迫害を逃れ更には勉強のために単身日本に来てその後62年に北に帰ったイモブのピョ・セジョン。日本には僅か14年しかいなかったけど、その軌跡はやはり在日画家と呼んで差し支えないのではないでしょうか?
詳しい事は白凜先生の「在日朝鮮人美術史」をご参照下さい。
네 여러분 즐거운 하루 되세요!
アンニョ〜ン!