金曜危機脱出 | ヨンさまブログ

ヨンさまブログ

とある焼肉屋のおやじです。

緊急事態明けの金曜日ニクの日
バイト全滅!
むしろ、こっちの方が緊急事態!
FBでバイト1日ヘルプ泣訴、
朝一で
「オレで良かったら手伝うよ」

救世主(ヒーロー)現る!
頭の中にこの曲が流れる!
インディ・ジョーンズのテーマ!
絶対に死なないインディ・ジョーンズ!この人が出てきたら何が起こっても、もう安心!


このブログでも度々登場する「蘇我の趙くん」から連絡が来る。

趙くんと言えば、初級部1年生から高校まで同じ学校に通ったオッケトンム(竹馬の友)。
初級部1年生の時잠자리반(トンボ班)で隣の席だった趙くんは当時純粋だった私に
「この世の中にサンタクロースなどいない!」

当時母親の事をママと呼んでいた私に
「ママ〜?!お前、ママって呼んでんのか?
お〜い!みんな〜!こいつママだってよ〜!」
と厳しく現実を教えてくれた蘇我の趙くん。
 
当時、趙くんは身体も大きく運動神経万能でクラスの花形。
一方、私は全く目立たない存在でクラスで1番小さくて朝礼の整列ではいつも1番前で앞으로 나란히(前へならへ)の時はウルトラマンが勝ち誇ったときのポーズのように腰に両手をあてるアレをしていた私(でも実はこのポーズ結構気に入っていた)。
しかも1年生の途中に東京第8ウリハッキョに転校し半年後に再び千葉ウリハッキョに戻った時は、私が以前千葉ハッキョにいた事を誰一人覚えておらず、何かと言うと「新しいトンムのクセに」と新参者扱いされると言う理不尽に見舞われるほど存在感のなかった私である。

その趙くんが津田沼から来てくれるというではないか!
千葉の津田沼から世田谷区って結構な距離だよ!

18時出勤なのに何もわからないからと17時に出勤し業務内容を事前にチェック。
その姿勢に相方のストロベリーちゃんが深い感銘を受ける。
完全に掴みはオッケー!
数多(あまた)の新人アルバイトを見てきた我々である、
焼肉バイト初心者の趙くんはビギナー且つ初日と言うハンデを、そのフットワークとハキハキとした受け応えで払拭してゆく。
これが学生のアルバイトの初日だとしたらスーパールーキーのレベル!使用者側が絶対に欲しがる人材!まじで、
来年還暦の同窓会が開かれる我々だけど、まだまだやれる!と앞날의희망과 승리의신심을 안겨준(高齢化時代に勇気を与えてくれた)趙くん、その姿勢に我々も初心に戻る、まじで!

ストロベリーちゃんの趙くんに対する態度が尊敬と慈愛に満ちてくるのが傍から見てもわかる。

「オッパ、オッパ」と朝高生の後輩女子が上級生の男子を呼ぶみたいな甘えるような音色で呼んでいる。 
女子に戻ったフライデイナイトのストロベリーちゃん、フライデイストロベリー!

我々が中1の時の千葉ウリハッキョ。
ジャージが超ダサい!
どうして当時の先生達(日本の学校も朝鮮学校も)は学校指定のジャージをわざわざ一番ダサいヤツチョイスだったのか?
誰も得しない不毛の選択。

でも、今こうしてみると、いい感じ出してるよね、むしろ欲しいよね、これ着て新大久保の街歩きたいよね、胸の지바초중(千葉初中)のハングルが泣かせるよね、

네 여러분 즐거운 하루 되세요!

アンニョ〜ン!

PS
趙くんありがとう!おかげで金曜危機脱出!でも、水筒忘れてったよ、近いうちに取りに来てください。
ちなみにストロベリーちゃんが丁寧に洗って保管しとります。