82年生まれキム・ジヨンその2 | ヨンさまブログ

ヨンさまブログ

とある焼肉屋のおやじです。

もうすぐ추석(チュソク、仲秋)。
추석(仲秋)と言えば제사(法事)、今年はたしか9月30日。
おそらく明けの10月1日頃には各地で제사상料理でテーブルの足が折れんばかりの祭壇の画像がSNSなんかで次々とアップされることでしょう。

ある人がポロッとつぶやいたんだよね、

法事の季節になると祭壇の画像を誇らしげにみんなアップするけど、だいたいアップするの男だよね、
あの祭壇の料理を準備したのはほぼ100%女子なのにね。

私が言ったんじゃないですよ!
あくまでも、全く同意するし옳은말씀だと思うし、そうだ!そうだ!と私も思うけど、私は言ってません!心の中でチラっと思うだけです。私の知人の、ある先輩がいったんです。
法事を批判してるわけでも無いですから!

キム・ジヨンの小説の中で法事は厳しく批判されている。
国家的名節で休日なのに女性達は休日を返上して早朝から一滴の血も繋がっていない婚家に赴いて料理や準備にコキ使われ、当然実家には帰れない。正月や仲秋の法事後に体調を崩し病気になる女性が後を絶たないそうで、それを法事シンドロームと言うそうだ。
男は昼から酒飲んで飲めや食えやのお祭り騒ぎだけど準備から片付けまで全て女子だよね。
今まで法事で浮かれてた私はようやく気付かされたよね。

うちはどうかって?
うちはね、法事意識が希薄って言うか皆無、って言うか、父親がマルクス主義に共感していたせいか植民地主義や古い朝鮮のしきたりとかに強い抵抗感を持っていたので法事とか一切しなかった。
咸境北道出身のうちの父親の肉親達は皆「北朝鮮」に居住していたものの朝鮮戦争の時の米軍の爆撃で全員死亡か行方不明になり天涯孤独になったにも関わらず!一切法事をしなかった。だからその点ではうちの母親はラッキーだったと言える。
でも、本当は面倒くさかっただけだと思うけど。

今回これを機にちょっとだけ제사法事を調べてみた。
もとを辿れば古代中国の周まで遡るらしい、もうね、頭がクラクラするくらい遠い!
現在韓国で行われてる法事は朝鮮時代の法事が基礎らしい。
朝鮮時代の法事も前期は男女が平等に参加したそうで、それが変わったのは豊臣秀吉の朝鮮侵略以降人口が激減し国土が焦土化した事、更に降って遺産相続制度の権利が全て男子に移されたことよって男性中心になり女子禁制になリ全ての準備は男子がするようになった。がしかし、日帝植民地時代の男子の徴用により男手が足りずに再び法事の準備に女子が導入された事が現在に至っているらしい。
あくまでもザックリなのでもっと詳しい方は教えて下さい。
ちなみに朝鮮民主主義人民共和国の法事事情をわかる方、教えて下さい。

あともう一言付け加えると추석チュソクと旧盆とは全くの別物ですから!盆はインド発ですから!
ちなみに盆、お盆、旧盆、うら盆、みんな同じですから!日時も同じ!旧暦の7月中頃ですから!だから新暦で8月中頃になるわけ。
ちなみにお盆の正式な名称はヒンドゥー語のウラボンエ。
このウラがなんか旧と絡まったり終戦記念日と意図的に絡まれたりしたのが混乱の原因。
 
そんな事をボーっと考えてたら、なんと朴英二監督来店!

一番左がヒョンビン、その右が芸能企画会社社長のリ・セチャン氏、そして朴英二監督、右端が朝鮮大学校外国語学部講師のリ・ヨンチョル氏。
どうやらこの3人を中心に女性を主人公にした作品を考えてるっぽい!
いや絶対に何か企んでいるに違いない、「女優さんはこの人なんかいいんじゃない?」
「誰誰?」
「ほらこの人」
「お、キム・ソニョン!(愛の不時着の人民班長役)いいじゃん!この人多分受けてくれよ」 
とか会話が聞こえてたし!
ちなみに韓国のラジオやYouTubeで在日の映画監督でまず間違い無く最初に名前が上がるのは朴英二監督ですから!

チュソクだからお月様の歌。
20年前のピョンヤン学生芸術団ソウル公演から。
「ふるさとの春」「うちのパパ最高!」に続いて「半月」。


こちらは韓国のイ・ソニの「半月」、声がいいよね〜


ちなみにうちの主人のストロベリー氏の実家は敬虔な제사왕국法事大国。
제사法事に批判も少なくないけど、法事があるからこそ全国に散らばった肉親達が一堂に集まって安否の確認をする、これも大切な事は事実。

要は男ドモも座って飲んでないで手伝え!って話だよね、
そして、この日ばかりは女性は全員実家に帰りなさい!じゃないと罰します!くらいしないとダメだよね、

네 여러분 즐거운 하루 되세요!

アンニョーン!