グリーンブック | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

最近夜終わるの早いから、
毎日、PRIMEVIDEO三昧。

映画「グリーンブック」
久々のヒット。

1962年が舞台、
アフリカ系アメリカ人ピアニスト、ドクター・シャーリーと、ガサツなイタリア系運転手兼用心棒トニーのロードムービー。

北部で著名なピアニスト、ドクター・シャーリーは南部ツアーの為に腕っぷしの強そうなトニーを雇う。
無教養で黒人に対する偏見を持つトニー、

ケンタッキーに着くと本場のケンタッキーフライドチキンをバケットで注文し運転中手づかみで食べながらドクターに「いっぱいあるから食べなよ」と進める。

困惑と不快な表情を浮かべながら
「私はフォークとナイフが無いと食事が出来ない」と言うドクターに驚きながらも無理やり食べさせるトニー。

休憩中に妻に手紙を書くトニー。
dearドローレスをdeerドローレスと書いたトニーの手紙を見て
「それでは親愛では無く、鹿だ、それにこのコインランドリーの件をドローレスは別にしりたくないのではないか?
これでは小学生の作文だ。
こう書いてみてはどうだろう?

親愛なるドローレス
君との愛は必然だった。
季節が秋から冬に移り、
南部の広々とした田園や木々の色が変わりはじめても、
僕の君への愛は決して変わらない、

ドローレスWith Love

トニーからの手紙を読んで感極まるドローレス、
感動のあまりその手紙を兄嫁達に読んで聞かせるドローレス、
Oh 〜
と感極まる兄嫁達。

昔「ドライビング・ミス・デイジー」と言う映画があったけど、その逆パージョンのような感じで、
アフリカ系アメリカ人が教養があって白人系アメリカ人が無教養と言う設定はあまり無いように思う、リベラルな作品であっても常にアフリカ系アメリカ人は無知と言うのが定番だった。まるで朝鮮韓国人がいつも無知でなければならないどこかの国みたいに。コロナ対策では間逆なのに。

ツアー中
グリーンブックを見ながら南部で黒人であるドクター・シャーリーが泊まれるホテルを探すトニー。
(快適な旅を!と書いてある)
裕福なドクター・シャーリーは黒人専用の粗末なモーテルに泊まり、雇われているトニーが白人専用のもっとマシなモーテルに泊まる。

行く度毎に白人や警官に呼び止められ嫌がらせをされる著名なピアニストのドクター・シャーリーとトニーの間にいつしか友情が芽生える。

私が千葉に住んでいた1970年代の千葉の警察が正にそうだった。朝鮮学校の中学生と日本の高校生が喧嘩すると毎回、日本の高校生は則解放し朝鮮学校の中学生を拘束したのだ。信じられないような事実だけど、もうそれが当たり前のようになっていた。
その後、東京に引っ越した私は東京でチャリンコ無灯で走って呼び止められた時に東京の警察が外国人登録済証明書を見せても「なんだ、お前朝鮮人か?ちょっと交番まで来い」と言わずに「電気つけないと危ないから気を付けて」と言われただけで住んだ事に驚いたものである、さすが東京は都会だと、
でも、勘違いだった事は先日の朝鮮大学校のヘイトを守る警官隊を見ても明らかである。


みたいな感じのストーリーだけど、久々のヒット!

クリスマス・イブにイタリア系のトニーが親戚達とワイワイと食事をしてる様子なんかは在日の祭事の後の食事風景の様で、うちの相方の神戸の実家は正にあんな感じで
「※キムソバン、これ食べなさい」とか、
※キムソバン=金書房、夫人側の家族がその夫を立てながら「旦那様」と呼ぶ封建的習慣の名残り。私が生まれた時も、今もこの習慣は残っている。でも、キムソバンと呼ばれるのはちょっと嬉しい。

一方のドクター・シャーリーは南部に来て初めて自分が黒人である事を痛感する。孤独な彼は家族も無く自己のアイデンティティについて常に苦悩していた。

ドクター・シャーリーの育ちの良さから来る世間知らずなところはわかる〜
私は幼い頃から在日朝鮮人の集住地区で暮らした事が無く若い頃共産主義を熱烈に支持していた父親は旧い習慣だと祭事等全くしなかった。
一方でうちの母親は私を姉ヶ崎幼稚園というキリスト教系の幼稚園に入れて我々子供達に両親をパパ、ママと呼ばせていたし、寝る前は必ずアンデルセンやイソップ童話を読んでくれていたアメリカ人みたいに。(ただし、「お前は朝鮮人だぞ、朝鮮人は立派なんだぞ」とだけは常に言われていた。)
そんな変わった家庭で育った私は、朝鮮学校に入った時のあのコテコテの在日朝鮮人の雰囲気にめっちゃビビった記憶を今でも鮮烈に覚えている。
当時の朝鮮学校の子供達の使う日本語はまるでトニーの様な言葉遣いで本当にビックリした、
私が「僕ねぇ」と言うや否やクラス中が

お〜い!コイツ、ボクだってよ〜!

と騒然としたものだ。

言うまでもなく蘇我の趙君の洗礼。

私が住んでいた市原市姉ヶ崎は在日集住地区だった蘇我と船橋からは遠く離れていたのだ。

まぁ、話があっちこっち行ったけど、そんな環境だったからかこの映画はオススメです!

実はこの前に「本能寺ホテル」も観たわけなんだけど、それについても言いたい事があるけど、また今度。
相方のストロベリーちゃんが撮ってくれた1枚、
相変わらず元気でやってます。

最近では性格は深夜食堂の小林薫で容姿は韓国の俳優マ・ドンソクを目指しております!

야!이 깨쎘끼야!

と、マ・ドンソクにアベちんがフルボッコされる姿を見たいのは私だけでしょうか?

네 여러분 즐거운 하루 되세요!

アンニョ〜ン!