「えり、えり、7時半にハッキョに집합(集合)だって」
「??」
完全に寝ぼけている娘
「ウスチャップン(優秀作品)だから今日の舞台の練習をやるんだって」
「!!!え!!!
ウスチャップン?!え〜!え〜!ウスチャップン!!!」
ワ〜ンと泣き出しながら
「アッパ〜!!」
といって私に抱きつく娘、
なんという甘いこの感情、
そう、忘れかけていた甘〜いこの気持ち、
もうね、スウィート、
久々のスウィートさんご訪問、
いったい今までどこ行ってたんだ、
フランクフルトからアルムに帰ってきたハイジに抱きつかれた時のアルムおんじの気持ちってこんな感じか?
アボンリーでマリラが引き取ると決心し施設に送り返されると思ったアンが喜びの余り抱きついたマシューの気持ちがわかる気がする、
娘が自らハグしてきたのは保育園の年長さん以来か?
こういう瞬間があるから親という商売はやめられない、
時間よ止まれ!
「あ、ラインメッセージ437件来てる、アッパ、オンマのところに行ってくる」
「え?もうハグ終わり?」
「アッパ、ウザい」
一階に降りて「ウスチャップン!!」オンマと二人で再度号泣。
前夜11月1日PM9.30
「まだ結果出ない?」
「もうこの時間で連絡なかったら無いでしょ」
優秀作品だけは翌日の発表会の舞台の準備が出来るよう前日に連絡が来るのだ。
「あ、もうこんな時間か、残念。まあ残念だったけど今年は久々に良かったんじゃない?」
「ほんま、ようガンバったわ」
すでにうるうるきている母親。
前夜11月1日PM10.43
ストロベリーちゃんがスマホの画面を凝視している、
「アッパ、ウスチャップンだって!今、チュジャン(キャプテン)オンマからラインが来た!
嗚呼、ウスチャップン!」
「えりは?えり知ってんの?家に電話しよ」
「えりもうとっくに寝てる、連日の練習と中間テストでそりゃ疲れるわ、帰ってきてすぐバタンキュー」
早く知らせた〜い
あしたの朝が待ち遠し〜
11月2日AM10.30東京朝高文化会館
会場で朝中舞踊部のオンマ達を紹介される、全く面識が無い、ので全員に「はじめまして木村拓哉です」と挨拶する、大いにウケる、掴みはオッケー!オンマ達とうまくやっていけそー、
てゆーか、木村拓哉もう古いし!
「統一旗に願いを」の演技がはじまる、
うちの子大丈夫かな、大丈夫かな、と見守るオンマ達、
演技終了と 同時に会場から大歓声!
オンマ達눈물바다涙、涙、
無償化裁判には負けた、
でも、日本の在日に対する差別が世界に可視化され、日本のダメダメな裁判制度が世界に可視化された。
日本の右翼政権とそれを追随するメディアや識者がどんなに頑張って日帝時代の暴虐を消そうとしても、世界で確定された大日本帝国の犯罪である「従軍慰安婦」「南京大虐殺」「強制連行」の評価は1ミリたりとも後退しない。
日本の司法にお似合いの言葉を贈ります、
Shame On You ‼
日帝圧政の生き証人である朝鮮学校は正にダイハードDIE HARD!
朝鮮学校は絶対に死にません‼
ブルース・ウィリスが出て来ればもう安心!絶対に死なないから!
最後は必ずキスでハッピーエンドだから!
ハゲオヤジなめんなよ〜‼
おわり