大阪物語 | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

待ち合わせ場所の道頓堀に向かう

新大阪から御堂筋線に、

御堂筋と言えばあの南海ホークスが優勝パレードするあれかぁ、
大阪の人は「通り」を「筋」というんだなぁ、
とか考えながら車内の路線図を見る、

梅田ー淀屋橋ー本町ー心斎橋ーなんば、
なんで「なんば」だけひらがな?

てゆーか、
欧陽菲菲(オーヤンヒーヒー)の「雨の御堂筋」のまんまじゃん!

♫梅田新道 心斎橋と
 雨の舗道は淋しく光る
 あなた〜あなたの影を〜
 あなたを偲んで 南にあるく♫
やはりなんばに向かっているのかる

フィンガー5のアキラが欧陽菲菲のファンだったって昭和のどうでもいい情報、
8時だよ全員集合でアキラが欧陽菲菲に「お風呂入るときは右足から入りますか?左足から入りますか?」と質問して欧陽菲菲がフリーズしてたって、知るかよ!みたいな、


そう、あれは南北首脳が軍事境界線を軽くまたぎ世界中(日本の各メディアだけは世界の趨勢に反して当時から今まで祝福どころか邪魔ばかりしている)から祝福された4月のある日、

「ソンセンニム(先生)私の事を覚えてますか?」

まるでジブリのアニメのような展開!!
「思い出ポロポロ」岸和田編みたいな!(南中は当時、岸和田にあったから)

私の事を「ソンセンニム」と呼ぶのは間違いなくあれしか無い、
35年前、実習生で赴いた南大阪朝鮮中級学校の生徒達、

まさかの35年ぶりの消息、
もうね、プチ離散家族再会、
映画「国際市場で会いましょう」みたいに
「はい、あの時の実習先生です!」
「先生〜!」みたいな、
感動の再会、
桂小金治がいたら間違いなく号泣している、

台風直後、盆明け9月の平日なのに道頓堀は人でごった返している、

初級部6年生以来の道頓堀、

巨大なカニ、巨大なカールおじさん、巨大なふぐ、巨大なガンコ親父、大阪の人々は巨大な造形物が好きらしい、
食いだおれの人形がパネルになってるではないか?!
痩せたカーネル・サンダースみたいだ、いつまでタイコたたいてんだコイツ、

戎橋、
おお、コレが阪神ファンが飛び込むアレか!ってゆーか遊覧ボートや遊歩道があるではないか!!

道頓堀川がちょっとしたヴェニスになってる!
もう、わざわざイタリアまで行かなくていいんじゃね?

周りはみんな大阪弁だけど、誰も「でんがな、まんがな、でんがな、まんがな」とは言っていない、東京のメディアで見る「そうでんがな、ちがいまんがな」、あれは嘘なのか?かやくご飯ってなんだ?!エスカレーター左側通行何とかしてくれ!こんなにコテコテなのに店頭スタッフの商品案内の呼び掛け標準語って一体❓デパートのアナウンスも標準語!それでいいのか?!大阪のプライドはいずこへ〜‼

外国人観光客がめっちゃ多い!
てゆーか、私も異邦人ですけどね、

つづく