朝鮮大学校では毎年恒例の学部別新入生公演があった。(現在はないらしい、残念)
各学部が校内の労働者の息子や農民の娘(実際には日本で在日韓国朝鮮人は農民になる事は極めて難しい)、活動家の子弟や愛国的民族資本家達に喜びと希望与え、祖国統一の為に一致団結を目指す革命的雰囲気の中、趣向を凝らしたパフォーマンスが武蔵野に春が訪れる4月に、講堂で行われていた。
スリーS政策(SEX、SCREEN、SPORTSを利用した西側の愚民政策)に基づいたブルジョア的要素をできる限り排除するという大前提の中、てゆーか制限の中、朝鮮大学校の若者達は創意工夫を重ねるのである。
私が3班(3年生)の時の1983年4月の新入生公演は印象的であった。
女子の多かった外国語学部の映画「サウンド オブ ミュージック」の「ドレミの歌」を英語で歌いながらのミュージカル形式はとても良かった。
たしか男女ペアで「もうすぐ17才」も演技したのではなかったか?
※当時校内ではブルジョア音楽(西側商業音楽)は基本的に禁止(しかし境界はかなり曖昧で、例えばビートルズの「アイルランドを返せ」はお咎めなし、それを口実にビートルズを聴いていが「SheLoves you」はダメ!ボニーMの「バビロンの河」や「ベルファスト」は上級生によって意見が分かれた、反対者の理由は露出度の高い衣装がブルジョア的だという事。しかし結局、頭の固い朝大委員会は全面禁止にしていた、しかしジュリー アンドリュース主演のミュージカルはその内容と何よりも朝鮮でも放映されたという輝かしい実績によって誰もクレームをつけなかったのだ、朝鮮映画「花売る乙女(꽃피는 처녀)」のオープニングは「サウンド オブ ミュージック」のオープニングにそっくりである。)
しかしそん中で最も秀逸だったのは当時の歴史地理学部新入生の演技だった。
大学校内売店のカップヌードル10円値上げを題材にした劇「昭和カップヌードル10円値上げ不平等条約」。
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え?おいマジか?!朝鮮新報かよ!
うっそプー‼️
次回に続く、