部活ノート | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

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机の上に置き忘れた娘の部活ノート

「読んでしまえ!読んでしまえ!
お前が黙ってさえいれば誰もわかりゃしないってことよ、
さあ、読んでしまえ!」

と悪魔ヨン様が誘惑する。

「ダメダメ!絶対読んじゃダメ!
中1だからって軽く扱っちゃ絶対ダメ!プライベートを無断で覗いちゃダメ!」

必死に誘惑に抗う天使ヨン様。
善と悪の心ががっぷり四つに組む、



娘が部活の合宿から帰ってきた。
1年生部員7人、
沢山注意され怒られた合宿だった様である。
3年生のオンニ達の怖さがパネー‼️
らしい。
練習後の総括で
「너희들(ノイドゥル=あんたら→しかしこの場合限りなく「お前ら」に近いニュアンスで糾弾の意思が込められている)上級生とのラインのやり取りだけどちょっと軽過ぎじゃないの?」

凍り付く1年生、
総括終了直後速攻で全てのラインのコメントを削除する7人の1年生。
(その姿を想像するだけで可愛い)

第五にいた時は小さい頃から家に遊びに行ったりしていた地元の上級生ばかりで上下関係の縛りは緩やかだった。
しかし十条の朝中は違う、
そこには伝統の厳格な階級制度が21世紀の現在も脈々と息づいているのだ。

秋の中央大会の演目で1年生は3人だけ選抜された。その中にうちの娘は入っていない。
夕食前に選抜されなかった四人がサブのコーチに呼ばれた。

「あなた達の気持ちは先生が一番よくわかる、先生も中1の時はそうだった、悔しかった、本当によくわかる、でもね、舞台には立てないけど心を1つにして応援しよ」

先生の言葉に号泣する四人。

合宿から帰って来てその模様を母親に話すうちにもうすでにウルウルしてくる娘、
それを見てウルウルする母親のストロベリーちゃん。
その後その顛末を私に話し更にウルウルしだすストロベリーちゃん、


合宿の話
先生に激励された後、食堂に入る1年生四人。

眼を真っ赤に腫らしながら入ってきた四人を見て夕食の手伝いに来ていた上級生のオンマが

「ああ、辛いね、辛いね、でも大丈夫、これから楽しい事も沢山あるからね、大丈夫だよ大丈夫だよ、オモニも応援してるからね」
という言葉にまたまた号泣する四人。


「しかしさあ、うちのえりは毎日反省ばかりだね、なんか総括の5分の4は反省だったね」

「アッパ、まさか、読んだん?
信じられへん!アカンやん、娘のプライベートなんやから!」

てゆーか、そう返してくるということは、あなたも読んだんですね?

追求する私に対し

「それは母親としての義務だから、でも父親の義務ではありません」

な、なんと言う自分勝手な自己中心的な恣意的主張‼️

私は毎日が部活の合宿の様な生活、
常に沢山の上級生の様な人達のヌンチ(忖度或いは気配り)を見ながら私は日々生活しております。

この地球から1日も早く階級制度を無くしましょう‼️

ちなみに冒頭で「私の悪魔の心と天使の心がガップリ四つに組んだ」と書きましたが、私はウソを書いてしまいました。

悪魔の心が圧勝でした、
過去通算の対戦成績も悪魔の心が天使の心を圧倒しておりその数字は巨人阪神通算対戦成績の比ではありません。

オレの天使の心ヨワっ‼️