部活の思い出 | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

店で息子のバスケ部3年生の打上げ食事会、

「14人の腹を空かせた高校生達」がやってきた、

アンニョンハシンニカ‼️

さすが体育会系、礼儀正しい!

でもね、
この歳になるとその礼儀正しい挨拶にいちいち笑顔で返す作業がなかなかシンドイという事を発見、
ノックの特訓を受けてるみたいで意外とキツイ、

飯も多めに炊いた、がしかし、
食事会が始まってすぐに
「アッパ!ご飯が足りない!」と非常事態宣言、

完全に高校生ナメてた、それは認める、

食う‼️パネー‼️高校生ウシのように食う‼️

てゆーか肉とメシ呑んでる‼️

ご飯の日本昔話盛りもペロリ!

なんかオレ、シゴき食らってるみたいだ、

宴もたけなわ

イッキ大会が始まる、

アルコールを出したのかって?

高校生達、水でイッキする

或いはカルピスの水割りという良心的な選択肢も用意されている、

3連続イッキさせられる奴もいる!

トイレから戻ると「おかえり!おかえり!」と全員が合唱し「おかえりイッキ」をさせられる、
何でしょうか?この理不尽なルールは?

アルコール無しでここまで盛り上がれるなんて

やはり国籍民族を問わず高校生男子はバカである。
紅一点の女子マネージャーその光景を醒めた目で見つめる、、、

でもそんな高校生尊敬する、
マジ尊敬する、




わたしも学生時代はサッカー部に所属していた、と言うより無理矢理入らされた、
当時(今でも)の民族学校でサッカーは花形だった。
そりゃそうである、当時、
ヨーロッパ南米以外の国で唯一ワールドカップ本大会でワールドカップ優勝経験国を破り欧州と南米の強豪と勝ち負けを争った国が「祖国」なのだから。

当時の東京ベイエリア千葉市新倹見川の民族学校サッカー部の掛け声は

「ヨンギネジャ オイス!オイス!オイス!オイス!オイス!」
(気合入れて行こうオイス!)

「ヒンネジャ オイス!オイス!オイス!オイス!オイス!」
(力だそうオイス!)

うわ〜ちょーダセー!
いかりや長介みて〜でマジダセ〜‼️
と思った当時、今でも、

近くの花園中学と練習試合やる時なんか声出すのちょー恥ずかしかった、

花中が

「オー ウェーイ!」と声出してるのがちょー羨ましかった、

でも少しでも声が小さくなると

「1年‼️声出せ‼️ぶっ殺すぞ‼️」

と上級生から叱咤される、
本当にぶっ殺されますから!
鉄拳制裁当たり前の時代、むしろ保護者たちから奨励されていた暗黒の昭和の時代、
鉄拳制裁も言っている
「あの頃は良かった」って、

そして十条の高校に上がってまたサッカー部に入る、

全員でランニングする時の掛け声が

「テッ!タッ!テッ!タッ!」

ちょーカッケー‼️

限りなく短くそして力強く「テッ!」

当時、
サッカー雑誌「イレブン」とかで「幻の日本一」とか紹介されたその首都東京の名門サッカー部はやっぱり違うなぁーと心から思ったものである。

声を出すのは当然1年生の作業
「テ〜ッ!」とか伸ばすと練習後連帯責任で1年生は上級生にシゴかれる。

サッカー部の1年生は2年に上がるまで甲子園球児のようにバリカン五分をしなければならい、
靴も革靴は禁止、絶対運動靴!

さらにサッカー部の1年生は校内(教室、廊下、食堂を除く)を歩いてはいけない!

常に走らなければならない!

なんなのこの理不尽なルール?!
全く意味がわからない!

ある日1人がバリカンではなくハサミで頭を刈ってきた時は死ぬ程シゴかれた。

もはや命掛けである。

なんで日本の部活文化は理不尽なローカルルールで溢れているのか?

アディダス、プーマ全盛のその時代にその十条の学校の体育の授業は男子はトレパンだった、

トレパンの裾をくるぶし辺りまで捲る
名前は後ろポケットに油性マジックで大きく書く
上級生になると名前を太ももに斜めに書いたり
色も赤とかブルーとか選択肢が増える、
そして体操着は自由だったがラグビー部やサッカー部の先輩達が体育の時間に公式ユニフォームを裏表ひっくり返して授業に参加しているのがちょーカッコよかった‼️
しかもパンチパーマ‼️
1年がそれをやると部室の裏に連れて行かれてメッタ打ちになる、
てゆーか
それをやるとメッタ打ちになるという噂がまことしやかに広まっていたので誰もしなかったためメッタ打ちになった者を目撃した事はないが、、、
当然の十条の上級生達はマジで怖かった、
父親よりも2万倍怖かった。

てゆーか、
裾まくって丈の短いトレパンに裏表ひっくり返ったジァージ姿って今思うとちよっとイカれたチェッカーズのようである、

女子は紺のブルマーに白の体操着
上級生は体操着の襟を立てるという特権があった。

今思うとあの頃ほどファッションを追求した事は無かった、
一生パンチパーマと共に!と誓った17歳の夏、

春には高校3年生になる2番目が私の高校時代の写真を見ながら言う

「うわー‼️ちょーダッセー‼️
こんなカッコでよく外歩けるなあ?!
マジ無理だわ!」

でも、大人になっても理不尽なルールってあるよね、

さあて、どこの学校のエピソードでしょうかねえ?

まあ、家族からは私の存在そのものが理不尽だって言われるけどね、、、