子供達がノートに今日一日実習先生と過ごした1日を書いて先生に渡して先生がそれに対して感想を書いて返す、ちょっとした交換日記だ。
まあ、日本で言うところの6年生(こちらでは中1)だし余裕、余裕、
、、、、、
確かに油断してたそれは認める、
ピョンヤンの子供達をナメてた、
それも認める、
子供達の中には「文学秀才班」という授業を選択している子が何人かいる、
もうね、
たかだか20分の間にスゲー長文書く、
しかも文章がとても上手い!
情緒豊か!感受性豊か!
楽しかったと事、嬉しかった事、残念だった事などが活き活きと描写されている。
字もきれい、お天気の晴れマークが可愛らしい
1番上赤い文字で
チュチェ105年(2016年)10月3日月曜日 天気晴れ
(故金日成将軍生誕の1912年がチュチェ1年)
先生の背がとても高くてとてもカッコいい!
私達の歓迎公演はどうでしたか?
感想を聞かせてください、
などと書かれている。
宿所に帰り速攻で全ての返事を書いたあと教員希望の若い接待員のお姉さんの所に行き自分が書いた文をチェックしてもらう。
おや?なんか晴れマークがちょっと大きくなってね?
こ、これはツッコめという事か?
今日は朝から実習先生を迎える事にワクワクした事が可愛らしく書かれている、
昨日より今日の先生の方がカッコいいし、
今日より明日の方が楽しく過ごせるようにしたいです!
と、とても前向きな内容である。
疑惑が確信に。
題名が「先生の授業」
今日は先生の授業があるのでとても嬉しかった事、
先生の授業がとても素晴らしかった事、
훌륭했다と最上級の褒め言葉を使っている。
そんな先生の授業を受けた事を誇りに思い一生忘れません!
大絶賛である。
ついにPSで晴れマークにツッコみをいれる。
この溢れんばかりのユーモアのセンス‼️
日本の「北朝鮮」報道と実際の「北朝鮮」全然違うんですけど?!
あの「北朝鮮」報道が始まる前のあのオドロオドロしい音楽の雰囲気全くないんですけど?!
運動会で大活躍した自分のクラスと先生に対するこの上ない歓びが書かれている。
僕は返信としてノート2ページに太陽の絵を描いて
「先生のスンテ(昇太)という名前は太陽が昇るという意味なので君のこの晴れマークを先生はとても気に入ってますお返しに取って置きの太陽を送ります。」
子供達の日記を読みながら日本で僕達が普段よくするフルーツバスケットがとても楽しかったと書いてある。
「자 동무들 시작하겠습니다!
안경낀동무、、、아니고〜」
(おそらく本国の人はこの場合말고になるのかな?この場合の아니고は在日語かしら?)
「さあみんな行くよ!
メガネかけてる人、、、ではなくて〜」
この「ではなくて〜」が
ドッカーン‼️ドッカーン‼️受ける
引き出しから出すもの全て受ける‼️
まさにギャグの天国‼️楽園‼️
ああ‼️「地上の楽園」ってこれ?!
これの事か?!
子供達が一斉に
「ソンセンニ〜ン‼️」
「せ、ん、せい〜‼️」みたいな
ここのリアクションだけは朝鮮学校や日本の子供達と同じ!
いよいよ次回は
2016ピョンヤングラフティPART7
「학급노래자랑」「クラスのど自慢大会」です。