今年の夏、
夏らしい事した?
あ〜今年も夏らしい事してね〜!
てゆーか、
夏らしい事って何?
私の夏の思い出と言えば
地元の在日コミュニティーの夏休み宣伝隊で一緒になった女子にコクって振られた事くらいかな、
朝鮮学校の夏と言えば「全国朝鮮学校中央体育大会」!
全国の中級高級学校の生徒達が東京に集まって熱い健康の祭典が繰り広げられる、
高校の部
うちの次男はバレーボール
早速駒澤体育館に直行!
家からチャリで10分、
結果から言うと
東京朝高排球部は準優勝!
うちの次男もスタメンで頑張ってた!
てゆーか三年生三人しかいねーし、
まあ、その、なんですか
近年の生徒数の激減で男子バレーボールはエントリー校が大阪と東京の二校だけなんですけどね、
女子は4校、東京、大阪、愛知、神戸。
でも会場に入るとみんなスゲー気合入ってた、
正直、バレーボールバカにしてた、
興味ねーしとか思ってたけど、
でも実は朝鮮高校のバレーボールは日本の民族学校にとって語り継がなければいけない歴史があるのを知ってる人は少ない。
その歴史の扉を開けたのが
大阪朝鮮高級学校の女子バレーボール部なのだ。
大阪朝高女子バレーボールは府内有数のバレーボール強豪校なのだ、
出れば必ずベスト8入りする実力があるのだ。
その大阪朝高女子排球部はおよそ20数年前(正確な数字は各自で調べて下さい)府大会で優勝したものの特殊学校という事で全国大会には2位のチームが出場する事になった。
しかし当時の大阪府の関係者達が(詳しい事は各自で調べてね、遅めの夏休みの宿題)「それはおかしいだろ?!」という事で、それがキッカケとなって朝鮮学校にも全国大会出場の扉が開かれたのだ。
日本の関係者が頑張ってくれたのだ。
大阪朝高女子排球部の活躍が無くして今の朝鮮学校のスポーツの活躍は語れないのだ。
と、その日集まった同窓会での「朝まで討論会」での白熱した「北朝鮮を考える」の大激論の中、イルギョンが静かな口調で噛みしめるように一堂に語ったのだ。
その言葉を聞いて私は
ああ〜
バレーボールの神様ゴメンなさい!
2度とバレーボールをバカにしません!
バレーボール選手に向かって
「この部屋、天井低くっ‼️」
とか2度と言いません!
と固く誓いました。
ちなみに中級の部のエントリーは女子の4校だけ、
神戸朝中、東大阪朝中、尼崎初中級、西播初中級の4校、
三校が兵庫県下の学校、
てゆーか、
わざわざ東京に来る必要ねーんじゃね?
はい、
周囲から散々に怒られました。
1日も早く怒られキャラを卒業したいです。
ちなみにpart2
大阪女子バレーボールはマジ強いらしく
部員の少ない東京男子バレーボール部との練習試合では男子がいつもフルボッコにされるそうです。
神戸から姪っ子のリナちゃんが上がってきて
久しぶりに会場で次男と再会し
「お、リナ、背伸びたなあ」
「オッパ元気」
のような親戚達との微笑ましい光景があちこちで目にするのもこの大会の醍醐味と言えるでしょう。
でも、地方から出てきてこのような大会で親戚のお兄ちゃんやお姉ちゃんに声かけられて周囲から
「誰誰?!今の人」
って言われるのって子供心に嬉しいんだよねえ、
Part2「駒澤の死闘」に続く