誰も知らない第五バスケの話PART2 | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

第五中級部のバスケ部

立ち位置的には
サッカーワールドカップでの
イランとかチュニジア的な

一次リーグ突破が目標みたいな、
強豪チームがここで勝ち点と得点を稼ぐ的な、
イラン、チュニジア両国国民の皆さんごめんなさい、

それでも懲りずに仕事のスケジュールをやりくりして応援に来るオンマ達、

第五の保護者のほとんどは共稼ぎ
朝鮮学校に子供達を通わすのは大変なのだ、

負けても負けても黄土色の大声援!
(昔は黄色かったのに)

ある日、
子供達からクレームが入る

「オンマ達恥ずかしいから試合中騒ぐのやめて!
第五のオンマ達1番うるさい
まじ、ハズい!」


2年が過ぎ
子供達は中級部3年になる
6年前のあのポッチャリチビ達が

今や両親達より背が高い

コート上でその姿を
見るだけで感極まる

もはや母親の肉体の一部、
彼らが傷付くと母親も痛いのだ

そんな期待の中での春の新人戦

第五は3位になる

この成績は当時の中級部バスケ界では

「おや、第五そんなに強かった?」
と思わせた、

そして満を持しての中央大会、

全国の学校が集まる

優勝候補は京都、埼玉、神奈川

女子は埼玉、千葉に東京朝中がどこまで食い下がるか、

対戦表見てガーン‼️

2回戦で早くも京都と

もうね完敗、

子供達とオンマ達の夏が終わる

優勝は男女共に埼玉
これで埼玉は春と合わせて二冠
王国の時代が続く

男子2位京都
女子2位が母校千葉

※千葉だったか第四だったか
たしか選手が5人か6人しかいなかったのではなかったか?
選手が負傷すると初級部6年生を出していた、
この現実に胸が詰まる、、、


一方で
第五サッカー部は開校以来の隆盛を誇り

6年時の꼬마축구初級部選手権で優勝

中級部3年の中央大会では堂々の準優勝

かっちんブログで有名なかっちんの御子息をはじめとしたこの世代を私は密かに
第五ゴールデンエイジと呼んでいる

第五サッカー部チェーゴインミダ!


年が明け
第五バスケ部最後の大会
関東大会

四月には高校生になる、
中級部最後のバスケをエンジョイして欲しい

保護者の願いは오직それだけ

ところが
蓋をあけるとまさかまさかの快進撃!

だれも第五なんか注目していなかった
第五の関係者達さえも

な、なんと、あの6年前のチビ達が、
まさかまさかの決勝進出!



決勝戦の舞台は東京朝高体育館

いつも2面のコートが決勝戦は中央に一面だけ!

なんと保護者達の為にアリーナ席が特設され
財政難の中、
暖房までかかっているではないか?!

もうね、第五保護者達それだけで大感激!
人生初のVIP待遇!

第五保護者達の驚きはこれだけではなかった

なんと、
試合前、両チームの選手達の名前が一人一人アナウンスされ
コートの中央からドリブルしてシュートをするパフォーマンスがあるではないか?!

自分のお腹を痛めた子供達が一人一人アナウンスされる

◯番김태위
◯番정윤현
◯番김장성
◯番김양준
◯番리유사
◯番김성철

もうね、オンマ達、試合始まる前に感極まる
目からハンカチを離せない

(いったい何回感極まるのか?!)

よくぞここまで育ってくれたものだ

そして決戦のホイッスルが鳴る

対戦相手はここまで公式戦無敗、
トリプルクラウンを狙う
王国埼玉
女子と合わせて六冠を狙う

長過ぎちゃったから
次回に続く

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対戦相手は王国埼玉
ここまで公式戦負け無し