パンガッスンニダ! | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

 あれは去年のいつ頃だったか、
仕事をしながら毎日ラジオをつけている、
TBSラジオのDIG、たしか荻上チキさんの「北朝鮮問題」がテーマだった、
 一発目のミサイル発射のときだったかと思う、
ゲスト解説者が紹介される、大阪朝鮮高級学校、関西大学卒業を経て~、

 ヘイトスピーチ、嫌韓ブームが吹き荒れる中、よくぞ朝鮮学校出身とメディアで堂々と発表したものだ、いったい誰?
 それが彼を知った最初である、

 焼肉を愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
下北沢焼肉JUNのイケメンマスターのヨン様です、
木村拓也に良く似ていると言われます、

 FBメッセージに伝言があり、彼が来店する、
北朝鮮の解説者として引張りだこの高英起氏、

 「先輩、お忙しいのにすみません」
とっても礼儀正しい、それに、画面で見るよりスリムで中々のハンサムだ、
 初対面なのでヨンギさん、と、さんづけするたびに
 「先輩、さん、だなんて呼び捨てでいいですよ」

 お客さんが引いた後、話が盛り上がる、
在日の間で、彼に対する批判も聞いた事がある、
 が、しかし彼の話を聞くと、彼は北朝鮮が好きでたまらないのだ、

 特に、私なんかは便宜上、北朝鮮、韓国、または北、南と呼んでしまうが、

 かれは「北朝鮮」と呼ばない、「チョソン(朝鮮の現地発音)」と呼ぶ、
韓国の事を「南チョソン」と呼ぶ、

 そして、彼の目線は常にチョソンの華やかな部分ではなく、
日々の生活に奔走するチョソンの庶民に向いているのだ、
 厳しい生活環境の中でも、諧謔(ユーモア)の精神を忘れないチョソンサラム(朝鮮の民)
が好きなのだ、

 そして、チョソンのサブカルチャーに対する造詣の深さ、
チョソン歌謡をこよなく愛しているのだ、しかし彼は言う、
 「僕なんかまだまだで、日本人でもっと詳しい人はいくらでもいますよ、
チョソンの魅力はヘビーリピーターが付くところなんです、
南チョソンの韓流が嵐のように過ぎ去った今、
チョソンフリークは韓流以前から脈々と今に至っていますよ」

 たしかにそうだ、多角的にチョソンに精通しているのは在日よりもむしろ日本人に多いような気がする、
 我々在日はどうしてもバイアスかかるからかもしれない、

 当日、従兄弟の嫁が店を手伝いに来ていた、
「あ、あの人、ミヤネヤに出てる人でしょ?」と私に聞く、
 
 彼女が中国東北地方出身の朝鮮族だと紹介すると、
それはそれは流暢なチョソンマル(朝鮮語、この場合北朝鮮の言葉)で自己紹介をするではないか!?
 もちろん彼女も、チョソンマルで返す、
お互いが、「ちょっと延吉訛りがあるけど」なんてやっている、

 民族学校の朝鮮語教師顔負けの堪能さなのである、
その後サービスで朝鮮中央テレビの、あの例のおばさんの真似までしてくれる、
うまい!の一言、どれだけチョソンが好きなんだ!

 自民党を支持する人もいれば、共産党を支持する人もいる、
在日も、チョソンの庶民に焦点を当てる人、
または指導層に熱いまなざしを向ける人がいる、それでいいではないか、
 
 だって、カルビが好きな人もいれば、絶対ロースという人もいる、
いやいや、おれはタン塩!と言う人もいる、
 それでいいではないか、

 ああ、JUNにはすべてありますから、
しかも、美人ママの笑顔がもれなく付きます、

突撃隊のポーズがキマッタ!


従兄弟の嫁も一緒に、
じぇじぇ!顔、半分に切れてるジャン!妖怪みたいになってる!
ていうか、顔半分返せ!
そんな豪快な性格の従兄弟の嫁をみると、
さすがチョソンのピッチュルだなあと、、、

、、、、、、、

 彼はよく三代目を風刺する、
それがよく同胞からの批判の対象となる、

 しかし世界の主要国ではどこもトップに対する風刺が盛んである、
それこそが民主主義の成熟度を測る目盛りだと彼も私も思う、
 そんなゆとりが国には必要だ、でないと息が詰まってしまう、

なんて、

 あ、いっときますけど、私、正義漢でもいい人でもありませんから!
いつもお金の事とイヤらしいことばかり考えてる、資本主義に染まったポンコツなおじさんですから、
 いつも日和ってますから、寝返りも日常茶飯事、
焼肉業界の金吾様(関が原で寝返り東軍勝利に大きく貢献した小早川秀秋の幼名)とは私の事ですから、
 だから、私に批判の矛先を向けないで!おじさんをそっとしておいて!
それでなくてもいつもストロベリー、いや最近はブラックベリーちゃんからボコボコにされてるんですから!

 お盆明け、ストロベリー四姉妹とチャンモニムが下北沢に上陸するという情報が入る、
破壊力は全盛期のビューティーペアどころではない、
 ヨン様の運命やいかに、、、