三菱ダイヤモンドサッカー | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

 ♪パーンパカパッパパン
  パーンパカパッパパン
  パーンパカパンパンパパーン♪
で始まるオープニング曲、
画面にはドイツブンデスリーガ首位攻防戦、
シャルケ04vsボルシア・メンヘングランドバッハのダイジェスト、

 ハンス・ボンガルツのダイレクトボレーが弾かれたとところを
クラウス・フィッシャーがオーバーヘッドでネットに突き刺す、

 劣勢のボルシアがアラン・シモンセンの五人抜きでカウンター、

 番組の始めには決まって金子勝彦さんの
「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?」の口上、
 そして岡野俊一郎氏との名コンビで、60年代後半、70年代、80年代、
日本で海外サッカーを紹介する唯一の番組が
「三菱ダイヤモンドサッカー」であった。

 焼肉を愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
焼肉JUNのヨン様です、

 それから4年後、
私が在籍した全寮制の大学で空前のサッカーブームが巻き起こる、
 82スペインFIFAワールドカップの時である、

 開幕試合でいきなりユーロ準優勝のベルギーが前回優勝のアルゼンチンを1-0でくだす番狂わせ、

 アルジェリアが西ドイツを2-1で破り世界を驚愕させる、

 ワールドカップ初出場のマラドーナは2次リーグのブラジル戦で相手選手に対する報復の
飛び蹴りで一発退場、

 ズビグニェフ・ボニエクの活躍でポーランドが宿敵ソ連を退け3位に、
ポーランド応援団は国旗ではなく「連帯」の旗を掲げる、
その後、ほとんどのポーランド選手がスペインに亡命、
 
 準決勝の西ドイツvsフランス戦は世界サッカー史に残るドラマチックな結末、
延長後半3-1でリードされた西ドイツが驚異の根性を発揮、
2点差を追いつき、PK戦、ハラルド・シューマッハーのファインセーブでついに決勝進出をもぎ取る、

 決勝は得点王パオロ・ロッシの先制点、雄たけびをあげるマルコ・タルデリの決勝点、
アルトベリのダメ押しでイタリアが圧倒、
 西ドイツはブライトナーが終了間際に一矢報いるのがやっとだった、

 その他にもフランスのプラテイニ、ジレス、トレゾール、ティガナ、
ソ連のオレグ・ブロヒン、チェコスロバキアのパネンカ、
スコットランドのジョー・ジョーダン
ブラジルのファルカン、ジーコ、トニーニョ・セレーゾ、ソクラテスの黄金の中盤、
アルゼンチンのパサレラ主将、ラモン・デイアス、アルデイレス、ベルトーニ、と
スーパースターが目白押しだった。

 そんなワールドカップに触発されて授業が終わるや否やグラウンドに駆け出しミニサッカーブームが起こった、
 
 唯一のルールは
得点の際、得点者は歓喜のガッツポーズをしなかった場合、得点は無効となるということだけ、あとは手さえ使わなければなにをしてもよい、
 ラフプレーもワールドクラスならよし、と、当時としては画期的な企画であった。


その当時の私達、カクちゃん以外みんな細い!
カクちゃんだけは今の方が細い!

 みんながマラドーナやロッシのガッツポーズを真似する中、
S君だけはハンガリーやユーゴスラビア、ソ連、チェコスロバキア等の東欧選手のガッツポーズを研究し、それを披露したそのセンスの良さに、当時感銘を受けたものである。

 だから、皆さんも下北沢焼肉JUNでおいしい焼肉を頬張り、
歓喜の雄たけびをあげてください!
 このブログを読んだという人には上カルビ10円!
口頭申告でオッケーよ!


現在の私達、成功した人、そうでない人もいるけれど、
時の流れだけはみんなに平等なのね、、、

・・・・・・・

 先日、30代後半の従兄弟が失恋した、
30代以降の失恋ほどつらいものはないと、彼は言う、
でも、彼はすぐに立ち直るだろう、
自分から行くタイプ、あの顔なのに、
神様っていじわる、、、