ターラーラーラー チャチャチャチャチャチャチャ
テレッテッテッテッテッテレレレ♪

ああ、やっぱり朝はこのオープニングがかからないと、
なにか物足りないなあ、
みなさんはそんなことありませんか?
焼肉ぱんがスカイツリー店のヨン様です!
この時期になるといつも思い出す、
7年前の事、
外食業務に携わるのであれば、
やはり、免許は必要だろうと勉強を始める、
そして資料を集め受験を決意する、
すると資料に以下のように書いてあるではないか、
「外国籍の場合、語学及び学力審査があります」
外国籍ではあるけれど、
日本生まれの日本育ち日本語ペラペラの私、
まあ、問題ないであろう、
でもとりあえず、確認の電話を都庁の担当部署に、
すると、若干東北なまりの残る30代くらいの女性が言う、
外国籍の方は面接を行うので都庁まで出向いてほしいと、
え!?マ、マジでか!それ、かなり面倒ではないか!
必死に食い下がる私、
「あ、あの、私、日本生まれの日本育ちで、
民族学校出身ではあるけれど一応大学まで出てるんですけど」
「はあ、でも、一応、きまりは、きまりですから」と、
東北なまりの日本語で返される、
プチ、ぶちじゃないよ、PUCHI、
プチ切れた私、
「あのさあ、僕は東京生まれの東京ベイ育ちなの、
あなたのような田舎の言葉じゃなくて、
僕は普段からNHKジャパニーズの話者なの
だからわざわざ面接する必要ないでしょ
時間と経費の無駄でしょ」
流暢な日本語を強調するために、
わざわざ早口で長い台詞を言う私、
注:東京ベイ=私個人が勝手に考える千葉県木更津市以北の東京湾沿い
東北出身の相手を威嚇する意味で千葉を敢えて隠して
首都東京を強調、
東北と千葉の方ごめんなさいね、
「でも、いちおうきまりですから」
「あのね、わたし、日本で唯一の語学の国家試験である、
朝鮮語の通訳ガイドの資格を持ってるの、
その試験は3次まであって、
日本の文化、歴史、地理についてテストされるの
ね、だから問題ないでしょ、
なんだったらファックスするから」
「一応決まりですから」
「じゃあ、あなた巨人の星の星飛雄馬の通算成績知ってる?」
「い、いえ、、、」
「僕、知ってる、左腕で27勝3敗、タイトルなにもとってない」
「は、はあ、、、」
「じゃあ、あなた、スナフキンとミイが兄妹だって知ってる?」
「い、いえ、、、」
「じゃあ、ちびまる子ちゃんのお父さんのヒロシが吸ってるタバコが
ハイライトだって知ってる?」
「い、いえ、、、」
「ね、あなたより、日本のことや物事よく知ってるでしょ、
だから、面接行かなくていいよね」
「い、いえ、面接お越しください」
私は心の中で叫んだ、
在日枠は無いのか!
いったい在日特権はどこにいったのか!
政治、経済、マスコミ、すべて在日が牛耳ってるんじゃないのか!
外食産業だけが最後の聖域なのか!
結局、日本国の大きな大きな権力機構に抗えるはずも無く、
私は貴重な一日を犠牲にして調理師免許を受けるための
面接を受けに都庁に出向いたのである、
日本語運用能力と基本的教養の審査のために、
間抜けな事を大真面目で行う、
人類の悲しい佐賀、あ、サガ、
佐賀の人ごめんなさい!
悲しいサガが身にしみた都庁登庁であった、
私の調理師免許の左端には
当時の東京都知事、石原慎太郎の名前が、、、
そんなモヤモヤした気分のときは、
焼肉ぱんがスカイツリー店でパーっと焼肉焼いちゃいましょう!

和牛カルビが税込みで¥890!
ままの笑顔はなんと破格の¥0!!!!!
じぇじぇじぇ!でしょ!
でも、ママのお持ち帰りはできません!あしからず、
昨日、うちの子供たちが通う朝鮮学校でバザーがあった、
周辺の日本の人達もくるくらい、
地域で愛されてる学校である、
そこで、子供たちの公演が催された、
以前、取り上げた、中3男子の合唱、
生で見るのは初めて、
予想をはるかに上回るパフォーマンスに会場が大いに沸く、
僕も思わず興奮し、
「アンコール!」と叫びながらスタンデイングオベーション、
店がおわり、部屋に戻ると、
長男の冷たい態度、
すると、小3の娘が近寄ってきて耳元でささやく、
「アッパ、あやまろっか」
「え?」
どうやら、バザーでの私の興奮振りが尋常ではなかったらしく、
公演が終わったあと、
息子たちはクラスメート達に言われたそうだ
「ユア ファーザー超あばれてたな!」
長男は帰ってくるやいなや
父親に対するネガテイブキャンペーンを展開していたのである、
父親の威厳が日々そがれていく今日この頃、
冬はもうすぐ、、、