ああ、10月10日 | ヨンさまブログ

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とある焼肉屋のおやじです。

 実るほど頭をたれる稲穂かな、
太るほどブ~たれる恋女房かな、
それぞれの秋、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
焼肉ぱんがスカイツリーのヨン様です!

10月10日、運命の日、僕の人生を変えた日!
朝鮮労働党創建の日!

ではなくて


17年前の10月10日、
私たちはついに出逢ってしまったのである、
下北沢のカフェで、

そう、あの、見合いの日、

緊張しながら待っていると、
彼女は現れた、

僕は、思わず息を呑む、

色が白くて、スラっとしたスレンダーガール、
足が長くて、細身の割りに豊かな胸、

キ、キタ~!!!!!
今世紀最後の天使が僕の目の前に降りて来た!
ま、まぶしい!


当時の彼女、ああ、可愛すぎるではないか!
ああ、神様がつくりたもうた、最高傑作!


それまで、僕は3度見合いを経験していた、
対戦成績は3戦3敗、
楽天イーグルス結成1年目のような戦績、
文字どうり連戦連敗である、

こうみえてサービス精神旺盛な僕は、
場を盛り上げようと、
見合いの最中、おやじギャグを連発、
毎回、周囲の顰蹙を買う

今回の見合いに先立ち、
叔母さんが言った、
「あなた、幸せになりたいの?
なら、その口、チャックしなさい!
見合い中、一切の発言禁止!
私が振った時だけYES、と答えなさい!」
緘口令(かんこうれい)が発動される、

そうして臨んだ見合いの席、
叔母さんの卓越した戦略戦術が功を奏し
まんまと罠に落ちた20世紀最後のエンジェル、
彼女にとって、僕はまさに、
♫ あの人は~あ悪魔ハ
 わたしを、トリコにするウ ♫と、

ただひとつ違うのは彼女いわく、
僕は「優しくない悪魔」だそうだ、

うちの実家に来るたび、
彼女は言う、
「私はスンモ(叔母さん)にあの時だまされました」
「ポンミ、人生と言うのはそういうものなのよ
だましだまされ成長していくものなの」
「では、うちのアッパも成長してるんかしら?」
「さあ、どうかしらねえ」
アハハハハ!アハハハハ!
その後、僕に対する批判が始まる、
どこにいってもアウェーである、

ああ、でも、あの時のオンマは本当に可愛かった、
ほんとうに後光が差していた、
6人姉弟の彼女には3人の姉がいる、
その3人の姉たちが、これまた美人ぞろい!
妙法寺のノーランズと、僕はひそかに呼んでいた、



当時、地元では評判の美人姉妹で、
お見合いの話しがひっきりなしだったとか、


ちなみに、うちの家内、
僕との見合いは29回目くらいだそうだ、
20回目以降の正確な数字は記憶してないそうだ、

そんな彼女は言う
「わたしにとって結婚生活とはお釈迦様の苦行のようなもの」

じぇじぇじぇ!

みなさん!
奥さんの機嫌が悪くなったら焼肉!
いつ行くのかって?
今でしょ!
あ、あれ、な、なんか時代遅れ?
あ、そうか!
奥さんを
オ・モ・テ・ナ・シ、おもてなし、合掌、

ね、自然と顔がほころぶから、

、、、、、、


知り合ったばかりの時は
優しさとラブラブ度は右肩上がり、
しかし、
愛のバブルがはじけるや、
愛情は乱高下、
今では、
にくしみと倦怠が右肩上がり、

もはや、見せかけの愛情乱発は通用せず、
愛情のデフレに歯止めをかけるため、
根本的な愛情政策が緊急課題、
何よりも大切なのは安定した愛情とお金、
それに基づく緩やかな愛情と貯金のインフレじゃないかしらん、、、

ラブノミクスはいまいずこ、、、