そこのあなた、
最近、万歳と叫ぶ機会、ありましたか?
僕の場合、万歳はないんですが、不況で悲鳴をあげてます。
ところでこの万歳、起源は古代中国、「千秋万歳」からで、
万歳とは一万年、つまり歴代中国皇帝の長寿を願う言葉なんです。
英語でいうところの「Long live」とか「hurrah(フラー)」(フレー フレー赤組!の語源)、
ロシア語で「ウラー」がこの万歳にあたります。
え?「♪ウララー ウララー ウラウラよ♪」?これ山本リンダでしょ!
ちなみにこれはフランス語でいうところの
「あ~あ」とか「あっちゃ~」という意味で、英語圏でもそのまま使えます、
あ、そう、万歳の話し、
以上の理由で本来、中国皇帝以外には使ってはいけない言葉、
皇帝の臣下や皇后に対しては「千歳」、
皇子に対しては「百歳」が使われました。
ということは、歴代中国皇帝の臣下であった
歴代朝鮮半島の王様は当然、「千歳」と唱和されてました。
ちなみに明の時代にブイブイいわせてたある宦官(かんがん)は郎党に
「九千歳」と唱和させてたそうな…
*宦官 皇帝の後宮(妾など女性が多勢いる)を切り盛りする為に
男性器を切断されたか、自ら切断した官僚。
そんなこんなで、17世紀の朝鮮時代、
とてもとても困ったことがおきました。
いままでオランケ(野蛮人)と超~バカにして、蔑視しまくってた満州族(後の清)
に攻められ屈服、
中華の模範生と呼ばれていた、小中華の朝鮮は大中華の明と国交断絶を余儀なくされ、
朝鮮王は野蛮なオランケの皇帝の前にひざまづき三跪九叩頭の礼(土下座の最上級)
を行い赦しを乞います。
中華思想からするとありえないことだったんです!
朝鮮王国の儒教的精神的支柱が崩れ学問的にも文化的にも大混乱に陥りました。
その後、日清戦争で清が破れ、朝鮮は清の柵封体制から離脱、
朝鮮王国は1897年に国号を大韓帝国に改め、朝鮮国王は皇帝にランクアップ、
天下晴れて「万歳」を唱和することになります、束の間だけどねえ…
そんな時代に朝鮮に入ってきたのが、いわゆる「ホットッ」、
漢字でいうと胡の餅(hot tok)、つまり野蛮な異民族の餅、
つまり、清から朝鮮に渡ってきた餅だったんだねえ、
韓国の餅菓子にも歴史のロマンを感じるでしょ?
フライパンで焼くとホットなホットッになって、
一口食べるとホットしちゃいますね。
あなたと一緒に食べてホットな関係に、
え、ホットけって?
でも、焼肉ぱんがはホットかないでね!
いつもホットな心でお待ちしております!
鳴かぬなら、食べてしまおうホットとキス、ウ~ン、ちょっと苦しい…
ストロベリーちゃんが一句、
働かぬなら、殺してしまおう夫と記憶、
お後がよろしいようで、テケテン、テケテン、、、