ウルトラセブン第26話「超兵器R1号」
セブンの中でも傑作中の傑作でしょう。
人類が自ら招いた災厄で出現した悲運の怪獣、
勧善懲悪に当てはまらないギエロン星獣。
この星獣を倒すことに苦悩する異星人ウルトラセブン、
子供向けとは思えないこのストーリー、これがなんと44年前の作品!
R1号の完成に喜ぶ周囲に、唯一、実験に反対する主人公のモロボシダン。
ダンは問う、「地球の為なら何をしてもいいのか?」
科学者は答える、「兵器としてだけではなく、地球の力を示すことで平和にも繋がる」
ダンは言う、「そうなれば侵略者はもっと強い兵器を作る」
フルハシ(現、毒蝮三太夫)は豪語する、
「そうなればこっちはもっと強い兵器を作って敵の星を木っ端微塵にするまでだ!」
ダンはつぶやく、「それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ、、、」
当時5歳だった僕でさえ、ダンの言わんとしてることはハッキリわかりましたよ。
当時は東西冷戦の真っ只中、ベトナム戦争の泥沼化、
すごいよウルトラセブン!すごいよモロボシダン!苦悩するヒーローなんてそれまでなかったよ、
でも、このダンの問いかけは今現在に対する問いでもあるように思えてしょうがない、
原発、核兵器、領土問題、人類の悲しいマラソンはいつまで続くのか?
(そういえば、長崎原爆の日、サンケイ新聞だけが原爆の記事が一行も無かったと
大竹まことが憤慨してた、原発再稼動擁護だからだろうか?ありえない!サンケイ!)
教えてウルトラ警備隊!
♪渦巻く炎がうなりを立てて、燃える燃える
ウルトラホークで大空へ進め進め
地球を守る警備隊名づけてウルトラ警備隊♪
懐かしい!!ノスタルジーに浸っているそこのあなた、
♪和牛カルビがうなりを立てて焼ける焼ける
特上カルビで天国へ進め進め♪
お盆休み、皆さんはどう過ごされましたか?
海外旅行?国内旅行?
山はあってもヤマナシ県、年は取ってもワカヤマ県、
腕、細くても剛力あやめ、、、さ~て、仕事仕事、、、