突然の告知②
子宮筋腫と腺筋症による単純子宮全摘手術から退院8日後の外来 ②ようやく私の名前が呼ばれ、診察室1へ先に内診するとのことで、準備し内診台で待機。内診では特に出血も無く、縫合したところも順調に回復しているとのことでひと安心。着替え後、再び診察室1へ戻ると…主治医 「今日はお一人ですか?」 → 直感で何かイヤな予感 手術同意書にサインした時以外は毎回一人やけど…私 「はい、そうですけど… どこか悪いんでしょうか」主治医 「実は病理の結果でガンが見つかりました」私 「え」→ あまりにも直球、突然すぎる告知で状況把握できず。一気に頭の中が真っ白になり、その後は主治医からの説明が頭に入ってこない思いもよらぬ結果に現時点での状態説明、初めて聞く医療用語。晴天の霹靂「本当に自分が子宮頸がんに罹患したのか」どこかまだ他人事のように説明を受けている不思議な感覚。子宮頸がんの種類は「扁平上皮がん」と「腺がん」に大きく分かれる腺がんは偽陰性になることも多い (→6月の細胞診・MRI、直近の10月の検査でも悪性を疑う所見はなかったのに…)右子宮傍組織浸潤右膣傍組織浸等々、現時点では骨盤壁には達していないと思われるが、病変の広がりを調べステージ決定後、治療方針が決定する。広汎子宮全摘手術が標準→単純子宮全摘手術だったので、追加療法として化学放射線治療又は化学療法が必要というような内容であった。主治医に不明な点や質問等々を聞かれたが、正直なところいっぱいいっぱいで何を聞くべきか⁈ 全く頭の中がぐちゃぐちゃで全く思いつかない。1週間後の日程で造影CT検査と腫瘍マーカー検査を予約しその翌日の外来時に検査結果に基づいて治療内容を説明するので家族の方と一緒に来てくださいと言われた。その後、どのように帰宅したのかもよく覚えていない。病院内にある「がん相談支援センター」のスタンドにがん治療のフリー冊子が設置されていたことを思い出し「子宮頸がん」を一冊いただいた。夫には何て説明しよう、仕事は続けていけるのか? 治療費ってどのくらい必要? がん保険の補償内容どうだった?とにかく情報収集せねば急に今まで当たり前であった日常生活が変わってしまうかもしれないという思いが一気に溢れ押しつぶされそうになった。→➂へ続く