検査結果と治療方針について④
翌日、大学病院でのMRI(ガドリニウム造影剤)検査を受けた。
先日の造影CT検査のように全身が急激に熱くなることもなく、副作用も特になし。
普通に無事終了。
4日後に検査結果と治療内容についての説明のため再び放射線科を訪れた。
子宮傍組織の直腸と膀胱との間に腫瘍が残っており
腔内照射で対応できない場合は、直接がん病巣に照射をする「組織内照射」
のほうが望ましいということであった…
再び「組織内照射って何」状態…
腔を持たない腫瘍に器具(アプリケーター)を刺入、留置し照射する方法らしく
突然、先生の机の引き出しの中からアプリケーターと突き刺すプラスチックの
ような細い針(棒状)の見本が数本出てきたので驚いた
腫瘍まで届かないから、このプラスチックのような針を刺してピンポイントで
照射するの?
治療の流れはざっくりと
・1月初旬に入院(5日間)し、アプリケーターは腰椎麻酔を行い手術室で挿入する
・治療は小線源治療室で砕石位という仰向けで両足を持ち上げた姿勢で行われる
(1日目が夕方×1回、2~3日目が朝・夕の2回で合計5回の治療になる)
・3日目の午後の治療終了後にアプリケーターを抜く(麻酔等なし)
アプリケーターとバルンカテーテルは挿入されたままなので引っ張られないように
注意しないといけないらしい。
さて、気になる治療に伴う痛みに関しては…
・腰椎麻酔+痛み止めの投与もあるのでアプリケーター挿入時は大丈夫そうかな?
・アプリケーターが挿入されている3日間は疼痛があるので痛み止めで耐える…
しかない。
・器具が挿入されていることで膣部分の痛み、圧迫感?で椅子に座ることが
困難な人もいるようだ。
病変が腸管に近いこともあり、危険性や合併症としては腸管穿孔も生じる可能性が
あるそう (゚Д゚)ノ
→これは晩期の副作用としても稀に有るらしい
不安やクリアになっていない部分を確認した後、治療同意書にサインした。
さぁ根治的治療に向けて頑張るぞ
↓ 組織内照射の流れ
↓ 4日前のMRIの検査結果
ピンクマーカーのところが腫瘍