ゲシュタルトの祈り

私は私のことをする。

あなたはあなたのことをする。

私はあなたの期待にそうために、この世に生きているのでない。
あなたも私の期待にそうために、この世に生きているのではない。

あなたはあなた、私は私ではある。

もし、たまたま私たちが出会うことがあれば、それはすばらしい。
もし出会うことがなくても、それは仕方ないことだ。


ーーーフリッツ・パールズ




初めてこの”ゲシュタルトの祈り”を読んだとき、
なんて美しい詩なんだろう、と感動したんです。





こんにちは、量子場師のむかえですお遍路


週末は、2日間ゲシュタルト心理療法という手法のセミナーに参加しておりました。
(半年で60時間くらい?のコース)


以前カウンセリング講座を矢野惣一先生のところで受けていたとき、
ゲシュタルト療法のエンプティ・チェアのやり方を知って、
興味を持ったんです。

エンプティチェアは、見かけのことだけ説明すると、
空イスを置いて誰かや何かに見立てて対話していく手法です。

面白いのが、相手に見立てた椅子に座ってみると”相手の言葉”が出てくるんですよね。
ただの想像というのも違くて。


量子場調整的な視点でいくと、
そのイスに「相手の場」を呼び出しているってことなんだろうなと思います。
ほんとに不思議な感じですよーこれ。




で、そのゲシュタルト療法の日本での第一人者が
この百武正嗣(ももたけ・まさつぐ)先生
(創始者は先ほどの詩のフリッツ・パールズ氏)

インタビュー写真

矢野先生の講座で一緒だった方(&私のクライアントでもあった方)から良かったと言われたのもあり、

ゲシュタルトネットワークジャパンという団体の1日体験セミナーで、
この方が担当する講座があったんで行ってみたんですよね。


それが2月でした。
(行ってみたら目黒の一角の和室でちとびっくりしましたが^^;)


最初に、自分の意識の中の
身体感覚・外部領域・中間領域(思考)を切り分けるワークをやって、

その後はオープンカウンセリング形式のワーク。
みんなで周りを囲んでいて、その真ん中で相談者が相談する形式です。


その日は見ている側しかやりませんでしたが、


うお!やっぱすげえお遍路  と。


ゲシュタルトの手法もそうだし、
この見るからに好々爺、自然体の百武先生の鮮やかさというか。
派手なことするんではなくて、あくまで相手の気付きを待つんですけど。


超一流です
しかもそんなこと忘れるくらい自然体の。


これは本物だと思って、
その場で百武先生の本を2冊買って、その週のうちに読み切りました。
(でもこれはまた読み返す本です)


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『気づきのセラピー』の最初に引用されていたのが冒頭の詩で、
そこに現れている人間観、人間の生というものへの信頼と祈りにうたれて。


私はあなたの期待に・・に続いて謳われる
あなたも私の期待にそうために、この世に生きているわけではない
・・・の一節が特に好きかもしれません。



内容としては、ゲシュタルトの考え方とワークの紹介なのですが

「身体の声を重視する」
「心身を切り分けない(人間を全体として捉える)」
「心身は本来自己調節機能を持っている有機体」
「今、ここの問題に気づく」
「理由(why)よりもどのように(how,what)」
「他者と自分との境界線」
「現実の自己選択」
「分離させているものの統合」

「筋肉に閉じ込めた未完了な思い」


・・・・など、
量子場調整の施術にもダイレクトに関わって来る観点が
中心に据えてあって、非常に興味深かったですし発見だらけでした。



『家族連鎖』の方は

家族の共有する”場”が身体でコミュニケーションし、
未完了の問題が世代を超えて連鎖していく(量子場的!)
・・・・という話で、クライアントに起きていることの観点が一歩深まりましたよ*カオ



で、そんな百武先生の2日間の体験セミナーが3月にもあったので、
それも参加して、今度はワークに立候補。


お遍路こんな一流の人にやってもらえる機会、
ぜひ試したいけど他の人みたいな切実なテーマがないな・・・

と最初は思ってたんですが、1日目の後の飲み会の時に、

おじいさん「悩みを解決する、ということではなくて
   自分への理解を深めていくということだから
   テーマはなんだってありだよ。ただやってみたいというのでも。」


と言われて決意。
じゃんけんに勝ち抜きました(笑)


脾臓が弱りやすい、ということで取りあえず入ったんですけど、
私のワークはもうひたすら身体との無言の対話。

百武さんの質問、誘導を受けながら1時間以上のほぼ無言のワークです。
そしてそれを見守る皆さん^^;


私は量子場調整で自分の身体と対話することは慣れていますが、
あれは見てる方は異様だったろうなー。
あと、部位の「音」を発声することもしました。
音が部位とつながるんですよね。。。ってもあれはやってみないとわからないと思いますが。


でもその1時間半、
あんなに真剣に自分の身体に付き合うのは初めてだったかもしれません。


先生は量子場師ではもちろんありませんが、私が私の中でしていることが観えています。
というか私以上に観えていて、
途中で私の身体に触れる形で、ワーク中ずっと動いていなかった個所を意識させてもらったら、体の可動域が広がりました。
(気づかなかった)


最後は胸と喉に詰まっていた何かが
お遍路「ゲホゲホゲホゲホっ!!!」と吐き出されたところでワーク終了。



・・・・でまあ、そのワークをきっかけに、
私が意識できる身体領域が一気に広がったんですよね。


ちなみに今わたしは、筋肉ならほぼ完全に把握できます


自分の筋肉の緊張をニュートラルに戻せるようになったので、
クライアントを映した時、相手の状態がくっきり浮かび上がってきますし、

施術でいえば、
特にクライアントの肩甲骨付近の緊張がかなり解けるようになりました。
あとクライアントの緊張個所・・・・記憶の宿る場所に敏感になりました。

なんというか全体的に、意識できる階層が深く拡がりを持った感じです。


いやほんとすげえ お遍路




・・・その後コース参加を即決で決めて
(担当は百武先生だけじゃないですが)、週末がその最初の2日間でした。



やることは一緒で、多少の理論は交えるものの
メインはほぼオープンカウンセリングです。


今回は、百武先生の観点でも何か盗めないかと近くで張り付いてたんですが、
これがまた、


ぐうぅ・・・・隙がない・・・・お遍路


盗む取っ掛かりが見つからない・・・。
自然体が終始崩れない・・・


「うお、今どこからその質問が!!」
「どうして今それに気づいた!」


・・・私は空手やってた頃から、
同調能力が高くて”感覚を盗む”ことが元々得意なんですよ。


だからどんな相手でも普通、
相手の観えているものが少しは観えるモノなんですが、
全く観えない。


初めてだ・・・・・がーん



ワーク後に、取っ掛かりが知りたくて
どういう感じで観えているのか聞いてみたんですけど、
(もちろん言葉で得る類のものなのはわかった上で)


おじいさん
「自分自身のワークの経験や、人間への理解・・・
 ゲシュタルトが何をしようとしているのか、
 人間をどうとらえているのか理解していけば、
 自然と観えるようになるよ 」


と言われて、

個人的に非常に納得しました。


もちろん、いきなり先生のレベルを目指そうなんてのじゃないですが、

まだまだ学びが足りないようです。
ゲシュタルトそのものにも、人間というものの理解も。


経験するということも含めて、識ることは尽きないなあと、
改めて思った次第です。




・・・でもそう思うとわくわくもしてたりしますけどね。


世界も人も、こんなにもまだまだ深くて豊かだ。






土曜(1日目)の後のアルコールセラピー(懇親会)にて。

真ん中が百武さんです♪
「百ちゃんって呼んで」て言うんですけど、うーんそれは無理っすひよこ(恋)




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