1年経つまでには終わらせたいなー(^^;
【39日目の行程(6/19水)】
若松屋別館 7:30頃 発
七十番札所 本山寺 5.0km
七十一番札所 弥谷寺 11.3km
七十二番札所 曼荼羅寺 3.5km
七十三番札所 出釈迦寺 0.6km
七十四番札所 甲山寺 2.2km
七十五番札所 善通寺 1.6km 16:40頃 (善通寺宿坊泊)
計 24.2km
おお・・・振り返るといっぱい回っている
距離はそんなにありませんが、
巡るお寺が多いので時間はけっこう取られました。
甲山寺周辺が太師様の故郷で、
生誕の地が善通寺・・・なのかな。
善通寺は四国お遍路の中でも代表的なお寺ですね。
個人宿坊も受け入れてくれて、
お遍路さん以外にもサラリーマンの方とかもいらしましたよ(^^)
この日は朝からパラパラと雨が降る中の出発。
財田川沿いに東北方向に上流に向かって歩いて行きます。
ほぼ平らな道のりです。
平日の朝ですので、けっこう交通量がありますが
いつも通り淡々と歩いて行きます。
こういう時、ちょっと
全然違う側に来たんだなあと思い出したりします。
(平日の朝に、会社に行くとかなく、お遍路をしているという)
30分くらい歩くと川が二股に分かれ、
草に囲まれた田園道みたいな穏やかな道になり、
ちょっとほっとしながらまた歩きます。
どこで曲がったらいいか地味に迷いながらも
本日最初の霊場、七十番本山寺に着きました。
あ、ちなみにこの門、国の重要文化財です。
丁度出てくるところだったり境内でうろうろされていたり。
立派な五重塔
香川まで入ったら、荷物の管理は注意しなさいと言われていましたが
(御朱印のたまった納経帳や掛け軸を狙った盗難があるから)
まあ、雨だし・・・。
見通しもいいし・・・。
てことで、いつもの通り屋根のある場所にザックを放置して
本道と太師堂のお参りを済ませます。
ザックは無事でした♪
本山寺を出ると今度は約11kmの長丁場。
最後は山登りもあります。
まずは国道11号沿いを歩きます。
香川はさすが、民家がとぎれない。
しばらく国道を歩き続けても良かったんですが、飽きるので
早々に側道ルートへ。
雨は降ったりやんだり。
遠くの山がけぶっていますね。
国道沿いは色々立ち並んでいますが、
その一歩外側から遠景までは広々とした空間が広がっています。
傘を差し、約6kg弱のザックを背負い、金剛杖をついて歩くこと2時間半。
今思うとけっこう疲れが溜まってました
冷静に考えると、香川に入って
もう「一週間以内にはお遍路が終わる」という頃合なのですが、
当時はそんな実感もなく、ひたすら目の前の道を歩いて行くことしか頭になかったです。
あ、ちなみに傘を差している間は、
うっとおしいので菅笠はザックにくくりつけて被っていません。
で、2時間半ほど歩いていると
次の霊山・弥谷寺(いやたにじ)の麓にやってきました。
ここまで寄り道する気力もなくうっかり歩いて来てしまいましたが、
タイミング的には途中でご飯を取りたいです。
ご飯はお遍路中の重要ミッションです。
地図を見ると微妙。
弥谷寺の登り口に「俳句茶屋」という印はあるのですが、
これが行ってみたらやってなかったとか、潰れてるとか(よくある)最悪です。
これを逃すともう、善通寺近くまでコンビニ含めお食事チャンスが一切ありません。
迷った末、若干寄り道になりますが、
登っている途中にある「天然いやだに温泉ふれあいパークみの」に行ってみました。
靴をぬいで中に入ると、普通のレストランがあります。
出入り口の靴箱横に同じようなお遍路グッズ一式が置いてあったので予想していましたが、
いました鈴木さん(65)と堀切さん(78)です。
(※1日に歩く距離がわたしと同じなので、お遍路初期から度々一緒になっている二人連れ。でも歩くのは私より早い。ちなみに前日の宿もこの日の宿も一緒。このお二人ともお遍路初めて。初対面で意気投合してずっと一緒に回られている。)
鈴 「お、こんにちは^ー^」
堀 「やっぱりここに来ましたか。お昼抜くのはあり得ないですからねー」
「ですよねー。ここを逃すとあとチャンスないですし・・」
でもタイミング違うので別に同席したりはしません。
この距離感がいいんですよねえ。
1人で食べてると、温泉上がりのお客さんとかにちらちら見られます。
浴衣でさっぱりしている方々の中に、
小汚いのがまざってすみません・・・
「何、近くになんかあるの?おれ全然興味なくて・・・」
と、長テーブルでご一緒した地元の方らしい人が話しかけてきたり。
お遍路のことはどうやらほとんど何もご存じない様子。
四国の方だって、そんな方も少なくないでしょうねえ。
わたしも東京の名所とかよく知りません。
腹ごしらえ+アイスを買って(当時6月)、心身を充足させてまた出発です。
お遍路ルートに戻り、
地味にしんどい登り道をまた登って
なかなか荘厳な雰囲気のお寺です。
山門の中に入ってもまだ登り。
まだ登り(笑)
本堂の更に上に太師堂です。
岩に掘られた仏像群が、霊山の雰囲気を醸し出しています。
ここがてっぺん。
振り返るとこの景色。
あまりいい写真が残っていませんが、
ここは厳かな雰囲気のある、印象深いお寺でしたよ。
日本三大霊場(恐山・臼杵磨崖仏・弥谷山)の一つに数えられていたそうです。
あ、俳句茶屋はちゃんとやってました。
幼少期の太師伝説のある出釈迦寺です。
~続く
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