10数年振りにプレステ1に手を出した無人島リモコンです。
そのソフトとは、
「里見の謎」
はっきり言えばクソゲーと世間で言われています。
以前スーファミの摩訶摩訶を紹介しましたが、
それ級の破壊力です。
何せメーカーが
「おすすめRPG」というシールを勝手に貼っていたのですから。
ではプレイ開始!
まずは名前を決めますが
ここで早速、
斬新過ぎるシステム
その1「自動」
何と一文字ずつ自動すなわちランダムで名前をつけてくれます。その結果、
主人公、ずべぐたこ
何て名前だ!怪しい呪文としか思えない。
因みにデフォルトだと、
主人公は夢若、
親友は洋介(江口?)、
犬はラブリーです。
画像はTVをそのまま撮ったものになります。ご了承ください。
そしてヒロイン選択
ヒロイン選択とは言え、選んだ方がオープニングのナレーションを喋るだけ!ストーリーは変化なし!しかも声優一緒!
因みに最初はエスパーというのに惹かれてイズミにしました。
後に千夜(サヤ)も選んだけど本当にナレーションだけ!
ヒロイン選択とは何と大袈裟な。
物語は例のナレーションから始まります。
海辺の町タテヤマーナには怪しい宗教団体ヌーヌーがはびこり、季節外れの台風もあるとか。
そして主人公が釣りをして壺を釣り上げます。
釣りバカもビックリ!
いかれちゃったとカミングアウト!里見の謎で一番有名なセリフです。
その後、壺を見た母は動揺。翌朝手紙を残しヤカンに火をかけたまま失踪。
消してけ。
手紙の内容をまとめると、
「訳あって旅に出ます。
あなたは特別な運命を背負っています。
犬と協力しなさい。
ヘッケル博士を訪ねなさい。
ヌーヌー言ってる人達に気をつけなさい!」
だそうです。しっちゃかめっちゃか。
とりあえず、置いてあった軍資金と母の日記の側にあった金庫の鍵を入手していざタテヤマーナの町へ。
問題のヘッケル博士は
「いつもの」を差し入れないと会ってくれないとの事で、
「いつもの」って何!?
これぞ正に里見の謎。
で、ヘッケル博士に会うと、主人公の母とは研究仲間だったそうで母をミヤちゃん呼ばわり。
そしてこの町には謎の壺が沢山見つかってるとの事。
で、博士の研究所を出ると、
お前はいつ主人公がリスコムを入手した事を知り、どうやってアクセスしたんだ。これも正に里見の謎。
「図書館のパソコンで壺について調べよう」との事。
途中コンビニの前で、
不良が、「おう、金くれよ」→「はい」→
「馬鹿野郎!素直に渡す奴があるか!勉強料だ!」と金を取られますが、
所持金ゼロだと、
「仕方ねえ小遣いだ!」と言って金をくれます。実はいい人。
「いいえ」にすると、
「すみません、子供だと思ってなめてました」
何なんだこいつは。
更にお姉さんが、
「私と遊ばない?」→「はい」→「何だまだ子供じゃん!」とあしらわれ、
「いいえ」→「見かけよりいい女なのに!」となります。遊ぼうぜ!
この町の住人はどうなってんだ?
因みにこのコンビニ、
手裏剣が売ってます。
町の全てがカオス過ぎる!
更に途中、資料館で大量の壺が展示されているのを見たら、何やら謎のメッセージが書かれていた。
もしやこの壺にもメッセージが?
そして銀行に行くと、預かり物があるそうで入手した鍵で金庫を開け
「時のティアラ」を入手。手紙も付いていて、
「仲間の女の子に渡しなさい」との事。その効果はいかに?
母の手紙にはお金は銀行から下ろせと書いてあったけど残高ゼロ!もうアテにしません母さん。
で、ようやく図書館に。
本にはタテヤマーナの言い伝えが書いてあり、どうやら伝説の英雄と主人公が同じ名前らしい。これは一体?
パソコン室に入るには暗証番号が必要らしい。普通誰でも使えるはずだが!?
踏んでるところ見れば暗証番号バレバレだろ。
どうなってんのこの図書館?因みに暗証番号は母の日記に書いてあった主人公の誕生日。
で中に入るとヒロイン、イズミの初登場!
こいつは失礼。で、壺について調べてると、
挨拶しましたけど?しかも何その態度?どこが大人しそうなんだか。
で、何だかんだ因縁を付けられノコギリ山に呼び出されます。ってどこだよ?
ここで、
斬新過ぎるシステムその2
PMLS「プログレッシブマップリンクシステム」
マップの繋ぎ目が縦方向しかなく、目的地はひたすら北にあるというもの。これのおかげで迷う心配なし!
RPGなんだから迷わせて!
一部例外もあり。
ダンジョンは普通に迷うが。
で、ノコギリ山に到着。
とんでもないヤンキーです。そしてまさかのヒロインが初ボス!
その前に、
斬新過ぎるシステムその3
DCBS「ダイレクトコマンドバトルシステム」
同時に押せば同時攻撃も可能。テンポだけはいい。
回復も、Lボタンを併用して同じようにボタン対象のキャラを回復できます。
このシステムのせいで、
HPを回復したいのにMP回復アイテムしか使えなかったりするし、
術も装備したものしか使えなく、相手に合わせて術を使い分けるこ 事が出来ません。
斬新なら何でも許されると思うなよ!
で、このヤンキーかなり強くて一般的に言われるレベル上げをしないと瞬殺されますが、
何とこのゲーム、レベルという言葉がありません。
斬新過ぎるシステムその4
「心技体なりわいシステム」
道具で攻撃すると「技」、
武器で攻撃すると「体」のパラメーターがその回数分上がり(つまり強い装備で攻撃すると、その分回数が減るから成長が遅れる!)一定値に達すると「なりわい」と呼ばれる物が変化します。
まあレベルに名前が付いてるようなモンです。
最初は「普通人」なのですが、そのうち
「弱虫」「雑魚」「弱者」等になります。強くなった気がしない!
勿論、上級のなりわいになれば「エース」とか「玄人」とかマシな物になりますが。
因みにご覧の通りステータス画面に攻撃力とか素早さの数値が出てません。分かるのは心技体だけ。
そんなのアリ?
で、ヤンキーを撃破すると
「面白そうだから私も付いてっていい?可愛くするから」とほざきます。
親友が乗り気で
「仲間に入れてやろうぜ!」
と騒ぎ、仕方なく仲間に。
何と初期装備「とんかち」!
リアル過ぎる武器、とんかちで殴りかかってくる女子高生がヒロインとは世も末です。
イズミいわく、壺は温泉の源泉につけるとメッセージが浮き出るそうで、いざ温泉の源泉へ。因みに混浴。
ということで時の洞窟へ。
勿論北にあります。ビバ!プログレッシブマップリンクシステム!
因みに途中で海の家がありますが、用はねえぜ!
そして時の洞窟へ。