夏目友人帳 陸 第9話 ながれゆくは
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/ (>) (<) \ 途中まで怖い話かと思って、ガクブルした
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前回、第八話と重なる部分もある話。今回は神様と人との恋の結末が描かれていたが、前回の後にこの話は一抹の寂しさを感じる。
山神様は恋人を失ったことで、心が失意で埋め尽くされてしまったのだろうか。そしてその失意に耐えられず籠ってしまった山神様。自分を思う御供の事までは考える余裕さえなかったようだ。しかし、御供の仮面等はそんな山神様でも影ながら守護し、山を守る役目を果たしていた。
下しか見ていない山神様の姿は、単に探し物を探しているだけではなく、自分を思ってくれる存在がまだいることに気づけず、周囲から目を背けるようなそんな後ろ暗い姿のようにも見える。
仮面の者は力が弱く、もう命の灯さえ消え入りそうな状態だったとすれば、山神様に自分はまだ存在していることを伝えたくても、その手段がなく苦しかったのかもしれない。そして、残り少ない命に焦りもあったと思う。
もし、今回夏目があの場を訪れなかったとしたら、仮面の者も山神様もどちらも悔いを残し祟りにでもなってしまいそうである。そういう視点でいえば、夏目は山神様の心を救い、四人の仮面の御供の心も救ったといえる。
仮面のものからすれば、夏目の存在は千載一遇であったのだろう。最初はものすごく怖かったが、夏目にお願いをしたあの時の涙は、山神様の心を救って欲しいという願いと、先に逝ってしまった仲間の三人の宿願を果たすための懇願であったのだろう。
無事山神様の探しものを見つけ、そして最後の仮面のものがまだ存在していることを伝えた時、山神様は顔を上げ美しい姿を見せた。もしかしたらこの時、恋人を失ってから初めて周囲を見たのかもしれない。そして、御供の存在や自分の役目といった、今まで目を背けていた様々な事に気づいたのかもしれない。彼女が見せた輝きがそれを物語っているように見えた。
その他
にゃんこ先生に目がない多軌。そして久し振りの沢城さん(キャラ名忘れたw)
このお約束のやりとりはいつ見てもほっこりする。
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|.....||__|| ( ) そういえば、最近名前返してないな。
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
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ないと、たまには見たくなるのが人情。
ふぅ。スッキリ。
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