呼吸法は,ヨガや気功,太極拳などの伝統的なものや,
心身医療や今流行りのマインドフルネス,リラクセーションなど様々な分野で利用されています.
それが呼吸法に対する認識を難しくさせているのかもしれません.
そもそもヨガの呼吸法は元々リラックス目的ではなく,
“プラーナ”という空気中の「気」を栄養素のように取り込んで,心身をパワーアップさせるための呼吸法だったのです.
当時の人たちは,自律神経の存在も知りませんでしたしね.
結果論として,科学的なメスを入れてみたら
自律神経に良い効果があるということが分かってきたという言い方の方が正しいといえます.
単に自律神経的側面から考えた場合,「火の呼吸」は交感神経を急激に活性化するだけの呼吸法となってしまいます.
なかにはその部分だけに着目して,過呼吸にもなりかねない,危険な呼吸と考える方もいるようです.
もし危険な呼吸ならば20年近くにわたり行ってきた私は健康を害しているはずですし,
代々のクンダリーニヨギもそうなっていたはずです.
クンダリーニヨガには,長い長い歴史があるのです(*v.v)。
火の呼吸は,人間根本のエネルギーであるクンダリーニにプラーナを注ぎ込んで活性化を促す呼吸法なのです.
そこに目に見える形での生理学的思考のみを当てはめようとするので話がおかしくなるのです.
座禅の丹田呼吸も丹田の活性化を目的としていた点では火の呼吸と似ています.
それが近現代になって,
脳波や自律神経系,ストレスホルモンの計測により,リラクセーションにいいんだと考えられるようになりました.
まあもちろん,今日では本来の目的である丹田の鍛錬のために行っている人は希有といえるでしょう.
ほとんどの方が精神的落ち着き,ストレス軽減のために行っています.
ただ,4秒で吸って8秒で吐くような一律的な呼吸パターンでは,最大限の自律神経改善効を得るには不十分といえます.
人の体質は様々であり,個人の自律神経バランスをを整えるのに最適な呼吸回数は人によってバラツキがあるからです.
これには,実際に呼吸スピードを変えながらのセンサーを使った自律神経分析が必要になってきます.
1分間に0.5回呼吸スピードが遅くなったり,速くなったりするだけで,
自律神経バランスが異なってくることにきっと驚くと思います.
特にアスリートなど強靱なメンタルを必要とする人たちはきちんと分析する必要があります.
自律神経的な側面に関しては伝統的な経験則よりも現代科学の力を活用した方が効率的といえます.
P.S.
今日は久々に機材トラブルに見舞われました(x_x;)
お二人目のお客様の測定までは問題なかったのですが,
三人目のお客様の時に急に信号は認識しているのに測定データがおかしな事になっていました.
今までの経験則を総動員して解決しようとしましたがうまくいきませんでした.
まあ,私の歩みはマシーンとの格闘の歩みでもあるので慣れっこですけどもね(*v.v)。
最近,常に測定を行っているので,センサーの付け根部分が摩耗しているのかもしれません.
…
話は変わりますが,私の所では時間的に可能であれば,
当日,急にヨガではなく,分析系プログラムを行いたくなった場合,変更可能です.
本日,午前中にお越しのお客様は,ゴルフのプレー中のメンタルを安定させたいということでした.
そして私の話を聞いているうちに,呼吸分析をしたいということになり,急遽,ヨガの予約を呼吸分析に変更しました.
当日,目的やリクエストがございましたらこちらから最善の方法をご提案させていただきます.
その中から,お客様自身が最終的にご判断いただけましたらと思っております(*v.v)。
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