火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。


「無敗脳」探求の旅として、

国際武道大学の魚住先生のもとを訪問し


史実に基づいた宮本武蔵を知ることで、改めて当時から武蔵は別格の存在だったということが知れて少し嬉しい気持ちになりました^^


宮本武蔵は「ここ一番」での勝負強さを持っています。


それは、剣術の技術だけでなく、「勝負勘」に優れていたからだと思います。


「勝負勘」とは、一種のひらめきや直感です。


直感やひらめきは、右脳が関わっていると考えられており、リラックスしている時に機能しやすいと考えられています。


ですので、「勝負勘」には、どんな状況でも自分の置かれている状況を客観的に見れる冷静さが必要になってきます。


宮本武蔵や、時の戦国武将もこの能力が極めて高かったことが考えられます。


しかし、最も「勝負勘」に優れていたのは侍ではなく忍者です。


最も危険なタイトロープを幾度となく渡ってきたのは、間違いなく忍者だからです。


修羅場をくぐり抜けてきた数でいえば、侍の比ではないのは明らかです。


この意見には、魚住先生にもご賛同していただきました。


「忍」という文字は、「刀」の下に「心」と書きます。


この一文字が忍者の生き様を全て物語っているといえます。


ちなみに、「忍ぶ」という言葉は、英語では訳せないそうです。


これは、日本独自の精神性ですから当然のことだと思います。


国際武道大学の図書館で見つけた忍術の三大秘伝書の一つ

『萬川集海(まんせんしゅうかい)の復刻本↓

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-「萬川集海(まんせんしゅうかい)」

『萬川集海』は、1676年三大上忍のうちの一つ藤林家の子孫、藤林左武次保武によって書かれました。


戦時中の陸軍中野学校のテキストとして使用されていたのも有名な話ですね。


書名の意味は、全ての川が海に注ぐ如く、忍術は全ての兵法、武術の奥義が集大成されたものとされています。


これは、本当だと思います。


なぜなら、忍者は主君のために生き残って、情報などを伝える必要があったからです。


当然、人を殺める術よりも生き残る術の方に秀でていました。


人を殺めないで生き残る術ですから最も高度な技術が必要とされます。


ですので、忍術」は全ての日本の武術の奥義に通じるという考えは正しいといえます。


「生き残る術=無敗」ですから、「無敗脳」を研究する上で、「忍術」の研究は避けては通れないといえます。


戦国武将で忍者を雇っていなかった者は皆無と思われます。


一説には、戦国時代には、73流派もの忍術の流派があったそうですから、どれだけその当時、忍者が必要とされていたのかが理解することができます。


73流派存在したといわれる忍術もきちんとした武道として継承されているのは、今や信州を発祥とする戸隠流のみです。


戸隠流忍法34代宗家の初見宗家のご著書『戦国忍法図鑑』

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-戦国忍法図鑑

これは、もう絶版で知る人ぞ知る非常に希少価値の高い「忍法書」です。

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-戦国忍法図鑑

忍者の中で、任務を遂行する際、生き残って帰れるかどうか?と心配しながら任務に赴いていた者はいないと思います。


そういった観念があると恐怖のあまり冷静に任務を遂行することは不可能ですし、当然、生きて帰ってこられるのも無理だからです。


どんな状況下でも「今」に集中することができる脳があったはずです。


忍術は修験道や密教の影響を強く受けていますから、ヨガのトレーニングみたいなものでメンタルの強化をはかっていたと考えてもおかしくありません。


中国を経由して伝わってきた密教ではなく、ヒマラヤのヨガが直接、忍者に伝わっていたらものすごい忍術になっていたでしょうね。


ヒマラヤの伝統的ヨガ「ラージャヨガの必読書『魂の科学』実践・魂の科学(※現在は「実践ヨーガ大全」)

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-魂の科学

宮本武蔵・作『枯木鳴鵙図』の写(国の重要文化財)↓

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-宮本武蔵  枯木鳴鵙図

この水墨画は凄いですね。


武蔵の臍下丹田から脳天まで貫く「正中線」、「クンダニーニ」のパワーを感じます。


「無敗脳」の獲得にはクンダリー二の覚醒は必須といえます。


火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-無敗脳探求の旅

今回の旅でも痛感したのですが、メンタルの研究に関しても、


『萬川集海』のようにいくつもの川からアプローチしていき、やがて大きな真理に繋がっていくのだなと感じました。


私は、ヨガを研究していますが、その中でもメンタル面に特化しています。


メンタルひとつとってもこれだけ大変なのですから、他に二つ三つの研究となるととてもではないですが、どこかで手を抜かざるを得ません。


ビジネスの事業として考えた場合、いくつものサービスがあるにこしたことはないですが、私はひとつのことを徹底的に掘り下げていくスタンスです。


その過程において、伝統的な良い部分はそのまま踏襲し、足りない部分は最新テクノロジーを取り入れ、進化発展を目指していきます


伝統的なもの、最新鋭のもの、どちらが優れているというものではありません。


私の中では、戦国時代の巻物も最新の論文も全く同じものなのです。


P. S.


魚住先生にご馳走になったお魚の定食屋さんでの一品↓

火の呼吸ヨーガ|クンダリーニヨガの火の呼吸トレーニング!-無敗脳探求の旅

本当にどれもおいしいお魚でした!


何が凄いかといいますと、


先生は昔からこちらのお店に通われているそうなのですが、一度たりとも同じ料理が出てきたことはないそうです。


真の「おもてなし」とはどういったものか?


先生には、そういった「極意」を食事をしながら教えていただきました。


本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。


サイバー・ヨガ 」ブログ


営業時間

・平日: 10-22

・土曜日&日曜日: 8-18

※祝日も通常営業しております。

・定休日: 毎週月曜日と第5週目の週


三田スタジオ(パーソナルプログラム専門スタジオ)

JR山手線「田町駅三田口 徒歩4

都営浅草線「三田駅A6徒歩2

※ご予約時に詳細地図を添付させていただきます。


お問い合わせ

03-5443-5180 / メールでのお問い合わせ