父がいなくなるまで② | こぜさんな日記

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日々の徒然。
細く長く続けたい雑記。

8月はまだまだ元気だった父。

どっと具合が悪くなってきたのは9月でした。

8月の末にはまた抗がん剤のため、入院。

今年中には亡くなると言われていたため、体を痛め付ける抗がん剤をやるべきかどうかは悩ましいところでしたが。

父はまだまだ可能性があるなら、頑張る💪と言っていました。

七年前に抗がん剤をやり始めたときは、もう死んでもいいから、やりたくないと言ってたのに。


死が現実に迫ってくれば、何もせずにそれを待つ選択をするのは、なかなか勇気が要ることだったのかも知れません。

しかし、弱りきった父の体には抗がん剤は効かず、体力を削られるばかりでした。


そんな時期でしたが、タイミングの悪いことに引っ越しを予定していました。

そのせいでなかなか会いには行けず。

引っ越しの前の週になんとか会いに行けました。

四時間近くかけて会いに行ったのに、会えたのはたった15分。

コロナやインフルエンザがまた流行してきていたからです。

15分の面会で会った父は、8月とは比べ物にならないくらいしんどそうでした。

もう長くはないんだと悟るのには十分に。

しんどすぎて機嫌も悪く、あまり話しもできませんでした。


そんな様子を見て、自宅に戻ってからとうとう喪服を買いました。

今まで早くしなければと思いつつ、できなかったこと。

買ってしまって、父が死んだら…と思うとなかなか買えませんでした。

周りの人が元気なうちに揃えておくべきですね。


9月は引っ越し、父の様子、子供の友達トラブルでの学校からの呼び出しなど、憂鬱なことが重なり過ぎてしんどい日々でした😞💦




人生で12回目の引っ越しで疲労困憊。

なかなか落ち着くことのできない人生なのです。