続きです…
ここの所孫娘、嫌なことややりたくない事があると何処でも座り込んだり寝転んだりするようになり、
例えば車に乗せる時にカーシートに座りたくなくて(体を押さえられたり拘束されることは嫌がります)、車の床に寝転んで抵抗したりするので、
日々、車で送迎をしなければならないばぁばは、毎回立ち上がらせるのが困難で本当に困っていました
入院してすぐに1年振りに会った主治医に
「大きくなったね丸くなったよね」と何度も言われ、
「そんなに変わらないと思いますけどー」
と答えていたばぁば
園時代には毎月身体測定がありましたが、学校では学期毎にしかなくて、入院前に計ったのはその4カ月前、
確かに重量感は感じていましたが、毎日一緒に過ごしているとそこまで体の大きさに変化を感じることもなく、重く感じるのは抵抗してくるからだと思っていました
検査入院時には最初に身体測定をします。
別にこれまで測定結果を気にすることはなかったのですが、今回、あんまり会う人会う人に
「大きくなりましたねー」と言われるので、看護師さんに教えてもらうと
びっくりするほど大きくなっていました
『そりゃ、毎度毎度抵抗してくる孫娘に対抗するのは大変なはずだゎー』と納得したばぁば
体が重いからか、今まで喜んで行っていた大好きな院内散歩もあまり行きたがらなくなり、ベッドに寝転びタブレット三昧の孫娘
週に一度のPTの時間、理学療法士の先生さえも歩こうとしない孫娘に困り果て、
気に入らないと廊下でもどこでも寝転がる孫娘を立たせようと必死になるばぁばの腰を心配し、
「無理に立たせるのは諦めましょう(ばぁばの)腰が心配です」と仰り、
無理して立たせず、自分から立ち上がるのを待つように言われました
自販機や売店に行きたくて毎回人通りの多い1階の廊下で寝転んで抵抗してくる孫娘と、
床と一体化した孫娘を無理やり立たせてただ先へと進ませたいばぁばとのせめぎ合いに
すっかり疲れたばぁばが、散歩は午前と午後に1回だけにしました
『大人の手から離れてただ自由に歩ける』だけの場所としての散歩は孫娘にとって魅力的では無くなってしまったようで、
『自分が行きたい所に自由に行くため』の散歩をしたいと思うようになったようで
それは孫娘が成長した証ではあるけれど、
毎年心身ともに成長する孫娘と反比例して心身ともに老い続けていくばぁばにとっては大きな負担になっています
今までは1周250mほどの院内の散歩コースを1日かけて4周歩いていましたが、歩く時間より寝転ぶ時間の方が多いので、今回はせいぜい2周ぐらいしか歩けませんでした
なので今回、入院中の発作は一度もありませんでした 。
まあ、ベッドでゴロゴロとのんびりまったり過ごしていたら発作もあるはずがありません
今回は今まで楽しんでいた、
『大人の手を離れて自由に歩ける散歩』は諦めて、
散歩中に2カ所ある大好きなエレベーターのボタンを
『麻痺している右手で押す』ことを目標にすることにしました
学校では右手でエレベーターのボタンを押すことが出来ると聞いていましたが、
ボタンの凹凸により押し易い所とそうでない所があるようで、
静岡のてんかんセンターのエレベーターのボタンは少し凹んでいるので孫娘にとって麻痺した右手で押すのは難しいようでした
毎日毎日、何度も何度も使用頻度の少ない外来のエレベーターのボタンを右手で押す練習をしました
何度もやってるうちにボタンは右手で押すものだと察知したようで、自分から右手で押そうとします
何度やってもできないので、
『左手で右手を持ってボタンを押す』という(悪)知恵を思いついたり
出来ないのを見て何度か優しい人が代わりに押してくれたりしたので、なんなら
『人に押して貰うのを待つ』という(悪)知恵も
中身(脳ミソ)は永遠の1歳児ですが、自分がやりたい事に対して働く(悪)知恵はかなりのものです