最終更新日:2017/2/22  更新内容:謎のヒロインX[オルタ]と山の翁を追加


 ※最新更新の追加参戦キャラクターは(new)

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 過去に追加参戦済のサーヴァントをこちらにてご紹介します。シナリオクリア後のサーヴァント、真名ネタバレを含む為ご注意ください。


-------セイバー-------

 

・二刀流のセイバー
 真名:宮本武蔵 CV:佐倉綾音
 出生・地域:日本 戦国時代末期~江戸時代初期

  Fateシリーズ登場作品:初登場

 追加参戦日:2017/1/1 レアリティ:★5(SSR) クラス:セイバー

■歴史上の人物紹介:

 江戸時代を代表する兵法家(=剣豪)。剣豪といえば武蔵を思い浮かべる人も多いはず。
それというのも、宮本武蔵といえば一般的に「生涯無敗」で世間的に知られます。
これは武蔵自らの著作「五輪書」の記載によるもの。
「五輪書」は自らの兵法(=剣術)の極意を記したと言われる兵法書で、
(※尚、当時の剣術の使い手は「剣士」「剣術家」ではなく「兵法者」「兵法家」と言います。)
武蔵自身がこの書にて「20代までの間に60数戦して負けたことはない」と書いていますが、
30代以後はどうだったのか言及されていなく、「本当に生涯無敗だったのか」は定かではありません。
ただ、この「生涯無敗」に加え「二刀流」「巌流島の決闘」という分かりやすいキーワードにより、後の創作物でも色々脚色された結果、「無敗の剣豪」としての武蔵がイメージづけられました。

(広く知られる「吉岡流一門との決闘」「巌流島の決闘」については(実在したのかも含め)諸説あり、特に「巌流島の決闘」は前述の「五輪書」には記述が無い。)
武蔵の兵法は、「五輪書」によると二天一流。
名は「五輪書」の中では新免武蔵守・藤原玄信と名乗っており、Fate作中でも、この名乗りを採用されています。
「新免」は氏(=現在の姓、苗字)、「武蔵守(むさしのかみ)」は武家の官位、藤原は「本姓」、「玄信」が「諱」です。

全てを詳しく語ると長いのですが、「武蔵守」は朝廷から賜る官位の一つで、「武蔵国(=今の東京都と埼玉・神奈川県の一部)の長官のような意味合いですが、この時代のほとんどの官名は「自称」です。よって「官名」というより「通称」くらいで捕らえていただければと。

武藏の場合は「武蔵守」ではなく、単純に「武蔵」ではないかという説もあります。

 

・隻腕のセイバー
 真名:ベディヴィエール 登場作品:Fate/stay night、Garden of Avalon
 CV:宮野真守(FGO、Garden of Avalon共に。これが今後正式になると思われる。)

 (参考CV):能登麻美子(テレビアニメ版) / 三木眞一郎(PS2版) / 真殿光昭(PS Vita版)
 追加参戦日:2016/7/25 レアリティ:★3(R) クラス:セイバー

 

 人物紹介:エクスカリバーを湖に返還した人物として有名だが、一方で「隻腕でありながら、剣の腕は他の円卓の騎士に劣らない使い手」という設定を持つ。

 また、割とカオスな円卓の騎士において、数少ない常識人。

 

 Fateシリーズにおける人物像:これまではセイバーの回想などで登場しただけであったが、

FGO参戦と、Garden of Avalonにおける登場で人物像が固まる。

やはり心優しき常識人といった装いだが、その奥には強固な意志が隠れ見える。

ちびちゅきやコハエースなどにも登場。

 

インドの英雄のセイバー
真名:ラーマ CV:沢城みゆき
登場作品:Fate/Grand Orderにて初登場 クラス:セイバー
追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★4(SR)


伝説での人物紹介:インドの叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公にして、ヒンドゥー教の最高神、ヴィシュヌの化身
「ラーマーヤナ」は、誘拐された妻シーターを奪還する為に、ラクシーャサ(羅刹)の王、ラーヴァナを倒すまでのラーマの数々の伝説を編纂したもの。
「魔界村」や「マリオブラザーズ」的な「ポピュラーな冒険譚」の元祖といえる。
しかもコーサラ国の王子であり、インドが生んだ理想的など真ん中ヒーロー像として、インドでは神の化身としてのラーマへの信仰は篤く、かのガンジーの死の際の言葉「ヘー・ラーム」の「ラーム」もラーマのことを指す。
(3/30追記)ちなみにシータは『天空の城ラピュタ』のヒロイン、シータのモデルになっています。

 

-------ランサー-------

 

冬木のジャガーのランサー
 真名:ジャガーマン CV:伊藤美紀
 出生・地域:中南米 マヤ/アステカ

  Fateシリーズ登場作品:ジャガーマンとしては初登場。藤村大河としてはFate/stay night、Fate/hollow ataraxia

 追加参戦日:2016/12/7 レアリティ:★3(SR) クラス:ランサー

 

 ■神話/歴史における人物紹介/コメント

 まさかの擬似サーヴァント3人目はジャガーマンとして登場の藤村大河。

CVももちろん伊藤美紀さん。

7章をプレイしてる途中「そこまでにしておけよ藤村!」と言いたくなったマスターは多いはず。

 

 では肝心のジャガーマンについての説明を。単なるジョークキャラではなく、れっきとした歴史/伝承上の存在です。

これも2つの意味(神話上と、歴史上)があり、

1つは神としてのケツァル・コアトルのライバル、テスカトリポカのナワル(化身)。

もう1つは人間としてのケツァル・コアトル(ククルカン)を追放したテスカトリポカの信徒「ジャガーの戦士団」としての意味合い。

Fate上ではどちらの存在なのか、その関係性は12/15~18あたりに公開予定の7章ネタバレ考察を参照ください。

 

 実はケツァル・コアトルとテスカトリポカの因縁は深く、神としてのケツァル・コアトルはテスカトリポカによって殺されています。

 また、人間としてのケツァル・コアトル(ククルカン)も、当時かなりの影響力を持っていたジャガーの戦士団によって追放されており、いずれにしても天敵と呼ばれる間柄です。

(ククルカンは生贄の儀式をやめるようにした一方、ケツァル・コアトルの祭祀は『生者の心臓を取り出し生贄とする』ものであった為対立した。)

 

神に造られたランサー
 真名:エルキドゥ CV:小林ゆう
 出生・地域:ウルク(メソポタミア地方)

 Fateシリーズ登場作品:Fate/strange Fake

 追加参戦日:2016/12/7 レアリティ:★5(SSR) クラス:ランサー

 

 ■伝承における人物紹介~概要~
  ギルガメッシュの無二の親友。一般的には「エンキドゥ」と呼ばれる。

 

 実は神によって造られた人形であり、神の怒りにあったギルガメッシュの身代わりのような形になって死亡。

 Fate作中においてもその名は登場しており、ギルガメッシュに非常に大切に想われている事が分かる。

 ■人物紹介
  詳細については、こちらのシナリオ推測で述べていますので参照ください。

   → 【第7の聖杯:“天の鎖”BC.■■ 絶対魔獣戦線 】シナリオ推測(前半)

 

三姉妹のランサー
 真名:メドゥーサ CV:浅川悠
 出生・地域:ギリシャ神話

 登場作品:(ライダーとして)Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia、
 追加参戦日:2016/12/7 レアリティ:★4(SR) クラス:ランサー

 

 ■伝説における人物紹介~概要~
  遂にみんなのライダーさんの2人目登場! しかもリリィだと!?

 (2人の姉に近い存在との事)

 課金するしかないね!(筆者主観)

 ■人物紹介
  ゴルゴーン3姉妹の1人。、見たものを石に変える目を持つギリシア神話に登場する怪物。
 鏡のように磨かれた盾を持つペルセウスによって討たれ、その首からあふれ出た血からペガサスが誕生した。

 

Fate/EXTRA アサシン(のランサー)
 真名:李書文 登場作品:Fate/EXTRA
 CV:安井邦彦
 追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★4(SR)
 クラス:ランサー
 史実での活躍:中国の武人。八極拳の門派・李氏八極拳の創始者。貧しい農民の家に生まれたが、武術を身につけた事で頭角を現し、軍事・武術教練として活躍 し徐々に名を知られる存在に。真剣勝負に於いては負け知らず殆どの対戦相手を牽制の一撃のみで倒したという逸話を持つ、「かつて史実に存在した範馬勇次郎の如き」人物

 コメント:Fate/EXTRAではアサシンとして登場したが、史実では槍の名手としても知られた事から、今回はランサーとして登場。という事は後程アサシンとしての登場もありそう。
 

-------アーチャー-------

 

金星のアーチャー
 真名:イシュタル  CV:植田佳奈

 登場作品:(遠坂凛として)Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia、Fate/Zero、Fate/unlimited codes、Fate/EXTRA、Fate/EXTRA CCC、Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤなど

 クラス:アーチャー 追加参戦日:2016/11/28 レアリティ:★5(SSR)

 

 コメント:シュメール神話の女神、且つウルクの都市神。

 愛と美の女神である他、戦・豊穣・金星・王権など多くの神性を司り、父である最高神アヌにも並ぶとまで言われた存在。

 強力な力を持つ一方、ギルガメッシュへ求婚を断られた事を逆恨みし、聖牛グガランナをウルクに送り暴れさせて大惨事の状況にさせるなど、「我が侭放題」の性格が見える。

 

 通常、神霊としてのイシュタルは英霊としては召還不可能のはずであるが、果たしてどのようにして召還を果たしたのか…は、ストーリー7章を参照ください。

 

 

一方で、

その性格は国民にも知れ渡っており、下記の通り恐れられている。

 


 参考)マチアソビvol.15、植田氏の一言より

イベントに参加した方のTwitterでも報じられていましたが、下記の参考記事下から4行目にもある通り「現在植田も役柄は未公開ながら『Fate/Grand Order』のアフレコ収録を行ったこと」をポロリとこぼしました。
 よって、CV植田氏のキャラクターが参戦なのは下記ソースから確定。
 遠坂凛の擬似サーヴァントかどうかまでは下記事では明らかになっていませんが、登場作品を見ていただけると分かる通り、先日放送されたFate/stay night[UBW]でもヒロインっぷりを発揮した遠坂凜が、参加しない訳が無い!。
 しかも孔明(=エルメロイ)のキャラクエで擬似サーヴァント(マシュのデミ・サーヴァントとは別)という概念が確定しましたので、ほぼ確定と言えるでしょう!(しかし確定ではありません。)

 参考記事:マチ★アソビ『Fate』ステージの記事(外部リンク マイナビニュース)

 →その後、1年の時を経て2016年11月28日

 

左利きのガンナー
 真名:ビリー・ザ・キッド CV:高乃麗 
 出自・地域・生没年:1859年11月23日 ~ 1881年7月14日 アメリカ
 登場作品:Fate/Grand Orderにて初登場 クラス:アーチャー
 追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★3(R)


史実での人物紹介:アメリカ西部開拓時代のアウトロー(無法者)。本名はウィリアム・ヘンリー・マッカーティ・ジュニア。
12歳の時に、母親を侮辱した男を殺してアウトローとなる(その後、死ぬまでに21人を殺害。)
その後リンカーン群で売店の用心棒となったが、商売敵とのいさかいが「リンカーン郡戦争」と呼ばれるまでに発展。
この紛争でビリーは4人を射殺し、保安官のパット・ギャレットによって逮捕される。
1881年4月18日に刑務所を脱走し、一躍名を馳せるも、同年7月14日、ニューメキシコ州にてギャレットに射殺される。

コメント:
修羅場においても常に笑顔を浮かべながら人を殺したという、いわゆる「ヒャッハー系」(キチ○イ)の人物
Fateではバーサーカー以外では珍しい「ヒャッハー系」の新機軸のアーチャーだが、まだFGO作中ではそこまでのキチ○イじみた活躍はしていない模様。
是非「鬼武蔵」(森長可)もFGOに参戦していただき、キチ○イ会話をして欲しいものである。

 

-------ライダー-------

 

白い翼のライダー

 真名:ケツァル・コアトル CV:遠藤綾
 出生・地域:中南米 マヤ/アステカ

  Fateシリーズ登場作品:初登場

 追加参戦日:2016/12/7 レアリティ:★5(SSR) クラス:ライダー

 

 ■神話/歴史における人物紹介

 7章のシナリオを読んでよく分からなかった方もいるかもしれないので、補足も兼ねて紹介します。

 まず神話/伝承上において、代表的な「ケツァル・コアトル」は2人(柱)います。

1柱は一般的に知られる、白い翼を持つ蛇、アステカ神話の文化神・農耕神としてのケツァル・コアトル。

 

 そして1人は、紀元950年前後トルテカ帝国の王、セ・アカトル・トピルツィン。通称「ククルカン」

アステカより前に存在したトルテカ帝国(7世紀頃~12世紀頃)の伝説の王、セ・アカトル・トピルツインも「ケツァルコアトル」と記述されています。

尚、彼がトルテカを去った後、マヤ(メキシコ,グアテマラ,ホンジュラス)の地を征服した「ククルカン」とされ、これにより「マヤ神話のククルカンはアステカ神話のケツァルコアトルと同一視」されています。

 これがFateの世界ではどのように再現されているかは7章のストーリーを参照あれ、かなり面白い事になっています。

 12/15~18あたりに公開予定の7章ネタバレ考察でも扱いますのでよければ参考に。

 

Fate/Zeroライダー
 真名:イスカンダル  CV:大塚明夫

 登場作品:Fate/Zero 出生・地域:マケドニア

 追加参戦日:2016/4/27 レアリティ:★5(SSR) クラス:ライダー

■史実/Fate作中の人物紹介:

 歴史上、世界征服に最も近づいた人物の一人、アレキサンダー大王その人。
Fate/Zeroでは、その人間味溢れるキャラクターが愛され、Fateシリーズ屈指の人気キャラ。
Fate/Grand Orderでは若き頃の姿のみが開始当初から登場しており、Fate/Zeroの姿での登場が待たれていたが、遂に期間限定で登場!

 

コナハトの女王のライダー
 真名:女王メイヴ CV:佐倉綾音
 出生・地域:コナハト(アイルランド島北西部)
 追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★5(SSR) クラス:ライダー


 ■伝説における人物紹介~概要~
  ケルト神話に登場する、コナハト(コノート)の女王で、下記のクー・フーリンとも縁深い人物。
 かつては1976年から発行されていたアイルランドの1ポンド紙幣に肖像が使用されていた。
 後世では、妖精の女王マブ(Mab)とされ、ティターニアと混同されることも多い。
 有名なのは、「クーリーの牛争い」と「クー・フーリンの死」のエピソード

 ■人物紹介②~「クーリーの牛争い」~
  アルスター王国とコノート王国との間に起きた七年にわたる戦争の物語
 きっかけはコノートの女王メイヴが、夫のアリルと財産を自慢し合ったことに始まる。 
 メイヴは夫以上の権力を持っているにも関わらず、アリルの所有する牛、フィンドヴェナハを上回る財を持っていなかった。
 この為、アルスター王国の牛、ドン・クアルンゲを借り受けようとするが断られる。
 これに怒った彼女は力ずくで牡牛を奪おうと、アルスターに「軍隊を率いて攻め込み、その後7年に渡って戦争状態となる」のだが、
 ここで立ちはだかったのがアルスターの「赤枝騎士団」最強の男、クー・フーリンであった。
 開戦時はアルスターの戦士は皆が「ヴァハの呪い」(女神転生にも登場する戦の女神・マッハ)の為に力が萎え、
 唯一呪いにかかっていなかったクーフーリンは文字通り「孤軍奮闘」の活躍を見せる。
 結局両国は和平を結ぶが、目論みを邪魔された形のメイヴはク・ホリンを恨み…(下記「クー・フーリンの死」へ続く)

 

-------キャスター-------

 

花の魔術師

 真名:マーリン CV:櫻井孝宏
 出生・地域:ブリテン

  Fateシリーズ登場作品:Fate/stay night RéaltaNua、Garden of Avalon 

 追加参戦日:2016/12/22 レアリティ:★5(SSR) クラス:キャスター

 (過去CV:小林勝也(テレビアニメ版) / 諏訪部順一(RéaltaNua))


 コメント:「RéaltaNua」ではラストエピソードにのみ登場。

 はっきりと登場したのは「UBW」のブックレット及びCDドラマ「Garden of Avalon」にて。

 円卓の騎士の知恵袋にして中心人物の一人。

 当代且つ歴史上でも屈指の魔術師であり、アーサー王を育てた世界屈指の「キングメーカー」。

 しかし、夢魔(もしくは妖精、悪魔)と人間のハーフであり、人間としての感情が一切無い「生まれついてのろくでなし」でもある。

 本来であれば「世界の果てまで幽閉塔で生き続けている」存在の為、サーヴァントとしては例外を除き通常顕現する事は無い。

 (通常、生者にサーヴァントの資格は無い為。)

 

ウルクの王のキャスター
 真名:ギルガメッシュ CV:関智一
 出生・地域:ウルク(メソポタミア地方)

 登場作品:Fate/stay night、Fate/hollow ataraxia、Fate/Zero、Fate/strange Fake

 追加参戦日:2016/12/7 レアリティ:★4(SR) クラス:キャスター

 

 ■伝承における人物紹介~概要~
  既に★5アーチャーとしてFGOにも参戦済、各シリーズ引っ張りだこ、

 みんなの英雄王がキャスターになって再登場! しかも★4で微妙にお求めやすく!

 ■人物紹介
  詳細については、こちらのシナリオ推測で述べていますので参照ください。

   → 【第7の聖杯:“天の鎖”BC.■■ 絶対魔獣戦線 】シナリオ推測(前半)

 

天竺を目指すキャスター
真名:玄奘三蔵 CV:小松未可子
地域:中国 生没年:602年 - 664年3月7日   Fateシリーズ登場作品:初登場

追加参戦日:2016/6/15 レアリティ:★5(SSR) クラス:キャスター

 ■史実/伝承における人物紹介

 唐代の僧。玄奘は戒名(仏教上の名前)であり、俗名は陳褘(チンイ)という。
629年に陸路でインドに向かい、645年に経典657部や仏像などを持って帰還
以後はひたすら翻訳作業を行い、中国に「正しい仏教」を伝えた。
また、インドへの旅を自ら『大唐西域記』として著作。これが後の伝奇小説『西遊記』のモデルとなった。

 

発明王のキャスター
 真名:トーマス・エジソン CV:寺島拓篤
 出自・地域・生没年:アメリカ 1847年~1931年
 追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★4(SR)
 クラス:キャスター


 史実での人物紹介:その生涯で約1,300もの発明を行った「発明王」。
 その発明の中でも有名なものは、蓄音器、白熱電球、活動写真(後の映画)等に加え、何より電力システムの構築は、後世の生活モデルに大きな影響を及ぼした。
 既に登場しているニコラ・テスラとは「電流戦争」での不倶戴天の敵(エジソンの直流、ニコラ・テスラの交流)
 コメント:尚、Fate/Grand Orderのシナリオライター・桜井光氏がシナリオを手がけたゲーム「紫影のソナーニル」にも登場している。

 

エレナ・ブラヴァツキー
真名: CV:金元寿子 
出自・地域・生没年:ロシア(現ウクライナ) 1831年~ 1891年
活動範囲:アメリカ、インド、ヨーロッパ 登場作品:Fate/Grand Orderにて初登場 
追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★4(SR)クラス:キャスター


史実での人物紹介:wikiなどでは「ヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキー」「ブラヴァツキー夫人」で知られる、現代に近い時代の魔女の一人。
近代神智学を創唱し、「神智学協会」を設立した者のひとり。
神智学とは内容的には諸宗教の対立を超えた「古代の智慧」「根源的な神的叡智」への回帰をめざし、さまざまな宗教や神秘主義思想をまとめた内容になっており、神智学自体は宗教ではなく科学とされる。
一言でいうと「世界の霊的要素のまとめ」であり、さらに端的に言うと「オカルト」である。
詐欺師などと批判される事もあったが、19世紀のヨーロッパに、オカルティズムが流行した際の中心人物のひとりであり、様々な変遷を経つつも、20世紀以降の各地のオカルトや新興宗教に影響を与えている。
尚、彼女の生涯、特に1874年にアメリカで活動を始めるまでの前半生は謎に包まれている。

コメント)神智学協会はFateでの魔術協会にも共通するところがある為、魔術協会との立ち位置が気になる人物

 

インディアンのシャーマン
真名:ジェロニモ CV:江川央生 
出自・地域・生没年:アメリカ 1829年~1909年
登場作品:Fate/Grand Orderにて初登場 クラス:キャスター
追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★3(R)



史実での人物紹介:「アパッチ戦争」に身を投じたアメリカインディアン、アパッチ族のシャーマン
「アパッチ戦争」とは、1851年から1886年にかけて、アメリカの南西部で行われた、原住民のインディアン部族と米軍が交戦した戦争
アパッチ族の領土内に金鉱があることを巡り、アメリカの採掘者がアパッチ族の野営地を襲った事がきっかけで発生。
家族(妻、母と子供)を殺されたジェロニモは復讐の戦士となり、アパッチの各部族を説得して周り「アパッチ連合軍」を編成した彼は、その後メキシコ・アメリカを相手どって30年近く、対白人の戦いに身を投じました
銃を持つ相手にもひるまず、ナイフ1本で戦い続けた彼は、山中に潜むゲリラ戦法でメキシコ・アメリカを相手に長期間これを苦しめましたが、1886年、遂に降伏。これをもってインディアン戦争も終結に至る。
 尚、インディアン戦争の歴史は250年以上の長きに渡り(1622年~1890年)、コロンブスによる虐殺を含め、アメリカ合衆国における白人入植者によるインディアンの「征服戦争の総犠牲者は、50万人から、一説には5000万人」(正直正確な統計は無いものの)とも言われています。

 

-------アサシン-------

 

山の翁(new)
 真名:山の翁(ハサン・サッバーハ/キングハサン) CV:中田譲治(確定済)
 出生・地域:中東(イラン・イラク・シリア) 11世紀頃

  Fateシリーズ登場作品:初登場

 追加参戦日:2017/1/11 レアリティ:★5(SSR) クラス:アサシン

 

コメント:「初代」ハサン・サッバーハ。暗殺教団を組織し、歴代のハサンの元となりし存在。

通称「キングハサン」。

シナリオ6章7章に登場済で、シナリオの奈須きのこ先生から「FGOサーヴァントの中で、一番初めに戦闘ボイスを作ったキャラでもある。」と明言有り。

 

 →竹箒日記 12/14更新分の日記はこちら!

 

また、その後公式サイトに中田譲治さんの名前が追加され、その後本人よりも以下のツイートで紹介がありましたが、遂に満を持しての登場!

 

公式さんに名前も載ったしもういいかな…
そうなんです、遂にFGOに参戦!しかも言峰ではなく、山の翁キングハサン〜!!
キャラ絵も渋いし、奈須さん脚本で盛り上げて頂き、宝具のデザインやモーションもカッコ良く言う事なしの登場で有り難かったなぁ。
皆さんにも気に入って頂けたなら… pic.twitter.com/yc5rI1BdX2

— 中田譲治 (@joujinakata123) 2016年12月23日

 

大江山の首領のアサシン
真名:酒呑童子 CV:悠木碧
地域:平安時代/日本  Fateシリーズ登場作品:初登場

追加参戦日:2016/5/31 レアリティ:★5(SSR) クラス:アサシン

 

 伝承上の活躍:丹波国(今の京都府の北)にある大江山(現在の京都府福知山市)に住んでいたと伝わる鬼の棟梁
日本における鬼の代表的な存在。平安時代に京で発生した神隠し事件の犯人。
安倍晴明の占いによって、酒呑童子が犯人と判明すると、帝は長徳元年(995年)に源頼光らを征伐に向かわせた。
頼光とその四天王(渡辺綱、坂田金時、碓井貞光、卜部季武)、そして藤原保昌の6名は旅人に化けて毒酒を飲ませて泥酔させた上で、寝込みを襲って酒呑童子らを打ち取る事に成功。
しかし一説には首を切られた後でも頼光の兜に噛み付いていたとも言われ、「不老不死」であったとも言われる。
尚、このとき頼光が酒呑童子を切った剣が、後に「天下五剣」の一つと呼ばれ、国宝に指定されている「童子切」(童子切安綱)である。

 尚、大江山を初めとする日本の中世以前の鬼達は「異人であった」という説もあり、

FGOでも、酒呑童子の幕間の物語の台詞にて「以前は海外にいた」という事をほのめかしている。

 

正義の味方を夢見たアサシン
 真名:エミヤ[アサシン] CV:小山力也
 出生・地域:日本

  Fateシリーズ登場作品:Fate/Zero(登場人物として)

 追加参戦日:2016/4/27 レアリティ:★4(SR) クラス:アサシン

■Fate作中における人物紹介

 Fate/Zeroコラボスペシャルイベントにて新規実装。作中ではサーヴァントとしては登場していない。FGOでは史実での活動の果てに「守護者」となり、サーヴァントとして登場となった。

その宝具も彼の特殊能力に由来する。是非Fate/Zero作中の活躍は、アニメや小説のFate/Zeroをご覧いただきたい。

 

百の人格を持つアサシン
 真名:百の貌のハサン CV:阿部彬名
 出生・地域:イラン・イラク・シリア

  Fateシリーズ登場作品:Fate/Zero

 追加参戦日:2016/4/27 レアリティ:★3(R) クラス:アサシン

■史実/伝承/Fateにおける人物紹介

 中東地域におけるイスラム教の暗殺教団の指導者。

歴代のハサンは全て「ハサン・サッバーハ」を名乗るが、

百の貌のハサンはその名の通り、それぞれ100の人格が別個体として活動可能。

Fate/Zeroイベントに登場した各アサシンは、全てこの百の貌のハサンの別人格。FGO作中やCVは代表格である女性アサシンが担当している。

 

-------バーサーカー-------

 

謎のヒロインX[オルタ](new)
 真名:謎のヒロインX[オルタ] CV:川澄綾子
 出生・地域:オリジナル/架空(サーヴァントユニバース) 元はブリタニア

  Fateシリーズ登場作品:初登場

 追加参戦日:2017/2/08 レアリティ:★5(SSR) クラス:バーサーカー

コメント:貴重なメガネキャラですねヾ(*´∀`*)ノ

 

ケルトの勇者のバーサーカー
 真名:クー・フーリン(オルタ) CV:神奈延年
 出生・地域:アルスター(アイルランド島 北部) 
 追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★5(SSR)
 クラス:バーサーカー


 ■伝説における人物紹介~概要~
  ケルト神話のうち、「アルスターサイクル」の時代随一の勇者・戦士。
 アルスター王国に所属する「赤枝の騎士団」第一の戦士。幼名はセタンタ。通称は「クランの猛犬」。
 影の国を訪れ女王スカアハの下で修行を行い、ただ一人ゲイ・ボルグを授かる。
 他に「クルージーン・カザド・ヒャン」と呼ばれる光の剣も使う。この剣はアイルランド独立のシンボルでもある。
 Fateシリーズでは「光の御子」と呼ばれているが、これは父が太陽神ルーである事に由来(母もアルスター王の妹)と思われる。
 「女神転生」シリーズでほぼレギュラー登場しており、、それ以降は日本での知名度も高い。
 
 ■伝説における人物紹介②~クー・フーリンの死~
  その死を語る上でゲッシュの要素は欠かせない。ゲッシュは「禁忌」を意味するアイルランド語で、各人に課せられる「〇〇の場合は、けっして〇〇はしてならない」のような制約。
 ゲッシュを厳守すれば神の祝福が得られる一方、破れば禍が降りかかるという諸刃の剣。

  そこで、上述の「クーリーの牛争い」で、目的を達成できずクー・フーリンを憎んだメイヴは、このゲッシュを利用した。
 まずクー・フーリンのゲッシュ「目自分より身分の低いものからの食事の誘いを断らない」を利用され、「犬の肉を食べない」のゲッシュを破ってしまい、
 ゲッシュを破った呪いにかかる。その上で、「詩人の言葉には逆らわない」のゲッシュを利用され、
 コナハトが用意した吟遊詩人の求めに応じてゲイ・ボルグを無抵抗で手放し、奪われた奪われたゲイボルグに刺し貫かれて命を落とす。

  しかし、その際クー・フーリンは石柱に己の体を縛りつけ、最後まで倒れることが無いまま死亡。
 アイルランド民族主義の象徴とも言われるアイルランド、ダブリン市の中央郵便局の前には、
 現在も石柱に己の体を縛りつけたクー・フーリンの死を描いた彫刻が収められています。

 

看護師のバーサーカー 
真名:ナイチンゲール CV:沢城みゆき
生没年:1820年5月12日~1910年8月13日 出生:トスカーナ大公国フィレンツェ(現在のイタリア)
追加参戦日:2016/3/30 レアリティ:★5(SSR)
クラス:バーサーカー


史実での人物紹介:元祖「白衣の天使」。
1854年にクリミア戦争が発生した際、前線での負傷兵の扱いが悲惨な状況であることを聞きつけるや、看護婦として従軍。
衛生環境の改善に努め、戦争終結までの2年間、看護師の総責任者として活躍。その働きぶりから「クリミアの天使」と呼ばれた。
看護師を「白衣の天使」と呼ぶのは、ナイチンゲールに由来するといわれる。

また、数々の統計資料を作成し、各種委員会に提出した為、イギリスでは、ナイチンゲールを統計学の先駆者とされる事も。
また、専門教育を施した看護婦の養成の必要性を説き、ナイチンゲール看護学校を創設。
一方で、一般的にはナイチンゲール=赤十字のイメージがあるが、これは赤十字の幹部がナイチンゲールの活動に感銘を受けた為であり、ナイチンゲール自身は赤十字社活動には関わっていない(むしろ否定的であったとされる)。

コメント:「監獄塔に復讐鬼は哭く」に登場するも、遂に真名が分からずじまいだったメルセデス(仮)さん。
「軍服を着た、バーサーカーの看護師」というトンデモ設定になってます(笑)

 

-------エクストラクラス-------

 

三姉妹のアヴェンジャー
 真名:ゴルゴーン CV:浅川悠
 出生・地域:ギリシャ神話

  Fateシリーズ登場作品:ゴルゴーンとしては初だが、Fate/hollow ataraxiaに言及あり

 追加参戦日:2016/12/14 レアリティ:★4(SR) クラス:アヴェンジャー

 

 ■補足紹介/コメント:

 既に登場している「メドゥーサ」が、成長の果てに怪物「ゴルゴーン」と化した姿。

Fate/hollow ataraxiaでは三姉妹の物語からゴルゴーンまでがちらっと描かれているので、よければ是非プレイしてみてください。あの幸せだった日々…。

尚、「メドゥーサ」「メドゥーサ(ランサー)」「ゴルゴーン」は全てメドゥーサのCVを担当している浅川悠さんが演じています。素晴らしい!

 

・黒のアヴェンジャー

 真名:ジャンヌ・オルタ CV:坂本真綾
 追加参戦日:2016/4/11 レアリティ:★5(SSR)
 クラス:アヴェンジャー


 コメント:ジャンヌの負の感情が具現化した、もう1人の「黒のジャンヌ」
 作中のある章と、イベント「サンタオルタさん」に登場済(ネタバレなので詳細は割愛)
 で、参戦が待たれていましたが、数ヶ月を経てやっと正式登場しました。

 

・絶対悪のアヴェンジャー
 真名:アンリマユ 登場作品:Fate/hollow ataraxia CV:寺島拓篤

 出生・地域:古代ペルシア

  Fateシリーズ登場作品:Fate/hollow ataraxia

 追加参戦日:2016/4/27 レアリティ:★0(無し) クラス:アヴェンジャー


 神話上の紹介:真名は元々、善悪二元論を唱えるゾロアスター教における「絶対悪」の神。wikipediaなどでは「アンラ・マンユ」。

 (ゾロアスター教は古代ペルシアの起源とする宗教)

 

 Fate作品上での設定:Fate/hollow ataraxiaにおけるキーキャラの1人。作中のアンリマユは上記の神そのものとは異なる存在。(詳細は是非作品をプレイしてみてください)。かつて第三次聖杯戦争(Fate/zeroの1つ前)において召喚された事が後の聖杯に影響し…。

 

 FGOでの設定:告知も何もされずに、突如フレンドポイントガチャ限定で実装される。

しかも「★0」という唯一のレアリティで登場。登場確率はかなり低く、

筆者を含め、フレンドポイント10万以上費やしても出なかった人も多数。まさに隠しキャラとしての立ち位置。

 それでいてFate/hollow ataraxia上で「再弱のサーヴァント」と自虐している通り、基本性能は高くない。