書こうか悩んでいたんですけど、どんどん突っ込みどころが増えて来たので丁度折り返しくらいまで来たと思うのでアニメ封神演義の感想書きたいと思います。
原作もとうの昔に完結してるのでネタバレもないと思いますが今後の展開に触れる事もありますので知りたくない方は注意してください。
封神演義はリアルタイムで読んでハマっていた漫画です、確か当時は天化が凄く好きだったように記憶してます。
昔も一度アニメ化されて多分見ていたと思うんですがなんせかなり昔なので当時のアニメの記憶はほとんどありません……何となくラストまではやらなかったような気がするのと主題歌がとても良かったなというぼんやりした記憶くらいです。
そして長い月日を経て再アニメ化されるというのでかなり期待して見ました!
1話目見終わった時の感想、こんなに一気に話すすんだっけ?でした。
まあまあ、2クールしかないしかなり短めにして進めるんだろうと2話目、3話目と見続けてどうしてもこんな内容だったかな……と疑問が湧いてきたのでひっぱり出してきましたよ!当時の単行本全23巻!一気読みしましたよ10年以上ぶりに(笑)
とりあえず読み直して分かったのはアニメのかなりの省略と展開の早さと原作の面白さでした(笑)
ここをもし検索で見られる方はもうすでにどこかで目にしてるとは思いますが、あえて言いますがまずアバンでの壮絶なネタバレ。最初はまあそれ程気にならなかったですけど楊戩あたりから割とこれ先にやっていいのかな?と疑問に思い王天君と太公望のあのラストに向けての重要なシーンをこんな所に持ってきたのには驚きましたね。2クールでまさかのラストまでやる気なのかな?今週のアパンで妲己のあの邂逅シーンも来たので多分やるんでしょうね。
でもチラ見せでも早すぎると思いますね。
かなりのシーンカットにより太公望の頭脳戦や活躍がほぼ削られてしまうという悲劇が起きた為、1、2度しか逢ってない楊戩が太公望に信頼を寄せすぎていてかなり重いです(笑)
そして仙界大戦がはじまるまでにかなりの年数が過ぎてるはずなのに展開が早すぎて時間経過がよく分からない。
出て来るはずのキャラの大幅カットによる悲劇1・蝉玉。割と重要なポジションにいるのに仙界大戦で金鰲島に乗り込む際案内役でついてきてくれるはずの彼女はいなかったのに何故か先に闘ってもいないし負けてもいなのに人形として初登場しそのまま通り過ぎ存在をカットされるものかと思いきや突然再び突入するさいには事前紹介一切なにし土行孫と共にチームに参加するという暴挙にでた。
出て来るはずのキャラの大幅カットによる悲劇2・趙公明。めっちゃ強い敵なのに存在は消され戦う事もなく分身の花と妹の3姉妹だけが登場するという謎。そして趙公明とのバトルが無かったのに天化親子と3姉妹がどうやって知り合ったのかは謎のまま、戦ってもないのに妖刀を手にした黄飛虎と存在してるのに付いて来てない天祥。そしていつ付けられたのか全く説明がないが一生血が止まらなくなる呪いの傷をつけられた天化が一緒に行動しているという最大の矛盾。前フリないまま突然喋り出す妖刀といつ手に入れたのか火竜鏢をもって十天君の1人を撃破するというね。
突っ込みどころは多すぎて全部かくと大事になるのでとりあえず気になった2つだけ……いろんな所でかなり苦情の上がっているアニメ封神演義ですが、私としては打ち切りにはならずとりあえず最後までどういう風になるのか見てみたいなと思いますね、逆に。
脚本の方の名前をよく上げて文句を言われてる方が多いので、一体今までどんな作品の脚本された方だろうと調べてみたら「咎狗の血」のアニメにも同じ方の名前があって思わず納得してしまいましたねwww
今までいろんなアニメ見てきましたけどワースト1が「咎狗の血」です……BLゲームが元なんですけど、とてもいい作品で感動するシーンも多かったんですけどアニメでは乾いた笑いしかでてきませんでしたね(笑)
最近思うのは脚本酷くても声優さんの頑張りでなんとか作品が成り立っているんだなと。
封神演義、昔は天化一筋でしたけど今回は王天君の声を当ててらっしゃるのが好きな声優さんだったので何となく王天君推しですね。ラストまで見て王天君の正体を知ってるからというのも理由の1つかもしれませんけどね。
まあ、せっかく再アニメ化されたのだからとりあえず最後まで放送される事を期待します。