今日、木曜の稽古はお休みです。
年内も木曜の稽古は無いことになります。
ふと、カレンダーを見るともう2週間しかなく、
この一年コロナ一色で、あっという間に過ぎた様な感じです。
でも、
ここの合気道の中心帰納に関して振り返ってみると、さらにわかってきたことなどもあり、かなり深化した様な気がします。(自画自賛です)
それは、ただ中心帰納という概念を理解するだけではなく、身に付けるための作業としての稽古システムがとても重要で、
かといって、そのシステムに浸かっているだけではなく、
そのシステム自体がどう機能しているのかを知ることが大切だということを理解しないと、
これまた、うまく行かないのです。
参加している特定の個人だけが上達していくのではなく、全体が上達していくことで、そのまた個人が引き上げられていく、、そこを理解する必要があるのです。
それは私自身も同様で、全体がボトムアップすることなく、自分の上達はないということです。
ここでは、秘密は一切ありません。
それぞれがオープンに表現して、シェアすることで、
先程の循環が発動します。
決して先達のものが一方的に垂れ流す情報を、それぞれ解釈するというものでは、ある段階で成長は止まるのです。
仮に極意というものがあるなら、簡単な解釈で、出来てしまう技的なものではなく、
シェアして教えてもらって、頭では分かっていても、なかなかその動きができないという、
つまりそれは、無意識の中で何かがじゃまをして、引っかかって、その身体遣いを行うことが出来ないということ、、を自覚をする、、
そういう状況を認識、理解し、克服していくというプロセスそのものを理解するということが、極意なのだと思うのです。
そういうプロセスを経て獲得したその技は、多くの人が無意識の中にストッパーがある分、そして思考で理解できない分、技として成り立つのです。
思考で理解できる様な技は複雑なものでも、相手には察知され、シンプルでも無意識の領域まで踏み込んで獲得した技は相手にはわかりづらい、、ということです。
ここの稽古はそういうことを主体にやっていますので、全ての武道の母体になることが可能なのです。
\(^o^)/
ちなみに、日曜の稽古は27日までやりますので、よろしければどうぞ!
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