理屈が同じかどうかは、わかりません。
なぜなら、それを習ったことがないからです。
10数年前に1年半習った時はこのようなことはやっていませんでした。
その証拠に右側の当時インストラクターだったアンディーさんはやり方がわからない様子です。
少なくとも、中心帰納のことが分かれば、同じようなことはできるようになるでしょう。
もし全くミカエルさんと同じ質でしなければならないと思い込んでいると、より混乱して迷宮入りしていくと思います。
人によって、怒りや優しさの質が違うように、中心帰納の質も違うのです。
僕は同時にできる先生2人に習いました。
それは、成田先生と遠藤先生です。
そのことで、同じ崩される時でも、質感が違うといことが分かったのです。
それは先程の話のように、性格が違うように、違うのです。
それでも原理は同じなのだとも感じるのです。
つまり先生の質を目指すよりも、それは参考にするにとどめて、先生が指し示す本質を理解すべく試行錯誤することの方が大切なのだと思います。
かといって、全くズレたことをしても当然辿り着けないのです。
それはただ単にズレているのであれば修正もしやすいのですが、
自分と向き合う厳しさに無意識で逃避してしまう癖のある人はまずはそこから見直す必要があります。
人は多かれ少なかれ、無意識的に、自分を誤魔化して生きているということです。
つまりは自分を知るという意識づけが必要なのです
。
それすなわち、中心帰納ということなのです。
それに関しては、システマのインターナルワークも同じことだと直感します。
ミカエルさんもローマ正教の言葉を使って、
"汝自身を知れ"と言っていたように記憶してます。
でも、具体的なことは一切教えていないのではないかとも想像します。
なぜなら、言葉で表現しづらい事柄だからです。
いや、言っていたというのならすいません。
でも、それは具体的なことだったのかどうかを思い起こしてみてください。
普通は見様見真似でやるしかないハズなんです。
あとはできる人に直接触れること。
もしこのことを教えるシステムがあるなら、さすが名前の通りシステマなんだと思います。
ここの合気道は、具体的な名称を持っている分、そこへ至るシステムはちゃんと持っているのです。
何回も言いますが、それが"中心帰納"というわけです。
ちなみに合気はそのプロセスで現れる現象のことだと考えています。
システマを学ぶ人は、ここの中心帰納を理解することは、とても有益だと本気で思います。
\(^o^)/