コウノトリ | 母体武道 合気道 無元塾

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成田伝合気道で唱えられた母体武道をさらに洗練させて、武道のみならず、セラピー、ボディワーク、普段の立ち居振る舞いなどの根元となる普遍的なものをお伝えしております。

ではなく、

コウノドリだそうだ、

ドラマの話なんですが、、、

ずっとコウノトリだと思っていまして、、

ググってみると名前の漢字も違ってた。

鸛(コウノトリ)と鴻鳥(コウノドリ)。



さておき、


たまたま何の気なしに見てしまっているドラマ。

前回は帝王切開の後の自然分娩の話だった。

リスクの話や、そのことをトーラックと読んでいた。

トーラックが思い出せなかったので、インターネットで調べるとVBACという表現も、、うーんどう違うのか、、

実はウチの奥さんもそのトーラックだった。

しかし、ドラマのような突き詰められるようなリスクの話は記憶にない。トーラックという言葉も
初耳だった。

そのドラマでは、女性の出産の大変さと同時にそれをさらに際立たせる旦那のダメさ加減が描かれている。

出てくる旦那に対する怒りまで覚えるほど。

しかし、よくよく思い出すとまったく自分と同じだった。

うーん、まずい。
一緒にテレビなんか見ていると、なんか気まずくなる。

そういう認識がない分、自分はそのダメな旦那よりもダメだったのだ。(-_-;)


今の人たちは半分くらい出産に立ち会うという。

思ったより多くて驚いた。

その方が出産という一大イベントに向き合えるのかもしれない。


自分自身は当時者意識が少なかった。

その分、未だにあなたは何もしてくれなかった思われ、言われ続けている。



そんな僕でも、このコウノドリはドラマ最後には

なんか優しい気持ちになれる。


つまり、当時者意識が乏しかった自分にも訪れた

感動と幸福感を思い出すのだ。



おそらく脳内ホルモンでいうと、

オキシトシンが分泌されているのだろう。



実は、わが合気道は、それを目指して稽古をしている。

そういう感覚になれるように、オシキトシンが分泌されるように、みんなをリードしたい。


決して感情を煽って追い詰めたり、

達成感を感じるようなスポーツ的なものでもなく、

決して相手との競い合いでアドレナリンが出るようなことはしない。

むしろ相手との一体感を感じられるように、

天地投げも最終的にはハグの感覚を目指すし、

道場全体を感じられるような弛緩集中を勧める。

そしてそのほうがよく崩れるのだ。



そうしていくうちに、ふと気づく。

技を相手にをかけている時、自分自身が一番邪魔であると。

だから、自分を無くしていく。

でも、物理的な自分は無くすことはできない。


矛盾にぶち当たる。


ここでどういうアウフヘーベンが起こるのか?



自己滅却、自己第一義、

ここの合気道に伝わるセットの言葉。


常に自問自答を繰り返す。


傲慢になんかなれるわけがない。


出てくるとしたら自分を奮起させる言葉だ。


そういうアリサマを晒すことが、

習いにくる人たちにとって有益なのだと思う。



一体感、共感、無対立、和合、中心帰納とは、

そういう生き様がベースになって存在する

感覚、考え方なのだと思います。


まさに母体武道だなと思います。



さっ、残る23日は、

そういうことをベースにした

包括的な講習会にしたいと思います。




まだ空きあります。

どうぞ、古くて新しい武道を。

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ここの教えは、これからの
武道のトレンドだと本気で思います。



修行は続く。