ファンク・バンドのギター・プレイヤー (リチャード/MUGEN Blasters) -5ページ目

サンリオ ムゲン ブラスターズ

こんなの貰いましたぁ!
{93400038-2C8B-4579-B91D-4D389FB87F05:01}MUGEN Blastersのノンストップ ファンク パフォーマンスは、
7/25(土) 18:00 新中野 弁天

8/08(土) 18:30 大塚 Welcome Back

です!

今後はどうやって音楽を楽しんでいくのか?

ネットで今後の音楽産業を危惧する様な書き込みがチラホラ見れる。

音楽に関して、払いたくないモノには払わないし、払いたいモノには出来る範囲で払っていきたいと思う。

 

Appleがストリーミング音楽配信サービスを開始して、立ち上がりの時にテイラー・スウィフトが無料期間中のアーティストへの支払いについて声明を出したり、話題性があるのだろう。

それ以外にもキーワードとして、

「縮小しつづける音楽産業」

CDなどの媒体が売れない」

「配信だけではアーティストは食べていけない」

「国内の名門スタジオが相次いで閉鎖された」

「徴収した金を本当に著作権者へ渡しているのか謎のJASRAC

「レコード会社なんか潰れてしまえ発言」

とか、話題はたくさんある。

 

■音楽産業はビジネス規模としては縮小傾向にある。

以下は最近見た書き込み(←記事のレベルでは無い…)。NHKのクローズアップ現代の放送から来ているらしい。

「あなたは音楽をどう愛す? ~新・配信ビジネスの衝撃~」

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3681_all.html

 

「新たなサービスは音楽を破壊するのか。」→ 破壊しない。(リチャード談)

「それとも業界を救う救世主となるのか。」→「業界」が誰の事かによるけど、多分その「業界」については別に救わなくてもいいよ。(リチャード談)

 

そもそも「音楽産業」に何を含むのか?という点においては、どの書き込みを読んでいても気になる所。コンサート、楽器関連、音楽大学やLM教室も音楽に関係している産業な訳だし。「ジャンルで言うクラシック」や「主にクラシックを演奏するオーケストラに所属しているメンバー」を想定して書かれているとは思えない内容も多い。ネットで見れるものの多くは国内レコード会社視点の書き込みが多い。(記事と呼べる内容のものは極端に少ないので書き込み)

 

グローバルでの状況を見てみると、

Strong growth in streaming revenues couldnt stop the recorded music businesss official worldwide income dropping under US $15bn for the first time in recent memory in 2014.

(ストリーミングが強力に伸びているが、150億ドル(18580億円)を下回ったレコード業界全体の収益減少傾向を抑えるまででは無い。)

という事らしい。

GLOBAL RECORD INDUSTRY INCOME DROPS BELOW $15BN FOR FIRST TIME IN DECADES」(World Music Businessの記事)

http://www.musicbusinessworldwide.com/global-record-industry-income-drops-below-15bn-for-first-time-in-history/

 

この記事の中にはWorld Music Businessが試算した2014年の収益内訳も載っている。

{1D5A4B0B-C581-48B2-860C-7FB8777412FA:01}

46% Physical 媒体

8% Synchronization License / Performance rights 権利関係

15% Digital Streaming ストリーミング

24% Digital Download ダウンロード

5% Digital -SoundExchange デジタル音楽サービスにおける音楽使用料

2% Digital Other その他

著作権など権利関係を除くと、2014年度はVinylCDなどの媒体ビジネスとDigital系ビジネスの収益は同じ46%2015年はDigitalの中でもダウンロードよストリーミングがグンと伸びるのであろう。

 

Apple Musicはストリーミングである。契約期間が過ぎたら、音源をダウンロードしてあっても聴けなくなる。

SoundExchangeも権利関係ではあるが、World Music BusinessではDigital系に含んでいる。

SoundExchangeはデジタル音楽サービスにおける音楽使用料である「デジタル・パフォーマンス・ライツ」を徴収する独立系非営利団体で、2000以上のノンインタラクティブ・ネットラジオ、衛星ラジオ、ケーブルラジオ局からロイヤリティ料を徴収し、ミュージシャンやレコード会社に直接分配しています。」

「デジタル音楽拡大で好調! 米著作権徴収団体SoundExchangeの支払い額が過去最高の59000万ドルを記録」(2013年の数字)

http://jaykogami.com/2014/02/5907.html

 

■海外と日本を同じ土俵で考えてはいけない。

日本のレコード会社と海外のレコード業界(Recorded music business)を一緒に考えてはいけない。未だに再販制度(レコード会社が小売価格を指定してその通りにしか販売できない)を取っているのは日本だけ。既得権というやつだ。

 

前掲「8% Synchronization License / Performance rights 権利関係」についても、またまた日本は謎の団体JASRACがあるので世界と比較してはいけない。

参考記事「Differences in Sync Licensing between Japan and the US -Part 1-

http://www.tatsuyaoe.com/blog/differences-in-sync-licensing-between-japan-and-the-us-part-1/

 

日本語アーティストと英語アーティストも一緒に考えてはいけない。日本語アーティストは言語の問題で市場が狭い。海外に日本文化好きはいてもニッチ。世界人口70億人のうち17.5億人(25%)が英語人口だそう。英語を母国語(もしくは公用語)としているのは3.9億人。13.6億人は第2外国語として英語を話す。日本の人口が1.2億人。そのうち英語人口は5%くらいはいるのだろうか?

 

日本の音楽産業については、みずほ銀行 産業調査部の「コンテンツ産業の展望(副題:-コンテンツ産業のさらなる発展の為に~)第4章 音楽産業」が非常に分かりやすい。

http://www.mizuhobank.co.jp/corporate/bizinfo/industry/sangyou/pdf/1048_03_04.pdf

 

■売る側のロジックで「CDを所有すべき」という考えを押し付けるな。

CDを所有すべき」とか日本のレコード会社関係者に言われても、それは一部のアーティストや旧態依然のレコード会社の論理であって、その言葉に同調しようとはいう気にはなれない。リチャードの様に邦楽にほぼ縁が無い場合、2015年においては、日本のレコード会社はほぼ不要な存在になってしまった。

音楽を所有して楽しみたい側からすると安いに越した事はないのだが、問屋的な中間媒体はコスト高でしかない。

 

ライブ会場やSNSでアーティストを会話をする際、いきなり「自分でCDは買ったのか?」と“失礼な感じ“で聞いてくる奴がいる。

Con Funk Shunのライブに行った際、PercussionDaleのソロCDを買って、それを持って一緒に写真を撮った。応援の意味も込めてその写真をFacebookに載せたのだが、Daleの関係者が「写真の彼はCDを買ってないんだろ?」とコメント。失礼な。Daleがちゃんとコメントしてくれていたので何ともないけど、CDを買ったかどうか?を気にしている人が多いという事だ。

Con Funk Shun繋がりで言えば、GuitarMichael Cooper Facebookで友達申請していたのが、最近になって承認されたのでお礼のメッセージを送った。彼からの返信は「新しいCDは買ったか?」だけ。

まぁ、いいんだけどさ。

あのさ、すぐに買ったよ。Con Funk ShunMichael Cooper30年以上 大ファンなんだよ。CD買って届いてから直ぐに写真とってブログとかFacebookにアップしたよ。宣伝になるだろ?でもさ、かなーり内容が良くないよ、はっきり言って。しっかりしてくれよ。

 

レコードの時代、シングル盤は500円とか600円だった。AB面合わせて2曲。今はダウンロードで1200円。レコード屋さんまで行かなくても手に入るし消費者視点で言えば良いんじゃないでしょうか?でも、アルバム全体を聴きたいし、配信モノは音質が悪いし、自分では積極的に利用しない。

 

■音楽を届ける手段としての生演奏。

Recorded Music Businessの範囲ではないのだが、音楽関連ビジネスには興業という側面もある。

しかし、音楽を届ける手段の一つとしてのコンサートやライブの国内の状況としては、チケット代の高騰が目立つ。

桃色クローバーZや嵐がスタジアムでコンサートを開く時のチケット代も上がっているらしい(リチャードは全く興味が無いのでネット情報からの受け売り)が、Billboard Live TokyoBlue Note Tokyoが海外からアーティストを呼んで開催するライブのチケット代の上昇率は毎年10%くらいではないか?はっきり言って高過ぎるので、以前の様にライブには行けなくなってきた。会場で販売する物販品もボったくっている。かといって、CHICが東京国際フォーラムや武道館を3日間公演で満員にできるのかは疑問。でもCHIC live in BNT15,000円するならリチャードは行かない。

 

リチャード個人としては、チケット代に見合うアーティスト側の演奏に巡り合える確率もガクッと減少してきていると感じている。

唯一、クラシックのコンサートだけは、終了後に満足・納得して帰途につける事が多い。国内のオーケストラであっても、楽曲が良い訳だし、その世界で研鑽を積んできた人達の演奏表現は素晴らしい。リチャードの様に「ギターが好きでガキの頃は1日中弾いてました!今でも練習してますし!」みたいなのと演奏レベルを比較してはいけない。RockJazzProfessional Musicianがリチャードレベルと言っている訳ではないが、クラシックの方々はトレーニングや教育に掛けてきた時間が違うので、オーケストラとして安定した良い演奏を聴かせてくれる率が高い。

一方でChaka Khanが日本で公演する時のバックバンドとかなんなの?リチャードの価値観では、あれらのパフォーマンスは価格には見合っていない。

 

■今後はどうやって音楽を楽しんでいくのか?

家で聴く分にはアナログ盤とCDをプレイヤーで再生して楽しむ。スマホなど携帯機器に取り込んで持ち歩いたり車内でも聴く。

プロ・アマチュアに限らず生で触れたいライブを聴きに行く。

同じ趣味を持つ人と一緒に楽しむために、MUGEN Blastersのバンド活動を継続してライブパフォーマンスをしていく。

自分でギターを爪弾いて演奏自体を楽しむ。

 

本当はアナログレコードで聴きたいのにCDやデジタル配信でしか音楽を買えない時代だが、今後は欲しいアーティストの曲をCDで買えなくなっていく可能性がある。毎月使用料を払い続けないと音楽が聴けないっていう世界は嫌だ。貯め込んだアナログ盤やCDがあれば、十分聴きまくれる量はあるか…。所有していないものはソウルバーとかで聴かせてもらうしかないか。

 

CDでもコンサートチケットでも音楽教室でもソウルバーでも、価値あるものに(出来ればアーティストに直接な感じで)払いたいと思う。しかし、日本の謎の団体・(邦楽以外を買う場合の)日本のレコード会社・割高ライブクラブ・半分以上が広告で素人同然が書いている音楽雑誌などには、極力払わない様にして行く。

洋楽ファンクの歌詞を探す方法

1970年代~1990年代のファンクをカバーするMUGEN Blastersの悩みの一つが「カバーしたい曲の歌詞が分からない」って事。ファンク好きならまだしも、普通の音楽ファンが知っている曲は、殆ど演奏しないので、歌詞を入手するのに苦労する。普段、どうやって歌詞を用意しているのかを紹介。


MUGEN Blastersでは、80%はオリジナルのスタジオ録音の音源をベースにカバーするので、その場合の探し方。上から下の順番で実行していく。


1CD, Analog, DVDから情報を得る。

カバーする曲は、基本的にはリチャードがCDかレコードで所有している。なので、アルバムジャケットの裏側、見開きジャケットの内側、内袋、ライナーノーツに歌詞が載っている場合はラッキー。どうしてもレコード自体の入手が困難な場合でも、ジャケット写真がInternet上にある場合もある。カバーしたい曲を他のアーティストがカバーしている場合、そちらのCDやレコードに歌詞がある事もある。歌詞が欲しいだけの為にわざわざ国内盤を買い直して、「ライナーノーツとして文章は書いてあるけど歌詞は載っていない」時には、怒りでプルプル震える。


2.ネットで歌詞を検索する。

基本はこれ。例えば「Just a touch of love / SLAVE」を調べたい場合、GoogleYahooで「” Just a touch of love” slave lyrics」と入力して検索する。” ”で囲まないとそれぞれの単語で検索してしまうので効率が悪い。Yahoo知恵袋などで歌詞を聞いている人もいるので、回答済みであれば使える可能性が高い。

YouTubeで曲を検索して「キャプション」を選択してみる方法もある。字幕表示させてみるという意味だが、ごくたまに字幕で歌詞を確認できる。ちなみに、この方法で必要としている歌詞を入手できた経験は無い。


3iTunesの曲のプロパティを確認する。

リチャードはCDからiTunesに曲を入れて、それをiPhoneに転送して聴いている。iTunesで曲のプロパティを見てみると、たまに自動的に歌詞が入っている事がある。

ラッキー!

確率は高くないし、入っていても定番曲である事が多いが、確認してみる価値はある。

別ツールで歌詞を集めてくれる「Lyrics Master」というツールもあるので、これも使えれば便利だと思っている。あまり期待していないので、まだ使ってないけど。


4.カラオケに無いかを調べてみる。

カラオケは洋楽モノも多いので、そこにあればラッキー。必ず歌詞がある。2009年にファンク定番曲の「Kickin’ Back / L.T.D.」をカバーしようとした際、上の3つの方法では発見できなかったが、このカラオケ作戦で歌詞を入手できた。今はスマホでMovie録画すれば何度でも見れるが、当時は何度もカラオケでKickin’ Backを入れてノートに書き写した。遠い目。

変化球として「YouTube + Karaoke作戦」もある。例えば、YouTubeで「”For The Love Of You” KARAOKE」で検索すると、歌詞を入手できる。


ここまでの方法で歌詞が見つからない場合は、本気で気合をいれて掛かる必要がある。さー大変。


5.自分で聞き取る。

リチャードはこれが多い。やっているうちに聞き取れる単語は増えていくのだが、ファンク系は発音も難しいしスラングも多いし、限界がある。聞き取ってメモった歌詞はブラッシュアップしていく事が必要だ。でも、MUGEN Blastersで演っている曲の2030%はこのパターン。

Fellas」なんて単語自体を知らないと聞き取れないよ。


6.英語が得意な日本人に聞き取ってもらう。

自分で頑張って聞き取ったうえで、Native並みの英語力をもつ知人に泣きつく。MUGEN Blastersでは2回、この方法を使った。自分で聞き取ったものがブラッシュアップされる。お願いした方はファンクに精通している方だったが、それでも「この曲は難しいねぇ~。全部は分からない。」と言われてしまう。そもそも、MUGEN Blastersはレパートリーやセットリスト非公開なので、人に聞いてしまう時点でかなり切羽詰っている。Rose Royceの歌詞はこの方法を取った。

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ちなみに「英語が得意な日本人」の意味は、日本語Nativeな日本人だが、アメリカ文化に精通していて、実際に向こうでも英語で普通に生活出来てしまう英語力レベルを指している。外資の会社で英語を使って働いている日本人で履歴書に「Native Japanese & fluent English」と書いてあっても、そのレベルではダメ。会社で使う英語力ではファンクは聞き取れない事が多い。


7.英語がNativeな人に聞き取ってもらう。

英語圏で育った人(日本人でもOK)に聞いてしまう。知人にそういう人がいて、頼める状況であれば、、、という事だが。歌詞を取るのは面倒な作業なので、余程仲が良い関係でないと頼みづらい。

リチャードが自分で歌詞を取る作業をするのは電車で移動中が多い。どうしても分からなくて「うがぁぁぁぁ~」となっている時に、駅のホームで電車を待っているブラザー(全然知らない人)にいきなり声を掛けて「ねーねー、これってなんて言ってるの?」と聞いた事がある。2回やった。こわいよー。


8.アーティスト本人に聞く。

Internetが発達した今だから出来る事なのだが、その曲をレコーディングしているアーティスト本人に「歌詞を教えて下さい!」とメッセージを入れる。Pointer Sistersの曲でこれをやった。返事は来なかった()

歌詞ではないが、Active Forceのオリジナルメンバーに「どういうグループだったのか?」をメッセージで質問した際、ガッツリ返信をくれた時は最高に嬉しかった。

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9.歌詞をブラッシュアップする。

アルバムから入手できた歌詞であっても、実際には微妙に違う事もある。DVDYouTubeで見つけたライブパフォーマンスをベースにカバーする場合も、オリジナルのスタジオ音源と異なる歌詞を歌ってる事もある。なので、入手したり聞き取ったりした歌詞は、ブラッシュアップしていく事が必要だ。

どう考えても繋がらない・おかしな単語が含まれる部分の前後の文章を切り取って、そのセンテンスをネットで検索する。すると、違和感がある単語は「ホントはこうじゃね?」的なアドバイスが表示されるので、それを使って歌詞を完成させていく。L.A. Connectionの歌詞はこの方法で完成させた。

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これ以外にもいくつか方法はあるのだが、MUGEN Blastersは大体こんな感じで歌詞を取っている。

好きなミュージシャンを掘っていく

ファンクの曲をカバーする場合、表面上のコピーや担当パートだけのコピーだけでは、バンドで演奏した時に雰囲気が出ない事が多い。MUGEN Blastersがカバーしている1970年代~1990年代のファンクの場合はなおさら。自分が学生の頃は「ボーカルが違うからな」とか訳の分からん事を本気で思っていたが、そうではない。

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表面上のコピーだけではなく、ナマ演奏にふれたり、ルーツを探ったり、関連する情報を紐解いたり、雰囲気を醸し出すためにやる事はたくさんある。

リチャードの場合、今でも自分が好きなファンクは探し続けているし、MUGEN Blastersで表現したいイメージに似ているアーティストも追い求め続けている。音楽だけではなくShaftSuperflyに代表される定番映画、CoffyなどPam Grier(パム・グリア)出演作も片っ端から観たりもする。


そんな中、「How to build a groove?」というキーワードにつられて、最近のCHICのライブなどでドラムを叩いているRalph Rolleのセミナーに行ってきた。ラルフが教えてくれた内容は僕にとっては新しい発見こそ無かったが、セミナー自体は楽しかった。このセミナーでラルフが言っていたことの一つが、日頃、バンドメンバーとよく話すのと同じだった。


ラルフ曰く「好きなMusicianがいて、その人と同じ様なプレイをしたいなら、その人のスタイルをコピーするだけではなく、その人が好きだったMusicianにさかのぼって聴き込め」。

リチャードがMUGEN Blastersメンバーと話している「掘っていく」と同じ意味。

これをしないと、「表面上真似ているつもり」的なパフォーマンスになってしまって、しかも全然真似出来てないレベルのまま。浅いんだよね。特にMUGEN Blastersが演っているのは日本人とは違う人種が作った音楽なので、ラルフ以上に掘っていかないとファンクのエッセンスには全く辿り着かない。

ファンクの雰囲気を醸し出す為には、掘っていく事がとても重要と思っている。


掘っていく例として、ファンクではないけど、スタートポイントの一つとして竹田和夫のパターンを書いてみる。

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スタートポイント:竹田和夫

Creation→森園勝敏→和田アキラ→プリズム

Felix PappalardiMountainLeslie West

BB KingAlbert KingFreddie KingRobert Johnson→ブルースの世界

OrleansJohn Hall

Steve Miller Band

Richie Furay

Bruce ConteTower Of PowerDavid GaribaldiWishful ThinkingTim Weston

Charlie ChristianJAZZの世界


Steve Miller BandRichie Furayの様に派生先で止まる事もあれば、BluesJazzの様にその先どんどん拡がっていく事もある。この場合はAmerican Rock, Blues, Jazz, Bay Area Funkに繋がっていった。


リチャードの場合、スタートポイントが沢山あるので、派生は無限大。


Funk Musicであれば、リチャードのスタートポイントは15歳の時に知ったGraham Central Station

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どう掘っていったかは、別の機会に整理してみよう。

レインボーでお祝い

米国連邦裁判所が同性婚は憲法上の権利と判決を下したので、全米各州でも承認手続きが始まった。ジェンダーの問題が少しずつ解消されて、幸せになる人達が増えると思うので嬉しく思う。


(宗教上の問題は、ちょっと置いておいて…)

どの国に住んでいてもこの問題で苦しんでいる人がいる。「人」がつくったルールなので、不具合があれば変えればいいのだが、人は変化を嫌う。今回の判決について「同性婚が承認されたら直接的な被害を受ける」という人は少ないのではないか?「僕は嫌だ、私は嫌だ」という主観はあるかも知れないが、直接被害を受ける事は考えにくい。一方で状況が少しでも好転して幸せになる人が増えるであろうから、世界に影響力がある米国内での判決は、とても喜ばしいと感じている。


周りにいない人には無関係に思えるかもしれないが、日本においても普通の事です。

今回の判決が下った米国でさえ宗教上の理由で反対の人も多いだろう。欧米だけでなくアジア各国、もちろん日本でもこういう傾向の人達はいて、知らない人が多いだけですよね。

リチャードは20年ほど前にジェンダーに悩む知り合いが増えた時期があり、彼らの悩みに深く入り込んだ事もあったので、その頃から普通の事として受け止めている。僕の感覚は、今でも日本では少数派なんだろうけど、日本のテレビなどに出るタレントが居るので、見慣れてきているとは思う。彼ら彼女らは面白い人も多いのでタレントには向いているのだろう。ジェンダーの問題は、20年前でも一般人でも普通にある事でした。


ホワイトハウスが虹色になるお国柄。

シンボルであるレインボウカラーをホワイトハウスに映し出す。エンターテインメントな国だなぁと思う。シンボルとかアイコンとかを大切にしつつ、上手く利用する。

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各州の対応が早い。

反対派が多い州の知事が「即座に対応していく」というコメントを発表するなど、各州の対応とアピールが早い。さすがにゲーム理論が浸透している国だなぁと思う。


Facebookの対応が早い。

Facebookが提供するレインボウフィルターを使うとプロフィール写真をレインボウカラーに出来て、お祝いモードに参加できる。社会的に影響を持つ公共性が高い民間企業が即日判断して動く。世界40か国で活用されているので影響力は大きい。日本でのFacebook利用率は1718%で相変わらず他国と比較すると圧倒的に低い中、この件では海外在住や海外と仕事をしている日本人の方々の反応が早いのが分かりやすい。


というわけで、しばらくリチャードのFacebookのプロフィール写真はレインボウです。

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譜面台は嫌い

MUGEN Blastersは譜面台使用禁止のバンドです。

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海外アーティストが来日した際に観に行ったShowでも、アーティストが譜面台を使う事が分かると演奏開始前から萎える。それが、そのShowのメインアーティストだったりしたら尚更です。クラシックは、それが普通なので仕方がないが、Funk, Soul, R&B, Blues, Rockでは無しだな…。CAMEOShowでステージに譜面台が立ってるとか有り得ない。KISSのステージで譜面台は邪魔なだけ。

ちなみに、譜面台は譜面を置くだけでなく、目の前に立てた譜面台にエフェクターを置いて演奏するギターリストも居た。演奏中に大してツマミをイジル訳でもなかったし言語道断。

それに比べて、最近のZAPPShowは、ステージ上にはマイクスタンドさえ最小限しかなく、モニタースピーカーも無い。

本当はJazzGigであっても譜面台があるのは嫌だが、立てるアーティストは多い。

 

なのでMUGEN Blastersのステージでは使用禁止。セットリストは足元の床に置いたりするけど、それ以外は無し。同じ様に譜面台無しにこだわっているバンドはいくつかある。ホーンセクションが譜面台無しで演奏していたりすると嬉しくなる。

リチャードが勝手に考えているステージ上に譜面台を立てる功罪は4つある。

 

イメージ

ファンクバンドは譜面台を立てないイメージであり、そのイメージを崩してしまう。

セッションバンドの様に見えてしまう。

 

パフォーマンス

ステージが狭くなるし、ステージングも制限される。

譜面を見ていると、グルーヴやリズムに意識をまわせない。

譜面を見ている時間は、お客様とアイコンタクト出来ない。

 

オーディエンス視点

客席からステージ上が見えにくい。

客席から見て、バンドのエネルギーを感じにくくなる。

 

ステージセッティング

ステージ転換の際に譜面台を立てる時間がもったいない。

(前のバンドが残していった譜面台を片付ける時間が必要なのだが…)

 

ステージ上に譜面台が無いファンクバンド、MUGEN Blasters(ムゲンブラスターズ)のライブ予定はこちら。

7/25() 18:00~弁天 新中野

8/08() 18:30~ Welcome Back 大塚

9/05() 時間未定 Club EDGE 六本木

 

http://www.mugenblasters.com/


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1970年代~1980年代の赤坂ムゲンというディスコ、アメリカから来たファンクバンドが生演奏してお客を踊らせる。そんな状況を再現したい。

MUGEN Blastersは、バンドメンバーだけでなく、周りの人達と一緒に創っていっている感が満載だ。

 

MUGEN Blastersのバンドロゴもそのひとつ。

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バンドロゴは2009年に完成した。赤坂ムゲンへの想いとバンドとしてのコンセプトを沢山詰め込み、プロにデザインしてもらった。当初、リチャード自身が考えていたロゴイメージとは違う素案ができて来た。その結果、自分のイメージを大きく覆して、素晴らしいロゴが出来上がった。デザインを依頼した側が、コンセプトと共に思いを熱く伝えた事もあるが、こちらの考えを上手く聞き出してくれて、ディテールを確認しながら、将来にわたって使用していく時のシチュエーションまで考慮してくれたデザイナーのスキルが素晴らしい。コンセプトを変えずに部分的にリチャードの要望をバッサリと却下してくれたのも良かった。

 

バンドロゴをベースに、先日出来上がったバンドフライヤーもそう。

大森のソウルバー In The Grooveに奉納したバンドフライヤーも、最初にロゴを作る時から考えていたアイデア。In The Groove マスターのGMさん、モデルさん、Photoshopで仕上げてくれた方、皆さんに支えられてる。GMさんへMUGEN Blastersを紹介してくれたFinalizeYoshiさんやファンクラ大臣にも大感謝だ。

このフライヤー、今のところ、大森のインザグルーヴに行かないと見れないのだが、実は複数のパターンを用意してあるので、不定期に入れ替えを考えている。もう1か所、バンドフライヤーを貼らせて欲しい所があるのだが…。

 

MUGEN Blastersのバンドロゴを見て「どうやって作ったの?」って問い合わせ来たりもする。

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そんな中、対バン仲間が同じデザイナーにバンドロゴを依頼した。ついに彼らのロゴも完成したらしい。お披露目は725日との事。リチャードもそのロゴを見るのが今からとても楽しみだ。

 

7/25(土)のイベント「Dance! Dance! Paradise!」では、AEMaeth(エイメス)さんがロゴデザインしたバンド2組が出演するわけだ。


2015/7/25(土)
ツバキハウス 14:10~ 
OFAS 15:00~ 
バンサラ 16:00~ 
Very's 17:00~ 
MUGEN Blasters 18:00~ 

1500円+1ドリンク500円 

Live Café 弁天 
〒〒164-0012 東京都中野区本町4-39-7 TNビルB1F 
03-5340-8270 
http://www.benten55.com/top.htm/

{09B07AF1-32BA-4A09-AE94-BAB5141052D4:01}

本日20:00 ムゲンブラスターズ ファンクライブ

錦糸町にあるアットホームな雰囲気のライブハウスでMUGEN Blasters(ムゲンブラスターズ)のノンストップ ファンクを愉しもう! 
70年代~80年代のファンク・ブラコンを生演奏でお届け、80年代のDiscoを想い出して覚醒!!! 
MUGEN Blastersの演奏終了後は、そのまま1時間飲み放題(おつまみ付き)2100円(ノンアルコールの方は1600円)があるので、メンバーと語らいましょう! 

あんふぃびぁんズ 18:30~ 
HOLIDAY 19:20~ 
MUGEN Blasters 20:10~ 

予約1500円(当日1700円)+1ドリンク500円 

Live House PAPPYS 
〒130-0022 東京都墨田区江東橋4-13-13 ロイヤルガーデン8ビル 7F 
03-5669-4122 
http://www.pappys.co.jp/

大森 In The Grooveにバンドフライヤーを奉納。

特別なソウルバー、大森 In The Grooveへ「奉納の儀式」に行ってきた。

半年以上前からマスターのGMさんから依頼されていた「MUGEN Blastersのバンドフライヤー」を持っていき、店内のボードに貼らせて頂いた。

 

店内に「Exciting Funk & Soul In Japan」というボードが作られていて、そこにGMさんが選んだアーティストのフライヤーが貼られている。MUGEN Blastersのフライヤーがいつまでも出来ないので、GMさん手作りモノクロフライヤーが半年以上貼られてる状態であった。

<2014年末頃のボード>

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リチャードとしては、In The Grooveに貼らせて貰えるなら、何年も前から温めてきたアイデアを実現させて、それを盛り込んだフライヤーを作りたかった。MUGEN Blastersというファンクバンドの活動を始めて、バンドロゴが完成した時から温めていたアイデアだ。構想5()。正確には5年以上前から温めているアイデアで、実現する為には協力者が必要不可欠。その協力者を見つけるのに5年掛かった()

Photoshopをサクッと使える人にも協力してもらった。彼女もリチャードの意図を完璧に理解してくれて、更に、プラスアルファのエッセンスも盛り込んで仕上げてくれた。

 

そして、バンドフライヤーが完成した。

 

フライヤーが出来てみると、イメージしていたモノよりも良い仕上がり。デザインやディテールにMUGEN Blastersのコンセプトを上手く盛り込めている。最高の出来だっ!(自画自賛)

デザイナーさんに作って頂いたMUGEN Blastersのロゴ自体には、絶対に加工を加えない。その上でのアイデア。

イン・ザ・グルーヴ店内に飾ってあって、お店のイメージを崩さず、ファンク色を感じさせる内容。「日本で活動しているムゲン・ブラスターズというファンクバンド」を表している絶妙なバランス。

 

暗い店内では良く分からない事もあるので、iPhoneのライトでフライヤーを照らしながら、GMさんにディテールを説明。Funkな糸でつながっているからか、リチャードが考えている想いはすぐに理解してくれた。話しが早い。

 

ここまで書いてアレなんですが、、、

しばらくの間、このフライヤーのネットなどでの公開はしない予定なので、ここにも画像掲載は無し。

In The Grooveを訪れると見れます!って事にしています。もし、実物を見る機会があったら、いろいろジックリと見てみて下さいませ。そして、時が来たら別バージョンフライヤーに替えます。

 

奉納の儀式を終わらせた後、またまたお宝映像を見せて貰った。

Euryalus(ユーライアス)のライブ映像 赤坂ムゲン。初めて映像で見て、色々とイメージが繋がった。またバンド活動をして行く為のパワーを貰った感じ。

その後、先日対バンして頂いた及川光博カバーバンドの話から及川光博本人の話しになった。

 

GMさんとの話しは尽きないのだが時間切れ。

また行こっと!

渋谷 スターラウンジ

明日 5/30(土) 18:40からMUGEN Blasters (ムゲンブラスターズ) が、久しぶりに渋谷でノンストップ ファンク パフォーマンス。
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MUGEN Blastersにとっては渋谷Star Lounge(スターラウンジ)は初出演。メンバーも楽しみにしています。MUGEN Blastersを知らない方々にも観てもらえるかなぁ。

場所は渋谷東急ハンズの正面のビル1F。

イベントは、かな~り個性的な対バンさんが集合するので、全編通して楽しめます。18:40からのMUGEN Blastersは、70年代~90年代のファンクをNon-Stopでカバーするバンド。久しぶりに渋谷の地で、黒汁飛ばしのパフォーマンスします。
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イベント:「ステラチッタvol.11」
16:00~ 原子炉キャンディーズ
17:00~ TeeEVIL
17:50~ Woogie-Boogie15
18:40~ MUGEN Blasters
19:45~ ミッチーdeたっちー☆キラキラLet’s自己解放

チャージ:予約 2,000円 当日2,300円 (+1ドリンク500円)

場所:渋谷 Star lounge
東京都渋谷区宇田川町4-7 トウセン宇田川ビル1F
03-6277-5373
http://www.starlounge.jp/