Graham Central Station @ ビルボード東京 2015/11/10 2nd
Larry Graham and Graham Central Station Live @ Billboard Live Tokyo
2015年11月10日の初日2nd Showに参戦してきた。前回が2014年5月なので1年半ぶり。最高に気持ちの良いファンクベースのシャワーを浴びた!
来日初日の公演だからか、いつものFunk系ライバー仲間がいない。皆、最終日2nd Stage狙いみたい。
今回も良い整理番号が取れたので、ラリーグラハム正面最前列に座る。同席は対バン仲間。隣のテーブルにはFunkライバー仲間。早速、大森 In The Grooveのマスターの話題で盛り上がる。
いつもの様にラリーのエフェクターボードを確認すると、
「あれ?Jet PhaserもMu-Tronもなーい!!!」
という事で今回もエフェクターボードの写真を撮った。
Roland Jet Phaser AP-7やMu-Tron Octave Dividerが無くなっている。
Jim Dunlop 105Q Cry Baby bass wah → Danelectro DD-1 Fab Tone → Loud Electronics Morphine Dream → MXR M288 Bass Octaveの順番。電源はPedal Trainの裏側に設置されたVoodoo Lab Pedal Power 2。パッチケーブルは、相変わらずオマケで貰った様なイエローやグリーンの安物であろう物を使っている。チューナーもボードに転がっているが繋がっていない。ラリーのMoonベースのヘッドにクリップチューナーが付いている。
ビンテージエフェクター、ついに最新のものに入れ替えたのね。Fab Toneのみは健在。2014年5月に来日した時との主な変更点は下記の通り。
Roland Jet Phaser → Loud Electronics Morphine Dream
Mu-Tron Octave Divider → MXR M288 Bass Octave
開演を待つ間、Funkライバー仲間が情報をくれた。
K氏「今回はBiscuitが来てないんですよ。」
リチャ「えーーー、そうなの?知らなかった。」
K氏「代わりにShelbyが来てる。Princeがプロデュースした彼女!」
リチャ「しぇるびぃ?どんな顔の人だっけ?」
K氏「スキンヘッドの…」
リチャ「あーーー!知ってる!そうなの?」
…というわけで、かなり期待できる。Shelby J.は初来日なのでは?これは楽しみだ!(ちょっとだけ「だったらMimiさんを連れて来てよ!」と思った)
2015年のGCSメンバー
Larry Graham(Vo, Ba)
Dellena Graham(Vo)
Wilton Rabb(Gt, Vo)
David Council(Kb, Vo)
Jimi McKinney Jr.(Kb, Vo)
Brian Braziel(Dr)
Shelby J.(Vo, Per)
開演直前、スタッフがラリーのAguilar製ベースアンプのStandbyスイッチを入れる。ドラムセットの前、左右にベースアンプが設置してあるのだが、右側のアンプからのみ「ジーーーーー」とノイズが出てる。スタッフは何もしなかったので、既知の問題ですぐには直せないのだろう。
定刻から10分遅れてBrian Braziel (Dr)が最初にステージに上がり、残りの楽器隊もステージに。
Wilton Rabb (Gt)は、今回もまた抜けの悪いStratocasterをご持参。前に使っていたStratocasterは日本には持ってこないのかね?ペダルはBOSS ME-50マルチエフェクター。アンプはFenderのチューブアンプ。
楽器隊が演奏を始めてしばらくすると右側の階段からShelbyが降りてくる。スキンヘッドにはスワロフスキーみたいなのを貼っている。迫力ある。
目の前のAguilarのベースアンプから「プゥーン」とドデカいベースの音。ラリーの姿はまだ見えない。客席2階、左側の階段からラリーグラハム登場!
「プップップゥ~ン ププ プププゥ~ン プンッ」のいつものフレーズで存在感MAX!白い衣装に身を包んだラリーはサングラスをしていて、その奥は可愛いお爺さんの目だ。(←前回と同じコメントだ)
ベースの音質。今回の公演は、ここが大きく違っていた。
ベースの音がイイ、、、というかアクティブの音、、、というか音の粒が揃っていて塊で直撃してくる、、、というか、音量という意味ではなく「ベースが鳴っている時に静か」という印象。
前回まではベースが鳴っている時にザラザラした感じのノイズが混ざっている印象なのだが、今回は滑らか。江川ほーじんさんの音を想い出した。コンプレッサーは掛けていないと思うが音の質がそれに近い印象。多分だけど、エフェクターを新しいのに変えて、バイパス音が良くなった気がする。他の人よりはデカ目の音量だけど全く気にならない。
True Bypass効果、恐るべし。
コーラスのShelby、彼女の参加でバンドの印象が少し変わった。
まだ曲に慣れてないのがバレバレだが、ソウルフルなイイ声。リズムもイイし立ち振る舞いにも華があるね。ギャラの面で折り合わないかもだけど、Biscuitより全然良い。
ステージ上で
Shelby「今回だけ?」
ラリー「今回だけ」
みたいなやり取りをしていたけど、どうなるかな。
Shelbyが歌う I Can’t Stand The Rain、今までで一番良い出来だと思う。
アコースティックファンクの在り方が参考になった。
今回はアコギとOvationのアコースティックベースがステージに置いてあって、途中で2曲ほどアコースティック・ファンクが披露された。これがかなり素敵だった。
クラブ公演でアコースティックファンクなOle SmokeyとTell Me What It Is を聴ける幸せ。
ステージ全般でも、アコースティックファンクコーナーでも、ドラムのBrianは叩き過ぎ。うるさい。ドラムがシンプルになれば、もっと歌やベースが活きてくるのに…。
ラリー本人はベースプレイもボーカルも衰えが見え隠れしていて心配。4フレット分スライドして音を出すフレーズ、殆どが2フレット分だけのスライドになっていた。たまに思い出したように4フレット分をスライドさせる。It Ain't No Fun To Meの出だしのシャウトも声を出してはいるけど、かなり短くなってしまった。
もうすぐ70歳、来日して1日に2 stageだから疲れるのは当たり前。くれぐれも無理はしない欲しい。
MCの際に観客から「Powやってー!」と何度も言われてドラムとベースで1コーラス披露してくれたが、個人的には調子のイイ時に自らやってくれるだけで十分。ラリーグラハムは優しいので応えてくれはしたが、GCSのライブでは基本 Powはやらない。聴けたらラッキーくらいに思っておいて、あまり求めないで欲しいなぁ。
アンコールでは前回同様に1999とHigher。
ラリーの奥様 Dellena Grahamがラリーの耳元で「観客をステージに上げていい?」と聞いて、リチャもステージに上がった。ラリーの後ろ、ベースアンプの10cm前に立てる幸せ。
いつもの様にステージに上げた観客15人くらいを残して、メンバーは控室に戻って行った。
1時間15分のステージにアンコール2曲。最終日の2ndはさらに盛り上がるんだろうなー。
公演終了後にスタッフにLarry Grahamの新しいペダルボードについて聞いた。
リチャ「(Loud Buttonを指差しながら)このペダルは何っ?Jet Phaserは使わなくなっちゃったの?」
スタッフ「Loud Button Electronics Morphine DreamはRoland Jet Phaser AP-7の代わりだよ。」
リチャ「これはカスタムメイドなの?」
スタッフ「Loud Buttonに連絡すれば君も購入できるぜ!」
リチャ「もうMu-Tronは使わなくなっちゃったの?」
スタッフ「あれは古過ぎるから使わなくなったとラリーが言っていたよ。家に置いてあるらしい。」
Larry Grahamのベースの音、進化していた。70歳を目前に更に変わっていく。
もう1度、観れるだろうか?
また観たい!
2015年10月 Real Funk降臨。Steve Arrington ライブ
Steve Arrington (スティーブ・アーリントン) 初来日公演 @ Billboard Live Tokyo。
2015/10/20(火) - 2015/10/21(水) にビルボード東京でのSteve Arringtonのライブを観てきた。
Real Funk Live Show!久しぶりに本物のファンクを体感!素晴らしい時間だった。
OHIOのファンクバンド、SLAVE。アルバム「Show Time」を聴いた時から、赤坂ムゲンでSLAVEを観た時から一番好きなファンクバンド。そのバンドのメインボーカルだったのがSteve Arrington。30年以上、来日を待っていた。…というか来日するとは思っていなかった。Johnny Winter初来日の時と同じ。今、生で彼のパフォーマンスを観れた事、あの声を聴けた事はミラクル。
8/21に大森In The Grooveのマスター、GMさんかメッセージが入った。
「S.アーリントンには驚いたね!」
なんの事だか分からなかったけど、それで来日が決まった事を知った。
FacebookやTwitterでは歓喜のメッセージが飛び交うとともに「集客は大丈夫なのか?」というコメントも多かった。どういうパフォーマンスをするのかも分からなかったし、彼が来日する事自体、ノーマークだったので情報が少ない。日本のFunk Funの間では、徐々にこの初来日情報が話題になっていった。そのうちに、YouTubeに最近のリハーサルの映像が上がったりして、良いパフォーマンスを期待できそうな雰囲気満載になってきていた。
■2015年10月20日(火) 初日の2nd Stageを観て来た。
初日1st Stageはお客様の入りがイマイチという情報がリアルタイムに流れて来ていたが、仕事で外せないので駆けつける事が出来ない。1st Stageから参戦している知り合いのおねーさんに
「分身の術を使ってでも盛り上げてくれ!」とメッセージしら
「任せておけっっっ!」という心強いお返事…。
2nd Stage前に会場に到着すると、Funk系ライブでお会いする方々が大集合な感じ。リチャードは初日の2nd Stageのみ参戦予定だが早々に予約したのでギターの目の前、最前列かぶり付きシートに着席。
チケットの売れ行きはいまひとつだったらしく、都内のソウルバーなどにばら撒かれたみたいで、招待券を持っている人もチラホラ。僕に下さいよ。
ほぼ定刻にバンドメンバーがステージに上がって来た。いきなり、Steve Arrington自身もステージ脇でスタンバイしている。来たっ!
ステージに上がったギタープレイヤーのDerrick Weemsに一言挨拶してがっちり握手した。彼とは2か月くらい前からずっとやり取りをしていた。
こちらから聞いていたのは「どんな曲を演るのか?バンドメンバーは誰が来るのか?Steveの調子はどうなのか?どうしてSteveと演奏する事になったのか?」などなど。
Derrickから聞かれていたのは「日本のファンの雰囲気はどんな感じなの?ビルボードライブ東京ってどんな所なの?着物を買って帰りたいんだけど高い?」などなど。
演奏前にがっちり握手できてお互い良かった。
そのDerrickのディストーションギターから演奏が始まる。最前列中央の3テーブルのみ最初から総立ち。
そして、いきなりSlaveの”Just A Touch Of Love”。MUGEN Blastersでも(一応)レパートリーにしている。Steveは声が良く出ている。良いじゃないか!
SteveはSlaveは去ってからソロ活動しているので「あまりSlave, Slave言うと嫌がる」という情報もあったのだが、Slave黄金期のメインボーカルだし、Steveの声が特徴的過ぎて他の人では…。
なので、1曲目が”Just A Touch Of Love”というのは期待できる。
2曲目はソロアルバムから"Nobody Can Be You"。イイ!とってもイイ!Steve Arringtonだ!
Steveの前には2本のブームスタンドマイクがあり、ステージ向かって左側のマイクはボーカルエフェクトを掛けて歌う用の専用マイク。足元にはDegitech VOCAL300のペダルが置いてある。
中央のマイクの右側にはティンバレス。Steveはもともとドラマーだ。Derrickとの話でも出て来たのだが、Funk系バンドではドラマー出身の優秀なリーダーが多い。
Maurice White (EW&F), Larry Blackmon(CAMEO), Frankie Beverly(MAZE), Phil Collins…
Slaveの“Wait For Me”をSteveが唄った時、身体を揺らしていたリチャードは動きが止まってしまった。発売直後にアナログレコードを買って、それから今まで何度も何度も聴いてきたアルバム”Show Time / SLAVE”。まさにこの声だ。30年以上経った今、生で体験できるとは思わなかった。感動してしまった。
1983~1986年頃(※)に赤坂ムゲンでSlaveを見た時は、Monster BassのMark Adamsのぶっといベースにノックアウトされて立ち尽くした記憶がある。Mark Adamsが亡くなった今、Slaveを諦めていたけど、Steve Arringtonの声で覚醒した。感動。
(※:赤坂ムゲンが1987年に閉店。Derrickによると、SteveがSlaveを離れたのが1983年。)
ソロアルバムからの”Way Out”や”Weak At The Knees"は出来も素晴らしく嬉しい。Derrick Weemsのギターソロもしっかりと長い。ギターソロが3コーラス以上(…といってもP-FUNKほど長くないのだが)については、今回の公演を観た人から賛否両論あるみたいだけど、これがFunk。もっと長くてもいい位だ。時間制限があるのもBillboard Liveなどライブクラブでのデメリット。近くで観れるのが最大のメリットだが、高いし本当はFunkを愉しむのには向いてない。
■Steve Arringtonが連れてきた今回のバンドはかなり良かった。
Steve Arrington (Vo, Per)
Derrick D-Rock Weems (Gt)
William Kurk (Key)
Michael Sterling (Ba)
Linard Stroud (Ds)
Laini Kerr Marisa (Cho)
最小構成のバンドだ。ホーンセクションは無い、コーラスも一人だけ。
Derrick WeemsのギターはFender Stratocaster + BOSS GT-10 + Fender Tube Amp。キレが合ってとても良いFunkバンドって感じのトーンだった。ギターソロで前に出て来た時にシールドがボリュームペダルに絡まって音量が下がってしまったり、後ずさりしながら定位置に戻ろうとした時にマルチエフェクターに突っかかってコケそうになったり、ディストーションサウンドの時にハウリングしたり…、いろいろあったが、とにかく弾くフレーズや音色が「ファンクバンドのギター」って感じが出まくっていて大好きだ。ちなみに、彼がLes Paulを使う際のマルチエフェクターはBOSSではなくLine6 POD HD500xを使っているらしい。
Michael Sterlingのベース、イイ。…なのだが、MUGEN Blastersのベースマンに洗脳されている事もあり、リチャード的には6弦ベースという時点で少し萎える。さらにSLAVE絡みとなると、やはり生Mark Adamsの印象が強すぎて…。でも、バンド全体のうねりは彼が出していた。ドラムとベースがFunkの肝だ。
Linard Stroudのドラム、目立たないがベースのMichaelと共に重量級のうねりを作っている。Less Is Moreなのだ。Steveを含めバンド全体が完全に彼のドラムに安心して乗っかっているという印象を受けた。彼はDerrickと一緒に5年前からSteve Arringtonのバンドに参加しているとの事だった。
キーボードのWilliam Kurk、メンバーの中で1番若いのではないか?Slaveの曲では弾いていない箇所も多いのだが、無駄な音を入れないところが良い。MUGEN BlastersでFunkにチャレンジしているリチャードにとってみれば、Slaveの曲をギター・ベース・ドラムだけで伴奏つけて形になる事にビックリ、衝撃でした。Williamは弾いていない時は楽しそうに身体を動かしている。ダンスとまではいかない、かと言って勝手にフラフラ動いているだけでは無い。しっかり振りをしている。こういうパフォーマンスがファンクバンドでは重要なのだ。
コーラスのLaini Kerr Marisaは笑顔がとってもCute。スタイルも「黒人のお尻っ!」って感じで迫力ある。部分的に「あれ?ハーモニーエフェクト掛けてるの?」って位、いい旋律をトレースしていた。バンド全体のアンサンブルの中に溶け込むコーラスワークに好感が持てる。バンドに乗っかっているコーラスではなく、完全にバンドの一員として一体化していた。
今回のSteve Arrington Bandはイイ。Guitar, Bass, Keyboard, Drums, Chorusの5人がバックを固める。当然ながら譜面台無し。足元にはセットリストの紙さえ無し。リハーサルしているね。
楽器プレイヤー目線で見ているとズレる所はあるけど、ファンクバンドって感じが前面に出ていた。リチャードが思っている理想形のファンク生バンドって感じ。MUGEN Blastersとしてもかなり参考になった。この楽器構成でSlaveの曲をカッコよく出来ちゃうんだから!
■とても満足度が高いReal Funk Live Showだった。
Showが終わった際、Derrickが「すぐに降りてくるから待っててくれ!」って言い残して楽屋に引き上げて行った。しばらく、Funkライブ仲間と興奮しながら歓談。本当にすぐにDerrickが戻ってきた。「一緒に写真撮ろうぜ!」って言ってきたので何枚か二人で撮って、それから周りのFunkライブ仲間に紹介してからが大変。彼は色々なファンと沢山一緒に写真を撮りたい人だった。とても人懐っこい。
今回の公演、Steveのパフォーマンスも選曲もバンドも、全て予想を超える大満足のSteve ArringtonのShowだった。こんな内容なら初日だけではなく、翌日最終日も観たかったな…。
初日2ndを観たFunkライブ仲間も、全員が口をそろえて「良かったねー」を連発。「えっ?何?リチャードは明日は来ないの?なんで?来なよ?鯉っ、いや、来いっ!」…って事で、帰り際に2日目2ndのチケットを追加発注。その価値はある。なので、サインの列には並ばず明日に掛ける事にした。この日は早く帰って自宅でお腹を空かして待っているネコ達にご飯をあげないといけないのであった。
■2015年10月21日(水) 最終日の2nd Stageも観て来た。
昼間、Derrickからメッセージが入る。彼が来日前から楽しみにしていた”着物”のお買いもの、Jimmyさんに連れて行ってもらって、無事に買えたらしい。リチャードには何も出来ないが、初来日のメンバーには出来るだけおもてなししたい気持ちでいっぱい。
2日目2nd Stage、開場時間の少し前にBillboard Live Tokyoに到着。初日を上回る知り合いの数。Funkライブで見かける人が大集合!な感じ。この時点でShowが盛り上がる事は確信できる。優しいお姉様達のおかげで、この日も前日と同じギターアンプ前の最前列テーブルに着席。
リチャードは昨日と同じMUGEN Blasters Tシャツを着て行ったので
「ちゃんと洗ったのか?」
「時間が無かったからファブリーズだけ」
「それならいいか…!」
というやり取りをしながら、いい匂いのするお姉様達に囲まれてポツンとお一人様参戦。両隣のテーブルも後ろのテーブルも、周りは全員知り合い。祐天寺のソウルバーOHIOのマスターがその様子を写真を撮ってくれた。
ファンクバンドFinalizeのバンマス、Yoshiさんが「1999年のSLAVEのライブDVDでベース弾いているのがMichael Sterlingだよ。」と教えてくれた。なるほど、家に帰ってDVDのパッケージを確認したらCreditに名前があった。1999年のLong BeachでのライブDVD “Live In Concert / SLAVE”、内容は「う~~~ん」なので2度と観る事は無いと思っていたが、もう一度だけ観てみようかな。それにしても、いつも思うのだが、Funk好きな人達の知識レベルは半端ない。勉強になります。
Showの内容は初日と同じ。
最前列テーブルの人達は最初から立ちっぱなし。キーボードのKurkがステージから写真を撮っていた。リチャードの赤いMUGEN Blasters Tシャツは映っているが顔は映って無い。わざと?
バンドの演奏が初日よりも格段に良くなっている。素晴らしいパフォーマンス!1曲目の”Just A Touch Of Love”の途中で2日連続で観ている人達は全員が同じ事を言い合っていた。「今日は更にいいねー!」。バンドメンバーが会場に慣れた、日本に慣れた、ってのが要因かもしれないが、昨日にも増してバンド感がある一体となった演奏だ。
少し気になったのは、Steve Arrington自身の声が初日の方が出ていた事。疲れが溜まっていたのかもしれない。それでも、2日連続で聴いている側からしても満足できるレベル。
普通、2日連続で観ると多少は冷静に観察できる部分があるのだが、このReal FunkをLiveで体感すると、浮遊感で身体を持って行かれる。
Slaveの“Wait For Me”をSteveが唄い始めた時、昨日同様に「あぁぁぁぁ」という幸せなため息が出たのだが、まったく同じタイミングで、隣の澤田さんが「この声だ!これじゃなきゃな!」と呟いていた。
2日目2nd Stageが終了後、サイン会の長い列が出来ていた。その列とは別にSteve Arringtonと写真を撮るための別の列も出来ていた。リチャードは写真だけ撮ってもらった。嬉しい。
本物のファンクをファンクバンドとともに日本に来てくれたSteve Arrington、素敵な時間をありがとう。
日本にはこんなにSlaveを好きな人たちが現存(?)しているなんて、嬉しくなってしまった。
そして…
こういうライブを体験すると、次のMUGEN Blastersのパフォーマンスは必ずバージョンアップする。今回はSteve Arrington Bandのメンバーから具体的な改善ポイントまで教えて貰ったし。ぐふふ…。
MUGEN Blasters、2015年ラストの東京でのパフォーマンスは、11/7(土)に大井町のシブヤ楽器 Space 428です。
生演奏のFunk Musicを楽しみたい方、コスプレしてダンスしたい方、ダンスミュージックの演奏に興味がある方、2015年MUGEN Blastersのライブを見逃した方、是非遊びに来てね。
11/7(土) シブヤ楽器 Funk Soul Night
16:40 Open
17:00 Very’s
18:20 MUGEN Blasters
19:40 Treasure Of SoulCharge
¥1,500 + 1 drink ¥500
シブヤ楽器 03-3773-0131
〒140-0014 東京都品川区大井4-7-11
明日! Funk Legend / Steve Arrington Live @ Tokyo
リチャードが一番好きなファンクバンドの一つがSLAVE(スレイブ)。Ohioのバンド。1981年発売の”Show Time”が輸入レコード屋さんに入荷したその日に手に取って、裏ジャケを見て購入。やってくれそうなメンバー写真だった。
それ以来、Favorite Albumです。Slaveの魅力は、全体的にドロドロとした雰囲気を醸し出すファンク色。重戦車が行進している様なMark Adams(マーク・アダムス)のモンスターベース。そして、独特な声色と歌い回しのSteve Arrington(スティーブ・アーリントン)のボーカル。結構弾きまくるMark (Drac) Hicks(マーク・ヒックス)のギターも良いが、一番の魅力はベース。
ギタリストのMark Hicksも2011年6月14日に心臓疾患で亡くなった。
Mark Adamsがこの世の中からいなくなった時点で、生Slaveは諦めざるを得ない。アマチュアベースプレイヤーでアレを追究している人も多くないのだ。Larry GrahamとかLouis Johnsonとかを真似る人は居るけど、世界中の人から人気はあるのだがMark Adamsフォロワーが居ない。フォロワーいたらライブ観に行きます。教えて下さい。
2015年夏、大森のソウルバー In The Grooveのマスターからメッセージが届く。
GMさん「Steve Arrington!」
リチャ「えっ?何か起きましたか?」(嫌な予感…)
GMさん「来るね」
リチャ「えっ、何処に?」
GMさん「ビルボードライブ」
リチャ「えーーーーーー!」(喜び爆発っ)
Slaveのボーカル、独特の声と歌い回し。実はちゃんと認識していなかったのだが、Slaveが1981年に”Show Time”をリリースして、その後、赤坂ムゲンで1ヶ月半くらい演奏している時には、既にSteve Arringtonは脱退していたとの事。なので、今回が初来日。まぢかっ!
Steve Arringtonが参加しているSlaveのアルバムは以下の4枚だけ。当然、Monster BassのMark Adamsも参加しているこの4枚がSlaveとしては一番美味しいところ。
The Concept / Slave 1978
Just A Touch Of Love / Slave 1979
Stone Jam / Slave 1980
Show Time / Slave 1981
Slave以降、活動はしているのだが、2013年のDaM Funkとの共演をきっかけに活動が加速されている気がする。
Steve Arrington's Hall Of Fame 1983
Positive Power 1984
Dancin' In The Key Of Life 1985
The Jammin' National Anthem 1986
Jam Packed 1987
Pure Thang 2009
Steve Arrington + Dam-Funk – Higher 2013
Way Out (80- 84) 2014
リチャードが思うFunk Musicの中心的存在がDayton Ohio Funkであり、その中核がSlaveであり、その中心人物の一人がSteve Arringtonなのだ。観ないわけにはいかない。
東京は2日間の公演。全部行きたいが初日しか行けない。これは無理してでも観ておかないといけない。
リハーサルの映像がYouTubeにUploadされていたが、なかなかいい感じだったので期待できる。時差ぼけは大丈夫かな?
バンド御一行は成田行きのフライトに搭乗積み、メンバーが投稿した機内写真を見るとJALなのかな?
東京公演は10/20(火)-10/21(水) @ ビルボードライブ東京。ファンクファンは見逃してはいけない。
ビルボード東京によるスティーヴ・アーリントン来日直前インタビュー
「踊って行こう、BENTENで。」ありがとうございました!
10/12(月祝) 踊って行こう、BENTENで。
2015年10月12日(月祝)は体育の日。
ベタな曲は演らないMUGEN Blasters(ムゲンブラスターズ)のノンストップ ファンク カバーを聴きにきませんか?
対バンは強力なディスコバンドです!
さらにCHICファンならみんな知っている(!?)人見さんがDJタイムを担当。
開場から打ち上げまで全部丸ごと楽しめちゃいます。
「踊って行こう、BENTENで」‐DJスタイルと生バンド演奏の両方を一度に楽しめるイベント‐
17:00- DJ 人見欣幸(ひとみ・よしゆき)
17:30- Benten Central Station
18:30- DJ 人見欣幸(ひとみ・よしゆき)
19:00- MUGEN Blasters
チャージ 1,500円+ドリンク600円
※演奏終了後、同じ場所でゆる~く打ち上げもありますので、そのまま続けてご参加しちゃって下さい。
ライブカフェ弁天
〒164-0012 東京都中野区本町4-39-7(東京メトロ丸ノ内線 新中野駅より徒歩3分)
03-5340-8270
HomePage:http://www.benten55.com
iPhone6s 音楽再生アプリ Kaiser Tone の設定
使用開始して1週間程度のKaiser Tone、いろいろと細かい設定ができ、それぞれはっきりと効果があるので、数曲のリファレンス曲を聴きながら設定組み合わせを試しいる。現時点での設定内容を書いておく。画面のデザイン設定やハイレゾに関する設定はデフォルトのままなので省略。
■使用状況
使用機器:iPhone 6s + イヤホン Ultimate Ears Triple.fi 10 pro / iPhone 6s + DIATONE Sound Navi MZ60 Premi on SUBARU Forester (ライトニングケーブルで接続)
iTunesに取り込む際の音源ファイルの設定:形式AAC、サンプルレート 44100kHz、ビットレート(圧縮比率) 320k bps
ハイレゾ音源は使っていない。
再生する曲・ジャンルは、Funk Soul。洋楽のRock Pops全般。Jazz Fusion。70年代~90年代の音源が多い。
■操作性
Apple Storeからインストールしたら、即使用可能。勝手にMusicアプリのフォルダやプレイリストを認識するので、音を出すまでの余計な作業は不要だ。
再生している曲のアルバムジャケットを左にスワイプすると次の曲に行けるのは使い勝手が良い。右にスワイプすると前の曲の頭から再生される。これはMusicアプリには出来ないし、使い勝手が非常に良い。
操作性で不満なのは、アプリを終了させた時のアーティスト&アルバム位置を把握していない事くらい。
■プリセット・イコライザー
イコライザーのプリセットが数多く入っているが、「iTunes Perfect(10 band system locked)」を選択し、それをベースに30 bandモードにして一部分をカスタマイズしている。
基本、イコライザーを掛けたくは無いのだが、フラット状態で再生するとおとなし過ぎて聴いていて面白くない。「iTunes Perfect」は一発で出音を良い感じに仕上げてくれる。
・ノイズ・リダクション 「On」
・音質モード 「超高精細」
・Flexible HD 「On」
・キャッシュ 「Off」←車載で使っている時に音飛びが気になる事があったので、OnにしたりOffにしたり実験中。
・アルゴリズム 「CyberFort」←開発元CyberFort社が作ったアルゴリズム、という意味。これが良い。
・自動音割れ防止 「Off」←設定のポイント。
・自動無音部分スキップ 「Off」
・ローカットフィルタ(32Hz) 「On」←Offにすると超低音域がふくよかになって良いが、ほとんどの曲で「もあっ」っとしてしまうのでカットしている。
・ハイカットフィルタ(16kHz) 「On」
・出力Max 「352.8kHz / 32bit」
・DSD to PCM 「節電」
・DSD over PCM (DoP) 「On」
・アップサンプリング 「On」
・PCM出力MAX 「352.8kHz / 32bit」
■仮想サラウンド 「Off」←個人的に不要な機能。
Kaiser ToneはVolumeもGainも細かく設定できる。
信号の流れとしてはGain→Volumeなので、最終的な音量(音の大きさ)はVolumeで設定する。GainはKaiser Toneが音源ファイルを読み込むときの入力レベルというイメージに捉えておいて良い。何も不具合が無ければ、Gainは常にMAXの100%で良い。
・Volume 「その時の好みで設定」←iPhone62の側面のVolume Controlボタンと連動している。
・Gain 「75.977 %」 ←設定のポイント。だいたい75%くらいに設定している、という意味。
■設定のポイント
1.イコライザー・プリセットを「iTunes Perfect(10 band system locked)」を選択する。
2. 自動音割れ防止をOffにする。
3.音割れ防止をOffにした影響で音が歪む事があるのでGainを下げる。
4.イコライザーを30 band モードに変更して更に好みのイコライジング設定を探る。
イコライザー・プリセットは自分にとってはいい具合に調整されている設定だった。
自動音割れ防止機能は、Off, Normal, Middle, Powerfulの4段階で設定が可能。リミッターなのかもしれないが、コンプレッサー的なエフェクトに聴こえる。色々な音楽を同じような音量で聴きたい人はPowerful設定で良いと思う。元ネタの音源を自然な感じで楽しみたいリチャードとしては、Normalモードで音に変化があるので、Offにしている。
自動音割れ防止機能をOffにした結果として、Gain 100%のままだと音源によっては音割れが発生する(音が歪む)。なので、いくつかの音源で試しながら、リチャードはGainを75%くらいまで下げている。この影響で、今までよりVolumeは上げ気味になる。車載で聴く場合は、そもそもiPhone側のVolumeは機能しないが、Gainが下がっているので、サウンドナビ側のボリュームも今までよりは上げ気味でないと音量が出ない。それでも、サウンドナビでは車内で必要十分な音量が出せるので問題は無い。
30 bandイコライザーでの調整は、好みの世界。iTunes Perfectプリセットだと「明瞭感が不足」していて「音が詰め込まれ過ぎ」な印象なので、160Hzだけをピンポイントでプリセットの値から-3.5db下げている。結果、スッキリ感が増すが、音源によっては迫力が足りないかも?って思う曲もある。楽器パートごとにイコライジングしている訳ではないし、音源全体の音色調整なので仕方が無い。それでも30 bandイコライザーだからこその設定ができる。
ミュージックプレイヤーと比較すると、同じ音源ファイルで聴いているのに音の解像度が全く違う。
上記の設定をする事で、今まで聴き取れていなかった音が、電車内や街を歩いている時にも聴き取れる様になった。
具体的にたくさんあるのだが例を挙げると、
・今まで聴き取れていなかったギターの空ピックの音が聴こえる。
・以前は滑らかに聴こえていたシンセサイザーのグリッサンドの音、鍵盤ごとのカタカタ音階が変わっていく部分が聴き取れる様に変わった。
・複数コーラスの内、今まで聴き取れていなかったコーラスパートが入っていた事を発見した。
などなど、きりが無い。
ファンク系の曲では、ベースとバスドラがスピード感がある気持ち良い音圧で再生されて満足だ。
ファンクバンド「MUGEN Blasters」で新しくレパートリーを加える際、初めてスタジオで音を出すと、メンバーが欲しい音を弾いてくれないって事がある。確認すると192k bpsの音源ではその音は聴こえないって事がある。しかし、ずっと320k bpsで頑張っているリチャードも、音源再生アプリの性能によって聴こえていない音があったという事だ。
■今後の追究
30 bandイコライザーの設定をもう少し詰めていく。
イコライザーの画面にあるBoostレベルは試していないので、Gain設定との兼ね合いを試してみる。
現時点ではイヤホンでの使用を中心に設定をいじっているので、車載の際の設定も時間を取って詰めていく。サウンドナビ側のイコライジング設定変更に時間が掛かりそう。
Kaiser Toneの設定追究は続くのであった。
iPhone6sの音楽再生アプリ、当面はKaiserToneにしてみる。
iPhone6sに機種変更して、データ移行は上手くいったし、アプリはサクサク快適。CPUの高速化とMemory倍増は効いている。自宅でのWiFi通信速度も下りが向上して気持ちいい。iOS 9.0.1も違和感なく使えてはいる。
リチャにとっての大問題は、デフォルトのMusic Playerで音楽再生してヘッドフォンで聴く際の音質が悪いという事。ライトニングケーブルでカーナビ(DIATONE Sound Navi)に接続して車で聴く状況でも音が悪くなっている。これはハードウェアの問題もあると思うが、Musicアプリにも問題がありそうだ。
機種編前まではiOS 8 on iPhone5sだったのだが、音質は良くないが我慢できるレベルだった。しかし、iOS 9.0.1 on iPhone6sは我慢できないレベル。もしかしたら、Apple Musicなどストリーミングに最適化させる為に、AppleがMusicアプリをチューニングしたのかもしれない。ストリーミング戦略には乗らないリチャードとしては、音楽再生環境を変えるしかない。iPhone6sに機種変更した一番の理由が、曲を携帯する際にiTunesから取り込む曲数を増やす(データ容量増加)なので、容量は増えたが聞くに堪えなくなってしまったのでは本末転倒だ。
iPhoneをベースに考えるのであれば、ポータブルアンプを買って使う手もあるが、コスト面、電源面、携帯性の面から今はしない。DIATONEサウンドナビとつなぐ場合はライトニング端子からだし。
手っ取り早いのは、iPhone6sにサードパーティ製の音楽再生アプリを入れるという事。調べたら候補はいろいろあった。
UBiO
RADSONE
KaiserTone
Denon Club
ONKYO HF Player
SonicMax Pro
FANTABIT
Audyssey Media Player
現時点でハイレゾ音源の再生は考えていない。iTunesからiPhoneに取り込んだ音源ファイルを再生できて音質が良ければそれでいい。操作性がまぁまぁ良ければ更にいい。
Internetからの情報を元に、「音質改善しそう」+「アプリ自体の動作安定」+「音源フォルダの読み込みが早い」を考慮して以下の3つに絞り込んだ。
UBiO
RADSONE
KaiserTone
UBIOはイヤホン毎に最適化したプリセットが大量に入っているのだが、リチャードが使っている「Ultimate Ears Triple.fi 10 PRO」のプリセットが入っていなかったので候補から外した。ユーザは多いと思うが旧モデルなので、現時点でプリセットが無ければ今後も追加される可能性は低いと判断。RADSONよりKaiserToneの方が情報量が多いのを決め手として、早速KaizerToneを1,200円でApp Storeで購入。
iPhone Perfectというイコライジングのプリセットが入っていてるし、音質はMusicアプリよりは良い。いくつかの設定と30バンドのグラフィックイコライザーで設定を追い込むことで、もう少しなんとかできそうだ。設定内容は次回のブログで紹介予定。
しかし、アプリを変えても今一つな感じも残っているので、それはiPhone6sを使う限り仕方がないのかもしれない。
音の再生に関する解像度は格段に上がったので、1200円投資の価値はあった。
iPhone6s 容量不足
発売初日にiPhone6s(128GB)スペースグレイに機種変更した。
2年前からiPhone5s(64GB)を使用していたが、とにかく容量が足りない。通信速度にも不満があったし、バッテリーもヘタって来ていたので直ぐに変えたかったのだった。
端末代金は109,920円と高いのだが、下取り+割引で32,400円の値引き。あとでクーポン分の10,000円もバックっされる。新しいライトニングケーブルも付いてくる訳だし値段が張るのは仕方ない。月額のオプションも片っ端から抜いて、月額料金は今より安くした。月額300円のアップグレードプログラムはつけておいた。
事前にバックアップを万全にしていったので安心して機種変更できる。
・写真はPCに手動でCOPY。
・最新versionのiTunesへ暗号オプション付きでフルバックアップ。
・写真以外をiCloudへバックアップ。
便利な世の中になったね。auショップでの手続きは25分くらいで終了。
auショップから帰宅後、すぐにiTunesに繋ぐと、バックアップから復元しますか?との表示。分かっているじゃないか。
バックアップするのに2時間くらい掛かっていたが、復元は10分で完了。5sの時には、いつも1GB以下だった空き容量が、この6sは128GBあるので60GB以上の空き容量。よしよし。
何もかも復元されていて素晴らしい…、はずなのだが、一応、チェックしていく。
アプリは殆ど大丈夫、前と同じ様にそのまま使える。ひとつだけGoodという(会社のメールをiPhoneで読み書きできる悪魔の)アプリのみが「新しい端末だからPinコード入れないとアクセスさせないもんねー」メッセージを出しやがった。セキュリティがしっかりしているじゃないか。会社のメールなんて見れなくていいもんねー。よしよし。
メモ帳も全部あるし、ラインの履歴も残っているし、メールも…。あれ?メールは複数アカウントを見れるようにしているのだが、メインのCATV系列のメアドの未読が2,000を超えている。前にもあったんだけど、何かの拍子に削除した迷惑メールなどが復活しちゃうんですよね。うーん。地道に消そう。
当然、連絡先(アドレス帳)もバッチリ残って…、、、、なーーい(汗)。
Facebookの友達情報?の名前とメールだけのアドレスしか復元されていない。本当に必要な情報は何処に行っちゃったの?(滝汗)
PCからiCloudにログインしてバックアップされている連絡先の中身を見てみると、本当に必要なアドレス帳データがバックアップされていない事が判明。これはヤバい。
落ち着け…。
いろいろ調べていても有効な情報がすぐに出てこないのだが、アドレス帳に関係ない情報を発見。
iPhone5sの時に4GB以上を使っていた「その他」ってヤツ。機種変更して復元した際に消えると思っていたのだが、その他4GBもそのまま復元されていた。実はこれはsafariの閲覧情報が保存されていたようで、iPhone側の設定からsafariの所にある「Webサイトデータを消去」で殆どを消すことが出来る事を発見。よしよし。
で、いろいろ弄っていると、メールにezwebのアカウントが含まれていない事に気が付いた。あっ、これはezwebアカウントを復活させるとアドレス帳も復活するんじゃね?…という事でauのサイトに書いてあるezwebメアド復活方法を試してみる。
http://www.au.kddi.com/iphone/support/guide/email-initial-setup/
ezwebのメールは中身も含めて復活。同時にアドレス帳もバッチリ復活していた。
めでたし、めでたし。(汗びっしょり)
今回のiPhone6s、容量が256GB欲しかったが発売されていないので仕方がない。CPU性能が上がっているしメモリが倍の2GBになったので、これだけでも買いだ。通信速度も上がっている様なので更によし。RBB SPEED TESTアプリで計測すると自宅のWiFi環境でも上りは変わらないが下りは1.7倍くらい早くなっている。
Internet情報によるとiPhone6sのバッテリー容量は6より微減しているらしい。
リチャードの短い指からの情報によると、iPhone6sのサイズはデカ過ぎる。手を痛めないように注意。やっぱり5sがベストサイズだと思うんだよね。
iPhone5sの時は、とにかく容量が足りなくて持ち運びたい音楽をiPhoneに入れる為に、どのアルバムを消すのか?を決めるのに時間が掛かっていた。128GBになったので、全部は無理でも結構な曲数を入れられるんじゃないか?
いきなり容量一杯にしても能が無いので、追加曲を厳選して同期させてみた。
同期に時間がかかっているので放置…。
おおっ!同期完了。
なんと、厳選した甲斐があり、空き容量が10GB…。えーーーーーー!
近日中に容量不足になる気配…。
iPhoneに頼っている音楽リスニング環境。リチャードにとって、電車などでの移動中やドライブ中に無くてはならない存在なのです。
愛用のUltimate Ears 10 Proを挿してリファレンスになる曲をいくつか聴いてみる。
う~ん、音が悪くなってる気がする。
かなり高域が上がっていてシャリシャリしてる。低域はパンチが無い。全体的に抜けが悪くなっている、気がする。これはいかん。
車に乗って、三菱サウンドナビに繋いで聴いてみる。これはいかん。特に低域のクリアさに欠ける。超高域が上がっていて耳に心地悪い。
高域はイコライザで何とかできるとしても、抜けが悪いのと低域のクリアさに欠けるのはどうしようも無い。
これはiPhone6sのハードウェア性能というよりiOS 9.0になったせいなのかな?(iPhone5sはiOS 8を使っていた)
但し、iPhone6sのスピーカーから音を出した場合は、5sと比較して格段に良い音になっている。ヴォーカルがはっきり聞こえて音が前に出てくる感じ。
今晩、寝ている間にiOS 9.0.1にアップグレードするので、多少でも音質面が向上している事を望む。
暫くは、この音質問題と格闘する事になりそうだ。
サブのエフェクターボードを準備。
シルバーウィーク中に、自宅用 兼 ちょっとしたお出かけ用のサブエフェクターボードを準備した。
小さなマルチエフェクターも考えたのだが、どうも性に合わない。xotic RC-Boosterをメインボードから外してセッションに持っていたりもしたのだが、出来ればMUGEN Blastersの活動で使うメインボードは付けたり外したりしたくない。クリップ型チューナーも使い勝手が良くないし好きではない。なので、小型軽量のサブボードを作りたいなぁと考えていた。
Sonic Research ST-300というチューナーが2015年8月に発売されて、すぐに直輸入した。メインボードではST-200を使っているが、もうこれ以外使いたくないってくらい気に入っている。後継のST-300はチューニング性能そのままでミニペダルになった。ちょうど良い。
RC Boosterは安くなっていないし、もう一つ買うのも芸がない。かと言って、ミニペダルでもサブ用に投資したくない。なので、ミニペダルの中でもRC Boosterを真似て作ったといわれている Mooer Pure Boostを手に入れた。税送料込で6,458円。出音はRC Boosterとは別物だが、ゲイン・ボリューム・トーン調整ができるので用は足りている。
歪みは定番だがIbanez TS miniを手に入れた。税送料込みで7,270円。音は素晴らしい。高いの買わなくてもこれで十分だ。
ミニペダル群はバッテリーが入らないので外付けACアダプターが必須。昔から使っているエネループも使うと思うが、超小型でびっくりな Free The Tone FA-9 (Cuby)を購入。小さくてなくなっちゃいそう。トランス式では無いので場所によってはノイズが乗ってくる可能性があるが、その時はエネループだね。
電源分岐ケーブルは3分岐で良いのだが、3Wayというのはなかなかないので、Free The Toneの4分岐ケーブルを購入。4 Way DC Power Splitter Cable(CP-ML4)というのだが、これが良く考えられている。ケーブル自体はFree The Toneの製品なので太め。ケーブルは根本から分岐されている。余ることを想定して、各プラグの先にしっかりとしたビニールのキャップがついている。ちなみに、リチャードのメインボードのDCケーブルは2015年1月に全部Free The Tone製に交換済だ。
ベースボードはメインボードを作った時の余りがあって、ちょうど良い大きさだったので切らずにそのまま使用。105mm×165mm、厚み3㎜のアクリルボードの裏に厚み3㎜の固いスポンジ(滑り止め)を貼って使っている。
エフェクター固定は3Mの強力マジックテープ。Mooer Pure Boostは底に貼ってあるゴムみたいのがマジックテープが着き難いので、それを剥がしてある。
パッチケーブルは安定のソルダーレス、Geroge L'sのライトアングルプラグ。
ペダルの並びはジャックの位置の組み合わせで一番コンパクトになる事を優先。
今回はミニペダルという事もあり、グラグラしやすいので、プラグ保護と汚れ防止を兼ねて、ペダルの間を手持ちで余っていたスポンジを切って詰めてみた。
シルバーウィークの過ごし方
9/19(土)~9/23(水)のシルバーウィーク、土曜日から休める仕事の方々は5連休だ。リチャードは、この間に機材のメンテナンスをする予定。
1.MUGEN Blastersで使う機材のメンテナンス
ギターのメンテナンス(クリーニング、ネジの増し締め、ネック調整)
エフェクターのメンテナンス(クリーニング、ジャック磨き、ジャック・スイッチの増し締め)
パッチケーブルのメンテナンス(チェック、プラグ磨き、必要に応じて作り直し)
エフェクターボードのメンテナンス(クリーニング、補強)
ワイヤレス送信機のクリップ修理
トーキングモジュレーターのちょっとした改造
機材を入れるキャリーバックを修理
バンドフラッグのメンテナンス(クリーニング、バンドフラッグを入れる筒を作成)
2.サブ機材
普段あまり弾かないギターのチェック
普段使わないエフェクターのメンテナンス(動作チェック、修理、写真撮影)
機材のメンテナンスだけでも結構な作業があるな。
これ以外に、PC内のデータ整理とか、お部屋のお片付けとか、MUGEN Blastersのライブ映像の整理とか、お部屋のお片付けとか、CDの整理とか、お部屋の…。
うーーーーん。
普段あまり使わないギターを手に取った瞬間に、そのギターを弾き倒してしまい、時間が過ぎていく…という光景が予想される(汗)。