BL注意!! R18 指定

苦手な方は引き返してください。
かなり濃厚なBL展開のため💦


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無断転載及び無断コピーを禁止致します。


こんにちは、じゅらいです( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾⁾
これから話す内容は……
実在するパワーストーンから実際にわたしが読み込んだお話です。
しかも、現実世界でしっかりとその効力が現れた神話的な物語。
これはきっと、書いておかなければならない気がして、記述させて頂きます。
夢なのか現実なのか、その判断は皆様にゆだねます。
(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾

꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳



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ドサッ!!

次に彼が気がついた場所は……
雷雲と暴風の溜まり場だったのです。

超マッチョなアニキがギロギロと眼を光らせて、クラールの顔を見つめながら、ニタリと笑いました。

雷雲たち
『へぇ〜。コイツが俺らのなぐさみものか。
いいのか?好きに犯してさぁ』

暴風たち
『(ビュルルッと黒いモヤみたいなものが、クラールの腕と足にまとわりつく)』

クラール
『んっ!!み、身動きが……取れないッ!!』

『ああ。構わない。好きにしろ』

クラールは自分の父親の声ではない事に驚き、声のした方を振り返りました。

クラール『Σなっ!?』

クラールは驚きで声が出ませんでした。
何故なら……そこには……
そこには、クラールをなぐさめて優しく微笑みを浮かべてくれた、アースの姿があったのですから。

アース
『この者を、お前たちのなぐさみものとして献上する。
(美しい顔を醜く歪ませながら)
このモルダバイトの王をな』

雷雲&暴風
『ウオオオオッ!!(大歓声)』

その瞬間、クラールの中で何かがバラバラと崩れ落ちる音が聞こえた気がしたのでした…。

暴風たち
『(ビュルルッとクラールに襲いかかる)』

クラール
『ふざけンじゃねェ!』

クラールは、暴風の呪縛から引き離れようともがきますが、なかなか思うように動けません。
それでも離れようと足を動かそうとしましたが、絡みとられて尻餅をついてしまいました。

そこへマッチョなアニキの太い腕がクラールの腕を縛り上げて、完全に抵抗を出来なくさせると、他のアニキ達が、ズラっと十人ほど後に並んでおり、次々にクラールを蹂躙していきました。

クラール
『はぁっ、ああンッ/// ンッ、ンンンッ!!』

クラールは弄ばれながらも、懸命に戦っていました。
自分ではどうすることも出来ない、この地獄のような状態から逃れる事が出来なくなった彼でしたが、それでも、心の中で強い意志を持って戦っていたのです。

クラール(心の中)
『喘ぎ声なんて出してやるかっ!!
な、泣いてたまるか!!
俺なんかより、ずっと…!ずっとずっと
あいつら人間は怖くて悲しくて!つらくて…!
しかも!命まで奪われるかも知れないんだ!!
それぞれに、たった一つしかない、大切な命を!!
この俺が、こんな事で負けたらどうなる!?
……俺は!!俺はあいつら人間を救うモルダバイトだ!!
モルダバイトの中の王なんだ!!
俺が負けてどうする!!
他の誰が、人間たちの命を守れると言うんだ!!』

雷雲A
『ハッ!ハッ!ハッ!!
クゥーッ!!
コイツの中、最高に気持ちがいい!』

雷雲Aは、無理やりクラールの足を広げて、力任せに自身を捻じ込み、何度も自分の欲望をクラールの体内に放ちました。

雷雲B
『アニキ!俺も!』

雷雲C
『バカ野郎!俺が先だ!!』

クラールは異常な程の性欲を持った雷雲達に、強姦され、意識を失いかけました。
それでも、歯を食い縛り、自分自身の存在を見失わないように心の中で闘っていました。

自分の意思も、身も心も……。
グチャグチャに、めちゃくちゃに犯されて汚される感覚に、何度も何度も絶望しかけましたが、彼は希望を、そして…誇りを捨てようとはせずに、負けそうになる自分自身の心と闘っていました。

クラール(心の中)
『こんな奴らに負けてたまるかよォオオッ!!
じゃなければ、俺以外に……ッ!!
誰が人間を救えるってンダァアアッ!!』

ドクンッ!!ドククッ!!
クラールの中に大量の欲望が放出され、雷雲と暴風は満足して、かき消えました。

クラールの瞳は焦点がさだまらず、自分を保つ事で精一杯でした。

アースは、倒れそうになっているクラールの腕を引き、強引にそのまま彼を抱き寄せて、その柔らかな唇を奪いました。
クラールは、そのキスによって目を覚ましました。

クラール
『……あ……アース……』

クラールの瞳が再び閉じようとした時、アースはクラールの髪を引っ張り、無理やり上を向かせました。

クラール
『アガァアアッ!(髪を引っ張られて呻き)』


アースはクラールの耳元でささやきました。

アース
『これはまだ序の口だ。アレを見てみよ』

アースが指す方向を見ると、そこには野犬の群れがありました。
いつの間にか野犬達が、ぐるりとこちらをヨダレをたらしながら見ています。
アースはクラールの唇を貪るように奪うと、クラールの腕を掴み、野犬達の群れの中心へとクラールを投げ込みました。

ガルルルゥ!! グルルルゥウウウ!!
言葉など全く通じそうにない、ドーベルマンにもよく似た野犬の群れの中。
その中に放り出されたクラールは、一瞬、目まいを起こしかけました。

アース
『豪雨達は血に飢えている!!
それは、性欲に変換することは叶わぬ!!
言語により、説得する事も出来ぬ!!
お前の頭を、骨を、肉を、血を、貪り食らいたがっているのだ!!
それを、慰められるものなら、慰めてみよ!!』

猛犬達はクラールに牙を見せながら、低い唸り声をあげてコチラを睨みつけています。

アース
『それが出来ないのであれば……
人間を助けようなど、愚かな行為であると思い知れ!!』

ガルルルルゥウウッ!!

猛犬の姿をした豪雨の一匹が、クラールに襲いかかりました。

クラール
『欲望の…ッ!!(クラールが腕からパネルを取り出そうとした瞬間)
ぎゃあああああっ!!(その腕を噛まれて叫び声をあげる)』

ーー結界の外部ーー

外部から、その状況を見ていたアレースは…。

アレース
『いかん!このままでは息子が死んでしまう!!』

アレースは全身から血の気が引きました。
自分がひどい事をしておきながら……!
と思う方も多いでしょうが……
アレースはこれまで一度も、息子の命まで奪うような言動は行っていないのです。
あんな事をした、と言っても、アレースは誰よりもクラールを大切に思っていたのです。

ロック
『おやっさん、ここは俺に任せな!!』

ロックは拳銃を豪雨達に向かって撃ち放ちました。
シュカッ!!シュカッ!!シュカッ!!

信じられない事に、ロックが放った銃の弾が、闇の中へとかき消えていきました。

ロック
『なっ!!なんてこった!!
なんで、当たらねェンだ!?(驚きを隠せず、目をパチパチさせながら)』

※ロックの拳銃は命中率100%

ムーン
『結界です。
あそこには結界が張られて、外部の力で攻撃する事が出来ないようになっているみたいなんです!』

アレース
『息子を助けてくれ!!
頼む!!私の可愛い息子を助けてくれ!!
あのまままでは死んでしまう!!(悲痛な叫び声をあげながら)』

ケイ
『お兄ちゃん、死なないでー!!(涙をポロポロと流しながら叫ぶ)』

ニケ(美しい長女のお姉さん)
『クラール!!あんた、男でしょ!!
それくらいで死んだら、はっ倒すよ!!(怒鳴り散らしながら)
頑張れ!!負けンじゃないわよ!!
クラール!!生きて帰っておいで!!(涙を滲ませながらチカラの限りに叫び)』

ーー結界の内部ではーー

クラール
『ん……ッ!!(ポタッ。ポタタッと鮮明に赤い血が地面に滴り落ちる)
……やばい。……このままじゃ…』

豪雨達は、今にも噛みつかんばかりにギロギロ目を光らせながら、クラールの様子を伺っています。

アース
『やめるのならば、今のうちだぞ?
お前とて、その命が惜しかろう?(ニヤリと顔を歪ませながら嘲笑う)
所詮、お前など、ただのガラスだ。
人間たちの道具にしか過ぎぬ。
……人間はお前に対して、感謝など微塵もしないだろうよ。
そんなものを助けて、お前の特にはならないだろうに』

クラール
『……俺は……感謝なんて…されなくていい…(服の一部を破り取り、自分のケガした腕に包帯の代わりに巻き付けながら)』

アース
『なに……?(信じられないといった顔でクラールを見つめる)』

クラール
『ただのガラスだから、道具にされたとしても、誰が怒るものか。
……そうさ、根っから…俺は…道具にしか過ぎないのだからさァ(クククッと喉元で笑いながら)』

アース
『バカな!!お前は悲しくないのか!?
こんなにも頑張っているのに、誰にも感謝をされず!!
しかも、自分の身が粉々に砕かれたとしても、それを嘆く人間など微塵もいないのだぞ!?
お前が日本を救ったとしても、表彰もされず、感謝もされず!!
ヒーローにも英雄にも神にもなれず!!
人間は、お前が助けた事など微塵も知らぬまま、平凡な日々を、また送るだけの愚かな生き物なのだぞ!!
お前が……ここで朽ち果てるくらいつらい思いをしようが、誰一人として気づいてはくれないのだぞ!!
……そ、そんなものを救って、一体、何の価値があると言うのだ!!』

クラール
『は……ハハッ(から笑いをしながら)
……悪いが…俺は…全部知っているよ。
だが……知ってて…。
それでも…なお、助けたいと…そう思ってンだよ…(赤く滲んできた腕を反対の手で押さえて、痛みに耐えながら自笑するように笑う)』

アース
『何故だ……!!
何故、そんなことを?!』

クラール
『悪いがな……。俺が本気で助けたいと願うのは、人間じゃねェ(ニヤリと笑いながら)』

アース
『なにっ!?(驚き)
それでは、一体、何のために……?』

クラール
『『天然石の仲間』のためさ。
『ご主人が怖がってる!慰めたい』
『お願い、ご主人を殺さないで!』
そんな悲痛な叫びが……俺の耳に入ったんだ。
あいつら……全国各地の人間たちの道具にしか過ぎないアイツらは、ご主人ありきの天然石なんだよ!!
……俺は、そういう奴らの悲しみを拭い去りたい。
フフッ。なんせ、俺は……!!
全ての天然石の心の傷を癒す、唯一無二の存在。
モルダバイトの王なのだから!!(ギリッとアースを睨みつけながら)』

アース
『ほお、なるほど。フフッ。アハハハッ!
それは面白い。お手並みを拝見するとしようか。
さて、お前たち。このものを食すがよい』

アースがさっと手をあげて合図をすると、猛犬のような豪雨が一頭、クラールに牙を向けて飛び掛かったのです。

ガルルルッ!!

ロック
『させるかよ!!』

それを見ていた結界の外部のロックは、手綱をクラールに投げ放つと、クラールをそこから引き上げました。

次の瞬間!

クラールの頭が豪雨に噛み砕かれそうになった時、ロックの腕に引かれてクラールは、結界の外へ転がり出ていたのです。

ーー結果の外ーー

クラール
『うがぁああっ!!(痛みで腕を抑えながら)』

ケイ
『兄ちゃん!!(駆け寄って、血を見て青ざめ)』

ケイ
『誰かぁああっ!!
お願いだから、兄ちゃんを助けてぇえ!!
このままじゃ、死んじゃうよぉおおおっ!!(涙をポロポロ流しながら叫ぶ)』

天然石という存在は血など流しません。
それなのに、ビジョンにこのように血が出てきてしまうと言うことは、精神が崩壊寸前という事を表していました。
『天然石の死』というのは……。
石自体が粉々に砕かれてしまうことも差しますが…。
その魂が消えてしまうこと。
魂が傷ついて修復不可能な状態も意味します。

フェナカイト(長い銀髪の美女)
『よく、頑張りましたね』

フェナカイトが、クラールの傷ついた腕に手をかざすと、クラールの傷は、みるみる治っていきました。

ロック『大丈夫か?』

クラール『ロックさん…』

ロック
『なあ、もうやめちまいな?
……お前さんにゃ、死んで欲しくねェンだよ。
ほら、今やめれば、お前さんは、これ以上傷つかなくて済むからよ(苦笑いを浮かべながら)』

ロック
『それに、もう……。
台風は治って、温帯低気圧になっている。
……マジで、これ以上のことはする必要ねぇって』

ニケ
『私もロックさんの意見に賛成だよ。
大事な弟が、これ以上、得体の知れないものに傷つけられてたまるものか!(フンッと吐き捨てるように)』

ケイ
『ぼくも、ロックさんとニケ姉ちゃんと同意見。
もう兄ちゃん、やめなよ? ねっ?
(ぎゅっとクラールに抱きついて、泣きながら叫ぶ)
大切な家族を失いたくないよぉおお!!』

アレース
『息子よ。もうよい。これ以上はやめろ』

クラール
『父さん…まで…』

クラールは家族が心の底から心配してくれるのを感じて、とても嬉しく思いました。
……そして、逆に、決意を固めたのです。
こんなにも守りたい家族があるのならば、ご主人を護りたいと泣き叫ぶ天然石を、自分が護ってあげたい、と。
……それが出来るのは、クラールだけなのですから。

クラール
『俺は、それでも行くよ。
……行かなくちゃ。
なあ、聞いてくれよ。
モルダバイト会議でアイツらと知り合って、本当に、アハハハッ。俺は楽しかった!!
あの中には、俺が好きになったひと(過去系)も、ケイが好きなひともいただろう?
……そういう奴らを俺は…護りたいから(にっこり優しく微笑みながら)』

ケイ
『兄ちゃん!!モル子ちゃんのために!?』

アレース
『ダメだ!!これ以上のことはさせぬ!!
いいか? お前は私にとっても、かけがえのない息子なのだぞ?!
存在を消されてたまるものか!!(いきり立ちながら)』

ロック
『それでこそ、おやっさんだ(クスクス笑いながら)』

クラール
『じゃあ……どうすれば…。
それでも、このままじゃ死人が出てしまうのだろう?(不安そうに皆の顔を見渡しながら)』

ムーン『ペタライト!!』

クラール『えっ?!』

ムーン
『ペタライトでカルマから自分を切り離すのです。アイツらとの繋がりを断つために…』

クラール
『繋がりを……断つ?(首を傾げ)

ムーン
『ええ。繋がらなければ、傷つけられずにすみますから(まん丸お月さんがにっこり笑いました/何故だか、ムーンだけはそのまま月の姿の映像しか見えません笑)』

ロック
『行くのか?(心配そうにクラールを見て)』

クラール
『うん。行くしか、ねぇだろ?(苦笑い)』

ロックは自分のポケットから、白く濁った水晶のようなペンダントを取り出して、クラールに手渡しました。

ロック
『これが、ペタライトだ。持っていきな』

クラール
『どうして、これを?』

ロック
『俺は保安官だぜ?
天然石を守るための道具だって用意できるのは当然だろう?(ニカッと笑いながら)』

クラール『ありがとう!ロックさん!』

ロック
『頼むから……死ぬなよ?
無理そうなら、ちゃんと帰って来いよ?
……いや、無理そうなら、俺が捕獲して、お前の身の安全を護ってやるけどな』

アレース
『クラール!我が息子よ!(ぎゅっと抱きしめ)
つらい思いをしたであろうに…よしよし(クラールの頭を撫で撫でしながら)』

クラール
『父さん!(ぎゅっと父親に抱きついて涙ぐみながら)
(ゴシゴシと涙をこすり、皆に笑顔を向けました)
俺、絶対に帰ってくるから!!待ってて!』

ケイ『お兄ちゃん、がんばれー!!』

ニケ『帰って来ないと、お尻を叩くからね!』
↑物理的に不可能なことを言う、お姉さん。笑

ロック『頑張れよ』

ムーン
『希望と未来を!あなたに!!(キラキラとしたパワーをクラールに送る)』

こうしてクラールは……
再び、あの地獄の世界へ戻って行ったのです。



次回へ続く!

∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵

今回、かなり濃い内容でしたねぇ!びっくりアセアセ

夢の中で体験したものや感じたものを書いて、そして、少し付け加えてはおりますが、ストーリーの内容そのものは、ほとんどいじっていません。

……うちのクラールが、こんなにも酷い仕打ちに耐えたのだと思うと、涙が出てきてしまいました。
。゚(゚ノД`゚)゚。びぃいいっ!泣