昨日は吹雪!?の中、損害保険代理店様を訪問する。ご相談の内容は、代理店業務のBCP対策である。
顧客は首都直下型地震などの災害に備え、自社の事務所が被害を受けた場合でま業務継続を強化したいとのこと。
ITシステムの災害対策だけでは無く、代理店業務の継続に関する相談である。
「損害保険の加入者は全国に居る、東京が広域災害で機能を低下した場合でも、その他の地域のお客様に対しては新規加入の申込受付、加入者に対する住所や連絡先などの変更受付や加入者証の印刷と発送などの代理店業務を継続し続ける必要がある」と役員の方が語られていた。
決して大きな会社ではないが、損害保険という業務に携わっているからか、真剣にBCP対策の強化に取り組もうとしているのが感じられた。
業務フロー、システム環境や業務対応に必要なスキルや資格などを聞きとりしたところ、真っ先に挙がった課題は、損害保険の新規加入者の申込受付対応するためには有資格者が必要であり、その資格者は金融庁に対し予め登録している必要という点である。
また、対象となる保険が学生を対象とした保険であるため、繁忙期も3月に集中しているため、日常的に業務を二箇所で分散するほどの業務量は無いとのことだ。つまり災害が発生した時にだけ業務を代行して欲しいとのことである。
いつ起きるか分からない災害のために有資格者を抱えることは費用対効果を考えても現実的では無いので、有事の際には現在の有資格者をBCPサイトに駆け付けさせることで承諾して貰う。
当社の役割は、資格を必要としない保険加入者の住所変更などの受付業務と加入者証の出力と発送の代行と限定した。
また、BCPサイトに有資格が駆け付けるまでの間、新規加入の希望者に対する氏名、連絡先を確認する一次受付を行う予定である。
併せて、顧客管理システムのDR対策も支援するのだが、データベースのデータ容量も小さく、毎日の業務終了後にシステムの停止時間があることから、顧客と当社での間をクラウド上で安全にデータベースファイルの複製ファイルを受け渡し可能なファイル共有の仕組みも提供する。
ファイル共有の仕組みは、国内4箇所のデータセンターにファイル分割保存が可能な「DCC クラウドキャビネット」を提案する予定で、5GBで月額5,000円と安価である。
クラウドキャビネットは4箇所のデータセンターのうち、1箇所のデータセンターが被災しても残るデータセンター内に保存されたファイルから、元データに復元できる。
また、各センターに分割されたファイルは無意味化されので、インターネット上でファイルを送付しても安全でVPNや専用線などを必要とせず、費用対効果も高い。
真剣にBCP対策に取り組むお客様に喜んで貰えるような提案に仕上げていきたい!