仮装テープデバイスの設置型バックアップサービス(VDP) ※2014年2月14日加筆 | IT-BCP対策!災害対策をもっと手軽に、簡単に。

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某データセンターに勤める営業マンです。
日頃、寄せられるBCP/DR対策案件の事例や、課題解決に役立ちそうなソリューションなどをご紹介します。

バリオデータプロテクト(VDP)】


今回は1stホールディングスグループのバリオセキュア社が新たに始めたデータバックアップサービスを紹介します。

VDPのサービス概要は次の通り。
・バックアップの対象サーバの設置場所に仮装テープデバイスを設置

・顧客が使用しているバックアップソフトから仮装テープデバイス上にバックアップデータを保存(一次バックアップ)

・仮装テープデバイスから、東西2箇所のクラウド上にバックアップデータを別地保管(二次バックアップ、1回/日)

・ハードウェアの障害やオペレーションミスによるデータ損失時には、仮装テープデバイス上に保管したバックアップデータからデータをリストア

・災害時には代替サーバ、バックアップサーバ、仮装テープデバイスを用意し、クラウド上に保管したバックアップデータから仮装テープデバイス上にデータを複製。その後、仮装テープデバイス上に復元したバックアップデータを用いてデータリストア

・運用監視の内容は、疎通確認、クラウド上の容量チェックとデータアップロードの有無(7日連続でアップロードが無ければ8日目に通知)
※コントロールパネルからユーザー自身でもバックアップジョブの完了をチェックできるとのこと

・障害対応は仮装テープデバイスの障害や故障時のオンサイト復旧が含まれる

・注意事項としては機器交換後のバックアップソフトの変更等が必要な場合、顧客による対応が必要である

■メニュー
・VDP 100:容量100GB
・VDP 250:容量250GB

■対応ソフト
・Acronis Backup and Recover 10以上
・CA ARCserve r16.x以上
   -ARCserve D2D
   -ARCserve Backupは確認中
・StorageCraft ShadowProtect Server 4以上
・Symantec Backup Exec 2010(13.0)以上


■考察
VDPはインターネットを経由したデータバックサービスである。新たな回線を用意する必要が無く、バックアップデータの容量、顧客のセキュリティポリシーにマッチすれば手軽で安価に始められる災害対策である。

導入時のチェックポイントとしては、容量が比較的に小さいため、保存容量が超過した場合の容量増設は可能であるか。
※大容量も準備中の模様

また、ハードウェア保守の免責事項で天災等による機器の損傷は対象外のケースが多いため、仮装テープデバイスが被災した場合の保守対応または代替機の調達方法について予め確認することを勧める。
※天災によってVDPが損傷した場合、代替のVDPを交換してくれるそうです

※2014年2月14日に加筆