アメリカのメタル・バンド、RIOTが6年ぶりとなるアルバム『Mean Streets』をリリースしました。
このアルバム、当初は2月発売の予定だったんですが、4月に延期になってしまって、さらに5月に延期となってしまったんですよ。
早く聴きたくて楽しみにしてた僕としては、少し残念でしたが5月になり、ようやく手にすることができて、
またようやく聴くことができて、とても嬉しいです。
01 Hail To The Warriors
02 Feel The Fire
03 Love Beyond The Grave
04 High Noon
05 Before This Time
06 Higher
07 Mean Streets
08 Open Road
09 Mortal Eyes
10 Lost Dreams
11 Lean Into It
12 No More
トッド・マイケル・ホールの突き抜けるようなハイトーンが、聴いていて気持ち良いです。
メタル系のヴォーカルって、ハイトーンの人が多いけど、トッドもその1人かもしれないね。
マイクとニックのツイン・ギターもお互いがお互いの立場を、心得てるというか、見事なコンビネーションだと思います。
ツイン・ギターだから、片方がリズムを刻むようにリフの応酬を繰り返していれば、もう片方がテクニカルなソロを弾くってこともできるしね。
そう、表現の幅が広がるんだよ。
バンドは4人組が一番かっこいいって言ってる人もいれば、いやツイン・ギターの方がいいって言う人もいますよね。
僕は、特にどっちがいいというのはないですね。
ギターが1人だと、レコーディングで重ね録りしたところはライブで、どう表現すればいいの?ってこともあるから、そう考えるとツイン・ギターは、
ユニゾンのようにハモることもできるし、やっぱりギターは複数いた方が利点が大きいのかな?
今はロックやメタルのバンドでは、ギターが2人いるってバンド多いですよね。
RIOTのこのアルバムは、今まで積み上げてきた良さを、そのまま継承していて、かといって相変わらずだなって飽きることもないし、
新しい要素も加えつつ、粒揃いの楽曲が揃っています。
バンドの創設者、マーク・リアリが亡くなって約12年。
RIOTはまだまだ健在ですよ、そう胸を張れる渾身のアルバムだと思います。