今月も買いました、ヤングギター!
表紙を飾ったのは、GUNS N’ ROSESのギタリスト、スラッシュ。
5月にブルース・カバーのソロ・アルバムをリリースするということで、制作過程のことやブルースに対するご自身の捉え方を、インタビューで語ってくれてます。
また、スラッシュといえば自身のソロ・バンド、スラッシュ feat. マイルス・ケネディ&ザ・コンスピレイターズでの来日公演が3月に行われましたよね。
僕も参戦する気満々で、チケット取ろうとしたんですが、残念なことに落選してしまったので悔しかったです。
その来日公演で使用されたギターたちも載せてあったので、思わずガン見してしまいました(笑)
トレードマークのレスポールをはじめ、フライングVやエクスプローラーも使用していたのは知りませんでした。
先ほど触れた、ブルース・カバーによる最新ソロ作ですが、ゲスト陣が豪華なんですよ。
中でも「Killing Floor」という曲は、AC/DCのブライアン・ジョンソンが歌って、エアロスミスのスティーヴン・タイラーがハーモニカを吹くという、贅沢すぎる人選!
カバーしたブルースも、60年代あたりの曲を選曲していて、原曲を知らないと・・と思うかもしれないけど、逆に新鮮に聴けるかもしれないですね。
スラッシュがブルースに特化した新作をリリースするということで、ブルースというジャンルを検証する特集も組まれてました。
ブルースの歴史は古く、50年代とかその時期に活躍した偉大なブルース・ギタリストが取り上げられていて、読んでいてすごく勉強になりました。
現在のハード・ロックなども、元を辿っていけば、全てはブルースに辿り着くんですよね。
だからブルースがなければ、ロックなどのジャンルも生まれなかったということです。
何年か前「BECK」という映画で、アメリカの大物プロデューサーがボディーガードに「ブルースもいいもんですね」と言われ
「所詮は金にならない音楽だ」と答えていたシーンを思い出して、ブルースってそんなものなのかと思っていたんですけど、
今月号のブルース特集を読んで、音楽史を語る上で欠かすことのできないジャンルなんだと感じました。
新譜情報には5月にリリースされるRIOTのアルバムのレビューが載っていました。
すごく楽しみにしているアルバムなので、とても参考になりました。
今年は去年に比べ、リリースラッシュというわけではないけど、気に入ったアルバムはあるので、これからどんなバンドの新作がリリースされるのか、楽しみに待ってます。