ヨルダン 1ー3 カタール
土曜夜に行われたアジアカップ・決勝。
決勝まで駒を進めたのはヨルダンとカタールの中東2カ国。
ヨルダンは初優勝をかけて、カタールは2連覇をかけて戦いました。
勢いで言うとヨルダンだし、開催国のアドバンテージで言うとカタールだし、どっちに転ぶか分からない戦前の予想でした。
前半、先手を取ったのはカタール!
アフィフがエリア内で足を引っ掛けられPKを獲得!
これを自ら決めてカタールが先制しました!
カタールは、巧みなパス回しや時折見せる鋭いカウンターで、ヨルダンを苦しめましたね。
リードされたヨルダンは、点を取るため前へ出るしかないので、そうなるとカタールのカウンターがより活きるんですよね。
前半はカタールが1点リードして折り返し。
すると後半は、どっちかというとヨルダンの時間が多かったように思います。
サイドから鋭いクロスをゴール前に上げて、シュートまで持っていったり、それが上手くいかないと見るやセットプレーから好機を見出すなど、
カタールゴールに猛然と迫っていましたね。
そして、クロスをゴール前でトラップし思いっきり左足を振り抜いて、やっとカタールゴールを破ることに成功!
試合を振り出しに戻しました!
ヨルダンも意地を見せましたね。
しかし、その後、再びエリア内でファールをしてしまったヨルダンがカタールにまたしてもPKを献上。
アフィフが再び決めて、カタールが再びリードを奪いました!
残り時間が少なくなり、どうしても追いつきたいヨルダンでしたが、後半アディショナルタイム、カタールに再びPKが!
これも決めて3得点全てがPKという珍しい展開に。
ヨルダンの健闘も実らず、試合は終了しカタールが連覇達成!
再びアジア王者に輝きました!
アフィフはPKのみでのハットトリックって、なかなかこういうのは見ないですよ。
ヨルダンはPKを与えてなければ・・という悔しさがあるでしょうが、見方を変えれば自滅とも取れると思います。
カタールの強かさが出た感じですね。
ヨルダンが初の決勝進出を果たしたように、今大会は優勝候補が次々と姿を消した、ある意味、波乱の多い大会だったと思います。
日本代表もベスト8で敗退してしまいましたしね。
決勝戦を見ながら、本音を言えば日本がここにいて欲しかったというのが正直な気持ちです。
今大会で味わった悔しさを、次大会で晴らして欲しいですね。