スラッシュ・メタル・バンド、METALLICAが約6年半ぶりとなる新作アルバム『72 Seasons』をリリースしました。
僕がMETALLICAを初めて聴いたのは、ブラックアルバムだけど、当時はほとんど予備知識もなかったので、聴いた瞬間「なんだ、このヘヴィな音は!」と、拒絶してしまいました。
でも、メタラーになってから改めて彼らのアルバムを揃えて、聴いてみると強烈なサウンドに圧倒されてしまい、たちまち虜となりました。
01 72 Seasons
02 Shadows Follow
03 Screaming Suicide
04 Sleepwalk My Life Away
05 You Must Burn!
06 Lux AEterna
07 Crown of Barbed Wire
08 Chasing Light
09 If Darkness Had a Son
10 Too Far Gone?
11 Room of Mirrors
12 Inamorata
ジェームズ・ヘットフィールドの刻むリフは、いつ聴いても強烈で圧倒されてしまいます。
コンプレッサーを思いっきりかけてるのか、全体的に音の圧がすごいですね。
スラッシュ・メタルのナンバーもあれば、ブラック・アルバム辺りから表現されるようになったミディアム・テンポのズッシリと重い曲もありました。
どの曲を聴いても、どれもメタリカにしか表現できない、唯一無二のサウンドに仕上がってると思います。
もうメタリカは、ヘヴィ・メタルじゃなく『メタリカ』という独自のジャンルに括られるような、そんな領域まで到達してますよ。
きっと、メタリカに憧れて彼らのような曲を作ったとしても、同じようには表現できないでしょう、きっと。
ダークだけど、その先の光を感じさせてくれる今作は、もう早々と今年のNo.1アルバムになっちゃうかな?
それくらい出来が良いです。
本当に素晴らしいヘヴィ・メタル・アルバムを生み出してくれました。