社会的手抜き⑴ | 脳丸洗いゼーションBlog

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障がいのある方の生活について、ノーマライゼーションについて、
障がい者雇用や就労支援についてなどなど。
私がこれまでに経験してきたことや、出会いの中で学んだ事、
感じた事などをつらつらと書いて見ます。

人は、一つの仕事に集団でとりくむと、

「こんなにたくさんの人が居るだから、

自分一人が少しくらい手を抜いても何も変わらないよ」

との心理が働き、

一人当たりの労働生産性が減少することが科学的に証明されています。

これを「リンゲルマン効果」と言います。

わかりやすく「社会的手抜き」とも言います。

人は自分が歯車の一つになっていると感じた途端、

本来持っている能力が発揮できなくなってしまうのです。

ある実験の結果では、

一人の時に発揮する力を100%とすると、

二人の時には93%、三人だと85%、

さらに八人だと49%と、ほぼ半分の力しか発揮しなくなったそうです。


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