松山空港より車で約1時間半北上して今治城へ。
松山は以前も訪れたことがあるのですが、年末だったため今治城は閉館。
リベンジです。
映像でみると海にぽっかり浮かんでいるように見えたのですが、海と見えたのは内堀でした。現在、海とつながっているのはほんの一部のみ。けれど、つながってはいるので、海水魚、ボラやチヌ(黒鯛)が泳いでいるそうです。
黒鯛というと、高松城を思いだします。
餌やり楽しかったな。
築城の名手、藤堂高虎の築城。
砂丘に築城するのはたいそう難しかったそう。
石垣はほぼ当時のまま。
石垣の一部に大理石が使用されているのが珍しい。
ところどころに白く際立っています。
天守閣からの眺め。
当時は海に面していて、港も備えた海城だったのでしょう。
遠くに見えるのはしまなみ海道かな?
訪問時は天気がよく遠くまで見渡せました。
敷地内には吹揚神社があります。
こちらは明治の廃藩置県の際、城下にあった4社が合祀され建立されたそうです。
今治城は再現天守のため、中は資料館となっていてよくあるように兜等展示がされているのですが、自然資料館も併設されており
今治の動植物展示が充実していました。
たぬきとかウミガメとか割と大きな動物のはく製もあってお城とは関係ないけれど面白かったです。
義姉に姫路城が良かったという話をしていたら、「あそこは中がそのまんまだから、中に展示物とかなかけん、あんまし見るとこがなかよね」(長崎の人です)と言われてしまいました。
資料があるのはそれなりに面白いとは思うけれど、私は当時のままの姿を残している木材などを観るのが興味深いので現存天守が好きなんですよね。
人の感じ方はそれぞれだなぁ。