「今、ここ」を感じながら1日過ごしてきました。
今日も清々しい1日となった福岡です。
先日の地震をきっかけに、改めて日本列島が置かれている状況を調べてみよう思いました。
考えてみれば、高校の社会では日本史を選択したため、中学校以来の学習です。
まず、日本列島周辺の海溝と火山帯分付図です。
![$なかむっちのブログ-海溝火山帯地図](https://stat.ameba.jp/user_images/20111008/00/much-tomoko/58/39/g/t02200212_0640061811532432448.gif?caw=800)
日本にある火山帯は、環太平洋火山帯の一部で、日本火山帯と呼ばれています。
日本火山帯は、大きく分けて東日本火山帯と西日本火山帯があります。
東日本火山帯は、北海道を東西に走り、東北地方の西から中部地方の北部をとおり伊豆諸島、マリアナ諸島へと南下しています。
西日本火山帯は、山陰地方から九州を横断し、南西諸島にいたります。
現在では、千島、那須、鳥海、富士、乗鞍(御嶽)、大山(白山)、霧島(琉球)の7火山にまとめるのが普通です。(www.tamatele.ne.jp/~t_besucher/kazantai.pdf類似ページより抜粋)
![$なかむっちのブログ-火山帯1](https://stat.ameba.jp/user_images/20111008/00/much-tomoko/08/60/g/t02200220_0300030011532463295.gif?caw=800)
日本列島は、上記のように火山帯が海溝にほぼ並行して分布しています。しかも北からは北アメリカプレート、東からは太平洋プレートが押し寄せて、千島・日本両海溝に沈み込んでいます。
また、南はフィリピン海プレートが北進して、南海トラフや南西諸島海溝で沈み込んでいます。
そして、この二つのプレートが衝突する、伊豆・小笠原諸島海溝では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込んでいます。
次は、中央構造線についてです。
![$なかむっちのブログ-中央構造線](https://stat.ameba.jp/user_images/20111008/00/much-tomoko/7b/23/g/t02200165_0486036511532482288.gif?caw=800)
7000万年ほど前に、すでにアジア大陸の東の端にできていた日本列島の大陸側半分に、南からやって来きた太平洋側の半分がくっ付いて、日本列島が完成した。その接合面が中央構造線である。
1450万年ほど前に日本海ができて、日本列島は大陸から離れた。そのとき糸魚川・静岡構造線の東側が陥没した。ここをフォッサマグナという。
中央構造線を境に、日本海側を内帯、太平洋側を外帯と呼ぶ。
関東と九州では中央構造線は地表面に現れていないので、その位置は明確ではない。
(http://www.nishida-s.com/main/categ3/mtl-nagano/index.htm より抜粋)
このように、日本列島は常にエネルギーが動く場所にあるという事を、実感しました。
火山帯があり、中央構造線をはじめとした活断層が数多く存在しています。
「地震大国 日本」 当然ですよね。
そして、そんな日本に原子力発電所が55基も存在していることに、改めて驚愕してしまいます。
私は、3.11がなければ、原子力発電所のこと・放射能のことを何も知らずに電気を消費していました。本当に、知らなかったのです。
そんな私と同じような人は、きっとたくさんいることだと思います。
今回の3.11をきっかけにして、私たちはこれから未来へと命をつなぐために、真剣に考え直さなければいけないし、早く行動に移さなければいけないのだと、強く思います。
とにかく、地球のエネルギーが動く限り、日本列島における地震は無くならないのです。
最後に、2011.01.01~09.01まで、世界で起こった地震を時系列に発生地点・規模を映像化したものを紹介したいと思います。
http://youtu.be/zNGqDRElI44