地震大国 日本 | なかむっちのブログ

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「今、ここ、感謝、感動、神秘、奇跡」の連続

今日も1日
「今、ここ」を感じながら1日過ごしてきました。

今日も清々しい1日となった福岡です。



先日の地震をきっかけに、改めて日本列島が置かれている状況を調べてみよう思いました。
考えてみれば、高校の社会では日本史を選択したため、中学校以来の学習です。


まず、日本列島周辺の海溝と火山帯分付図です。

$なかむっちのブログ-海溝火山帯地図
日本にある火山帯は、環太平洋火山帯の一部で、日本火山帯と呼ばれています。
日本火山帯は、大きく分けて東日本火山帯と西日本火山帯があります。
東日本火山帯は、北海道を東西に走り、東北地方の西から中部地方の北部をとおり伊豆諸島、マリアナ諸島へと南下しています。
西日本火山帯は、山陰地方から九州を横断し、南西諸島にいたります。
現在では、千島、那須、鳥海、富士、乗鞍(御嶽)、大山(白山)、霧島(琉球)の7火山にまとめるのが普通です。(www.tamatele.ne.jp/~t_besucher/kazantai.pdf類似ページより抜粋)

$なかむっちのブログ-火山帯1

日本列島は、上記のように火山帯が海溝にほぼ並行して分布しています。しかも北からは北アメリカプレート、東からは太平洋プレートが押し寄せて、千島・日本両海溝に沈み込んでいます。
また、南はフィリピン海プレートが北進して、南海トラフや南西諸島海溝で沈み込んでいます。
そして、この二つのプレートが衝突する、伊豆・小笠原諸島海溝では、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込んでいます。





次は、中央構造線についてです。

$なかむっちのブログ-中央構造線

7000万年ほど前に、すでにアジア大陸の東の端にできていた日本列島の大陸側半分に、南からやって来きた太平洋側の半分がくっ付いて、日本列島が完成した。その接合面が中央構造線である。

1450万年ほど前に日本海ができて、日本列島は大陸から離れた。そのとき糸魚川・静岡構造線の東側が陥没した。ここをフォッサマグナという。

中央構造線を境に、日本海側を内帯、太平洋側を外帯と呼ぶ。

関東と九州では中央構造線は地表面に現れていないので、その位置は明確ではない。
(http://www.nishida-s.com/main/categ3/mtl-nagano/index.htm より抜粋)



このように、日本列島は常にエネルギーが動く場所にあるという事を、実感しました。
火山帯があり、中央構造線をはじめとした活断層が数多く存在しています。

「地震大国 日本」 当然ですよね。

そして、そんな日本に原子力発電所が55基も存在していることに、改めて驚愕してしまいます。
私は、3.11がなければ、原子力発電所のこと・放射能のことを何も知らずに電気を消費していました。本当に、知らなかったのです。
そんな私と同じような人は、きっとたくさんいることだと思います。

今回の3.11をきっかけにして、私たちはこれから未来へと命をつなぐために、真剣に考え直さなければいけないし、早く行動に移さなければいけないのだと、強く思います。


とにかく、地球のエネルギーが動く限り、日本列島における地震は無くならないのです。




最後に、2011.01.01~09.01まで、世界で起こった地震を時系列に発生地点・規模を映像化したものを紹介したいと思います。



http://youtu.be/zNGqDRElI44